サンタの写真日記

田舎の広告写真屋、サンタの写真日記。

JR東日本、不正取水で水利権取消処分か!!

2009年02月13日 00時28分52秒 | その他
2/12木、朝、「東京のフジテレビですが…」という電話がサンタの事務所に来た。

JR東日本が十日町市の宮中ダムから水力発電用水を不正取水していた問題で、取材させて欲しいというのだ。

ワタシ、信濃川をよみがえらせる会の事務局としてこの問題の窓口になっているので、地元新聞や新潟ローカルのテレビ局からはよく電話が来るが、東京のキー局からは初めて。

「お昼頃東京を出て新潟に向かいます」「明日朝のとくダネという情報番組で報道したいので…」

ただならぬ展開になっているようなので聞いてみると、国交省がJRに対して水利権停止または取消の処分を13日に下すらしい、とのこと。

長年の信濃川復活の夢が一気に現実のものとなりそうだ。



夕方、宮中ダムでフジテレビ一行と合流。

信濃川をよみがえらせる会の長谷川会長代行にインタビューが始まった。


↑長谷川会長代行にインタビューする大村レポーター。

信濃川の水で都内の電車が動いていることや、我々の会の活動、信濃川の悲惨な現状をなど取材していた。

その後、元川漁師の田中さんを取材。


↑昔の豊かな信濃川の様子や、水が減って漁ができなくなった経緯を話す田中さん(左)

82歳という高齢ながら「取水停止で水が戻ったら、また昔のように漁がしたい」と語る。


この放送は2/13朝8時からのフジテレビ系列「とくダネ」で放送される予定。

「重大な事件でもなけれは間違いなく放送します」と言ってたけど、今夜、麻生総理に対する「小泉発言」が大きく報道されていたので、もみ消されちゃうのかな…と、ちょっと心配です。

