読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

鏑木蓮「真友」~親友だった2人が事件を境に被害者家族とか加害者家族に!そして・・真の友となる☆

2017-03-20 02:44:24 | 
鏑木蓮「真友」読み終わりました☆



真の友と書いて「しんゆう」



このタイトルに惹かれて読みました。




深い内容でしたよ




中学2年まで親友だった



隆史と伸人




この2人が




事件をきっかけに




被害者家族と被害者家族になる




そして



それから13年・・



2人は会わずに過ごす。






隆史の父は




伸人の父に



自分の携帯していた拳銃によって殺された




隆史の父と同じ交番勤務だった



木俣の証言



そして



事件後の目撃証言により



伸人の父が犯人だと断定され



捜査が行われる。




それから


13年



伸人の父は行方不明だった。





事件は一向に進展せず・・・



隆史の母は精神を患い・・



伸人の母もまた



自殺未遂をし



精神を患っていた。




しかし


隆史の妹の真緒は


伸人を慕い



伸人の父と伸人は別だという。




そして


いつも3人一緒だった麻衣もまた


伸人の父は犯人ではないと信じ


伸人の肩を持つ。



麻衣のことが好きだった隆史は



そのことににも



伸人への憎しみを募らせる材料となっていた。





隆史は



伸人の父を殺したいという気持ちが大きくなっていく。




そんな自分の気持ちを戒め


押さえる為にも


自分は警官になる!



そう意志を固くする。



そして



警官になり



刑事になった隆史




動かなかった事件が・・




刑事部長が撃たれ



その拳銃が



隆史の父の小野であることが判明☆



そこから事件が動き出す!!




刑事部長が撃たれた寺の防犯カメラに映った



伸人の父



そして



それに違和感を持つ



隆史




隆史の刑事の目



それが



伸人の父が犯人ではないことを



見抜いていく!




そして



隆史の父が殺されなければならなかった



その真相に!



真犯人に迫っていく!!





13年ぶりに再会する



隆史と伸人



そこには


13年のときが



二人を





真友




にしていった証が





いつも心にいたお互い☆






伸人の父の心にも



真友が☆




そして



離れていても



家族を思う気持ちが




一緒にいることが



「本物」ではないこと。




いなくても



確かにあるもの。





そういうものもあるんだなぁ~。






13年の時間が・・




本物を見抜く力と




本物の



友を育てる





そういうことだったのかも^^






最初は辛く・・



悲しい・・



だけど


最後は



ホッとして



温かい気持ちになる




そんな作品でした






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