サンタの写真日記

田舎の広告写真屋、サンタの写真日記。

信濃川視察川下り その2

2007年08月26日 07時11分20秒 | カヌー・アウトドア
8/3の信濃川下りの続き。

やはり、大量取水のおかげで水深が浅く、歩いては漕ぎ、の繰り返し。

しばらく行くと川が一気に細くなり、しかも急カーブで、落差も大きいな瀬が出現。
邪魔なテトラも多く避けきれない。


↑今回最大の難所。
ラフトもこの通りV字に折り曲がってしまった。
瀬の中は増水で流されてきたテトラだらけ。

ワタシとアンジェロの乗ったダッキーか岩に引っかかって立ち往生していると、馬場専務のアタマがドンブラコと流れてきて岩に激突。

どうやら上流で沈したらしい。

馬場専務は自力で岩に這い上がり「死ぬかと思いましたヨー」と言いながらブルブル震えていた。

初心者ながらユーゾーさんの相棒にダッキーに乗せてしまった馬場専務。
いきなり激流での沈は、さぞ怖かったことだろう。
ちょっとケガもしたみたい…ごめんなさい。

そのあと、引っかかっていたワタシとアンジェロのダッキーも水を抱いてしまい、こらえきれず、沈。
比較的安全に沈できた。

ファルトやFRP艇だったらフネが壊れていたかも。
ダッキーでよかった。

水が少ないと、隠れテトラや岩が露出してきて危険箇所が増す。
特に大水で流されてきたテトラは流心に残っていて邪魔だし、キケン。

「予算をつけて撤去してくださいよー」と市長にお願いした。


↑一転して川幅が広くなると、水深がなくなりこの通り。
前方に見えるのは姿橋。

浅瀬では10回以上下船してフネを押したり引っぱったり。
川底の石は藻がいっぱいで付いていて、すべって歩きにくい。
石や岩にすれてスネは傷だらけ。
覚悟はしていたが、腰痛もちのワタシにはとてもキツイ。

結局、午前中は河原を歩いている時間の方が多く、距離を稼げなかった。
お昼を予定していた十日町橋まで行くのをあきらめ、高島の河原でランチタイム。


↑豪華な弁当でランチ。
河原でこんな弁当食べたのは初めて。
お寿司屋さんが作った弁当らしい。


↑ケガの応急処置もキチンとした。

1時間ほど休んで再出発。
堤防から見渡すとまだまだ浅瀬が続く信濃川。
河原を歩くのがキツイそうなので「妻有大橋までクルマで行っちゃおうか」との話も出たが、市長の「下ってみようじゃねーか」のひとことで川下り続行。

見た目よりは水深があり、午後はそれほど歩かずに下った。


↑淵に飛び込み、水に浮かびながら撮影。


↑十日町橋下流の横断構造物。
床固めが隆起したものか?
フネを降りて、運んで越えた。
増水して水がかぶると気づかず突っ込んでしまいそう、危険箇所だ。

お昼時点では妻有大橋で上がろうという予定だったが、市長が「もっと行こう」というので、上陸準備をしている陸上部隊を横目に橋をくぐり下流へ。


↑妻有大橋下流。


↑タッキーに挑戦する市長。
後ろはユーゾーさん。
こんなツーショット、カヌーでなければアリエナ~イ。

午後3時頃、さすがに疲れたので中条の河原で上陸。
信濃川り視察川下り終了。


↑下り終わって記念写真。みんないい顔。

漕行距離は約13キロ、水量が豊富であれば3~4時間で下れる距離だが、約倍の時間を費やしてしまつた。
予定の岩沢まではまだ7キロ。

ワタシ的にはそれなりに楽しかったが、初めての人はどうだっただろう。

後の新聞記事に「景観がとても素晴らしい。水が豊富なら川下りも観光資源になる」と市長の談話が載っていたが、まさにその通り。

JR東日本様、夏だけでもいいから毎秒50トンくらい放流してください。

ヒトもサカナも喜びますので…。

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