記事とは関係ないけど、1992年のopus oneはウマかった♪
きっと家主いない
一人きりのクリスマスイブ
残念ナイト 放任ナイト♪
by 山下クェベ郎
メリークリスマス♪
残す所、今年もあとわずか。今日から大晦日まではあっという間ですよみなさん。
今年の汚れは今年のうちに!
さて、前回の続きです。
ある日、リーチを連れ家主’sファーザー&マザーとQの3人で、車で散歩にでかけ
ます。楽しく遊んだ後の夕方のラッシュの時間、その侠のマンションの前を通り
かかると、マンションの前には、はるばるドイツからやってきたと思われる白い
高級車から、買い物の荷物を下ろす数人の眼光鋭い大仏頭の部下と、言葉の最後に
必ず「おぅ」が入るあの侠が視界に入りました。ラッシュの時間帯に、迷惑な白い
高級車が道をふさいでしまい、我々はおろか他の車も通れません。
車を運転するQと助手席の家主’sファーザーは、その状況と雰囲気をすぐに飲み
込み(これを危機管理という)、手に汗にぎり、部下達が荷物を運び終わるのを
とてもさわやかな、そして引きつった笑顔で待っていました。
家主’sマザーはというと、後部座席で念仏のように何かブツブツ文句を言って
おり、相手が何者かなど全く状況を把握できていない様子。
マ「な~にあの車。偉そうに、邪魔でこっちが通れないじゃないのよ」
ファ「いいから。もう少しで終わるから」
マ「こんなに渋滞しちゃってさ、ほっ~んとに迷惑な車ね」
Q「もう少しで終わりますよ。ねっ、少し待ちましょう」
マ「とっとと警察呼んじゃえばいいのよ」
ファ「頼むから大人しくしていてくれ」
車内でマザーをなだめるためのやりとりが続きます。5分くらいしてからで
しょうか。家主’sマザーが鎮座する後部座席の窓が静かに「ウィ~ン」と開き
切った直後、
「ちょっと!アンタらの車が邪魔で通れないじゃない
のよ!さっさとどけなさいよ!(←ドヤ顔)」
やっちまいました、、
血の気が引く運転席のQと助手席のファザー、、
外では声の主を鬼の形相で探す大仏頭の侠達、、
ミラー越しに映る、こちらも鬼の形相の家主’sマザー、、
そして、、
声の主を探し当てたあの「おぅ!」な侠が、鬼の形相で肩で風を切りながらこちら
へと迫ってきます。厄払いをしなかったバチが当たったと思ったその時、後部座席
の窓から、高級ジャーキーの主を見つけたリーチがシッポをブンブン振りながら
顔を出し、侠がリーチの姿を捉え、、
「ルルル(←舌が巻いてる)リーチか!
おぅ!」
の一言で侠の眉間の縦ジワは一気に消え、部下に車を移動する指示を出し、こちら
は全く悪くないのに何故かお礼を言い、猛スピードでその場を後にしました。
結果的にリーチに救われた形となりましたが、全く物怖じしない江戸っ子な
家主’sマザーも恐るべし。
その後、侠は国が経営する別荘に引っ越しをしたという話を風の噂で聞き、以降、
マンションの前には平和な時間が流れています。そしてリーチも、ロンという部下
を育てあげ、宇宙へと旅立ってゆきました。
我が家でリーチの話になると必ずこの話題が出るので、今回はそんな話をしてみま
した。そんなマザーの血を引く家主も似たような気質があります。
なるべく平和に、トラブルのないように今後も過ごせればいいなぁと感じる今日
この頃です。
みなさんも平和でゆきましょう♪
Love & Qeace