読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

末浦広海「不眠刑事と探偵の朝」~同僚の事件で組織に嫌気がさし刑事を辞めた無眠者の嶋野が探偵にスカウト?!~

2017-07-17 03:33:22 | 
末浦広海「不眠刑事と探偵の朝」読み終わりました。



末浦さんの作品を読んだのは初めてでした。




タイトルに惹かれて読んでみることに♪


コレ!シリーズものだから


ハマったら楽しいかも~♪って^^



読んでみたら



面白かった



探偵ものっていろいろあるけど



これは新しいんじゃない?





捜査一課の刑事だった嶋野




同僚が自殺!!



その裏にあった



組織の隠蔽に嫌気がさし・・



刑事を退職




薬の研究員の妻「聡美」の転勤で神戸へ



そして



仕事を紹介してもらうように先輩刑事の「梶本」に紹介された



仁科にあう。



しかし・・


思ったような仕事が無く



帰りかけたとき



たまたま仁科と一緒にいた



江藤という男に声をかけられる。




江藤は探偵だという。



そして



嶋野を「やってみないか」と誘う。



返事もはっきりしないうちに・・




江藤のペースに引き込まれ



「やってみて嫌だったらやめればいい」



と強引に事務所に連れて行かれる。





嫌々だった嶋野だったが・・




仕事は自分がやってきた刑事の仕事と似ていて



「張り込み」では



嶋野の特性を生かすことで



重宝がられる。



嶋野の特性・・



それは



無眠者




無眠者とは・・



病気で寝られないのでなく




遺伝的なもので



眠らなくてもいい体質




一週間で5~6時間寝れば大丈夫という



特殊な体質




これは刑事にも



探偵にも有利な体質だった




それを生かし



張り込みや尾行に励む嶋野



だったが・・



優しい性格が災いし。。



ターゲットに気づかれてしまうという失態



コンビを組んでいた「白崎」に



上手くフォローしてもらいその場を何とか切り抜ける嶋野




しかし・・



その失態で自信を無くしてしまう。。



そんな嶋野だったが・・



キャップの「江藤」



昔やんちゃしてた妻子持ちでバリバリ関西弁の「村野」



むっちゃキレイでむっちゃ強い「白崎」



経理をこなすダンディな老人「田畑」



事務所の仲間たちに助けてもらいながら



探偵の仕事をこなしていくうちに



探偵と言う仕事が好きになってくる。




そして・・



たった5日で



新キャップに任命される



謎の所長「大河原章子」



一目会っただけなのに



嶋野を新キャップと認める☆




江藤が辞める?!




ハチャメチャな展開



そして



嶋野の抱える心の闇



特異体質



そして



依頼の意外な成り行き




いろんな要素が盛りだくさんのこのシリーズ☆



続きを読むっきゃないよね




新キャップの嶋野の活躍が楽しみ




愛妻家嶋野が



特異体質を生かして時間をかけて作る



愛妻への心のこもった料理も読みどころだよ



フォンドボーから作ったフランス料理



食べてみたいなぁ~



















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