この問題は朝日新聞が特に力を入れて取り上げてくれました。

朝日の報道はこちら

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国体寸前雪不足

2009年02月11日 18時50分58秒 | 撮影日記
2/11祝、十日町市吉田の国体クロスカンコースへ。

国体記念誌用に、準備の様子を撮りに行った。


今年は極端な雪不足。

長年待ちわびた国体開催が目前に迫っているが、肝心な雪がない。

十日町は来週、国体と雪まつりが立て続けに開催され、どちらも雪がないと成り立たないイベント。

今日現在、市内の平地は田んぼのあぜは土が出て、平らな部分にうっすらと積雪がある程度。

クロカンのメインスタジアムも圧雪したので20cm程の雪しかない。

山の雪を雪まつり会場と国体会場へダンプがせっせと運んでいる。


↑国体会場脇の体育館。
手前の斜面は積雪ゼロ。


↑今日から自衛隊が応援に入った。
練習する選手を横目にコースネットを張る。


↑ネットのポールをセットする庭野実行委員長。
休憩していた自衛隊員に「おまえた、なに休んでらんだー!!」とゲキを飛ばしていた。

雪不足でみんなピリピリムード。


↑大型ダンプがひっきりなしに雪を運んでくる。

佐渡で放たれたトキが十日町に舞い降りて来たけど、
どちらかといえば雪がドカドカと舞い降りて欲しいなぁ。

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屋外広告物講習会

2009年02月10日 07時59分51秒 | その他
2/5木-2/6金の二日間、新潟県庁となりの自治会館で屋外広告物の講習会を受講。

サンタは看板の仕事もするので、この講習を受けなければならない。


↑これが教科書。

一日目は、国の景観法・県の景観条例などの法令と、広告物の施工に関するお勉強。
景観法は安部内閣時代の「美しい国…」が起因しているらしい。


↑自治会館の講堂。
130名くらいが受講。

二日目は、最初、新潟市と新発田市の条例について。
新潟や新発田の仕事はまずないだろうと思いつつ我慢して聞いた。
その後、建築基準法、道路法と続き長い午前が終了。

一方的に聞くばかりなのでかなり退屈で眠い。
休憩の一服とお昼だけが楽しみ。

自治会館別館10階のレストランアペティは眺望が素晴らしく料理も美味しい。


↑10階からの眺望。
県庁、信濃川。新潟市街が一望できる。


午後からデザイン的な講義。


↑「サイン・コミュニケーション」
屋外広告のデザイン知識…というテーマ。

この講義が一番良かった。

講師はアートディレクターで新潟市景観アドバイザーの小泉氏。

これからは、ただ目立てばよいという看板はやめて、使う色域を制限して統一感のある街の景観をつくろう、などという話しもあった。

同感だけど、でもクライアントから「この色で!!」と言われたらなかなか断れません…。

十日町市は「和の体感都市づくり」などというコンセプトを掲げている。

景観条例をつくり「看板の色は和色に限る」とでもしたらどうでしょう…。

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津南の郷土料理~年取りごっつお編~

2009年02月05日 19時05分17秒 | グルメ
1/30金、昨年春から何回か撮っている津南の郷土料理レシピ写真の撮影。

今回はお正月の「年取りごっつお」が中心。

いつものように、津南のお母さん方がワイワイいいながら作ってる。

いくつか紹介します。


↑おなじみの「昆布巻き」


↑「えぐりごっぽ」
ごぼうの芯をえぐって、クルミをつめて煮た料理。
初めて食べた。これは美味い。


↑「ハリハリ漬け」


↑手作りの「田作り」
パリパリ感が買ったものより断然美味い。


↑「小豆がゆ」
子どもの頃よく食べた。
懐かしい味。


↑「ひら」と呼ばれる正月用の煮物。
切り方がかなり大きめ。


↑津南の「年取りごっつお」
自給率が高い。


↑小正月はコレ。


↑お正月はこのように飾り付け、神様に供えるらしい。


↑料理を作ってくれたお母さんたち。
いつも明るく元気。

この後、いつものように試食会でご馳走になった。

やっぱり「えぐりごっぽ」が何といっても一番美味い。

たぶん十日町にはない料理だろうなぁ。

今度ウチでも作ってもらおう。

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ぬか釜炊きごはん

2009年02月03日 13時29分51秒 | グルメ
2/1(日)、小千谷市真人の冨沢さん宅へ。

十日町雪まつりの土曜日に、十日町商工会議所の青年部で「ぬか釜炊き」ごはんのおにぎりを振る舞うことになり、その予行練習。

米はもちろん日本一の魚沼産コシヒカリ。

冨沢さんは中越大震災前まで頻繁にぬか釜でごはんを炊いていたベテランで、「地震の整理の時にぬか釜を捨てようと思ったけど、何かまた役に立つかも」ということで、捨てずにあった。

昔はどの家もこの釜で炊いていたという。

ちなみに「ぬか」とは米の籾殻のこと。


↑これがぬか釜。
何ともいえない愛らしいたたずまい。


↑「国際」というメーカー製。
この会社は今は廃業しているらしい。

釜は組み立て式。当時は全ての部品がバラで購入可能だったので、ダメになった部品を買い足しながら使い続けてきたという。


↑ぬか(籾殻)を投入。
ぬかを入れているのが冨沢さん。


↑点火。
昔は杉っ葉で火をつけたが、今回は新聞紙を使用。
すぐに燃えはじめる。

釜の中は二重構造になっていて、内側に穴の空いた筒がある。
外側のドーナツ状の部分にぬかを入れ、内側の筒の下に火をつけると、ぬかが燃えながら穴から落ちてきて安定した炎となり、一気に炊きあげるというしくみ。

昔のひとの知恵はスゴイ。


↑炊飯開始。
じっと見入る須藤先輩。

本番では3升を3回炊く予定なので、今回も3升の米を炊いてみる。
3升炊けそうな羽釜だけど、冨沢さんも「3升はあまり炊かない」と言っていた。


↑15分くらいで湯気が出てきた。

いっぱいに入れたぬかが燃え尽き、追加投入。


↑汁があふれ出てきた。
ごはんのいい香りが漂う。

20分ちょっとで追加のぬかも燃え尽き、そのまま20分ほど蒸らす。


↑炊きあがりました~。

湯気がものすごくて近くで写真が撮れない…。

つやつやのお米が、まるで生きてるみたい。

炊きたての真っ白いごはんを見ていると、何か神聖な気持ちになりますね。


雪まつりの当日は3升の米でおにぎり100個を作る。
それを3回繰り返し300個。


↑みんなで一斉に握りはじめる。

我慢できずに1個つまみ食いしたら、やっぱり美味い。

噛みしめると、ほんのり甘い。

味付けの塩を奮発して、高価な「笹川流れの玉藻塩」を使ったが、色が茶色で、イマイチ美しくない。
本番は普通の白い塩を使うことに。


↑90グラム前後がちょうどいいみたいだ。

つまみ食いといいながら、4個も食べてしまい、お腹パンパン。


↑出来上がったおにぎりたち。
いとおしいささえ感じる。

いろいろ食べてみると、ちょっと芯が残っているおにぎりもあった。

やはり、3升は多すぎるみたい。

本番は2升~2升半くらいにした方が無難なようだ。


ガスも電気も使わず、米の籾殻を燃料にごはんが炊ける。
昔は稲わらも捨てずに、畑などで使ったり、細工して生活用具を作っていた。
何でも捨てずに、うまく工夫して暮らしていたんだなぁ。


ぬか釜炊きのおにぎりは、十日町雪まつり2/21土曜日の12:45から、1時間おきに100個ずつ計300個配布予定です。
場所は十日町駅東口の公園広場(商工会議所向かい)です。

おにぎり早握り&早食いイベントも開催します。

ぜひ、お越しください。

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