火曜日のまっ昼間に、駅前をふらふらしてみます。
周りには子供連れのお母さんとか、老夫婦しかいません。
なんとなくファミリー感のあるセンター北駅前です。
なんだかねえ、、、
平日の昼間に女子供と老人に混じって、トボトボと駅前を歩いていると、リストラされて家族からも見放された悲しい中年男のような風情ですなあ。。。。
でも私はまだリストラされていないし、もともと独り者ですし、、、
土・日曜日がお仕事で火・水曜日がお休みってのは、昼飯を食べに行くのにも余計な事考えないといかんのです。
まあそうは言っても、人様がお仕事している最中に昼間からビール飲んでいられる事には、小さな幸せを感じますが、、、
ってな訳で、今日は普通にお仕事がお休みです。
朝からだりゃだりゃです。
その後ルネサンスギターでぐるぐるです。
そして
久しぶりに19世紀ギターのマルカールを真剣に弾きました。
バッハのチェロ組曲No.2から、「プレリュード」「メヌエットⅠⅡ」「ジーグ」
グレゴアール・ブレッサンの「ファンタジア」
カルリの「パリのキリン」
やっぱり真剣に練習してみると、19世紀ギターは楽しいですねえ。
練習終了です。
駅前の銀行に行って、家賃と駐車場代と電気代とガス代と水道代の振込みです。
貯金の残高を見て、また「リストラお父さん」の気持ちになります。
来月のお給料日まで、この残高で乗り切れるのだろうか??
まあなんとかなるでしょう。。。
ショッピングモール??の「港北みなも」へ移動です。
今日は何故かみなもが混んでいる
3Fまで上がって、センター北唯一の手芸用品店「ドリーム」へ入ります。
店内は若いお母さんばっかりです。
たぶん「自分の子供には手作りの洋服を」とか「趣味と実益を兼ねて作ってます」とかって人々なんだろうなあ、、、
お店の中は、緩やかに時間が流れている。
う~~みゅう。。。
平日の昼間の手芸用品店くらい、リストラお父さん(っぽい人)に似合わない場所は無いです。
「ピーターラビットの世界に紛れ込んでしまった臆病な獣」になってしまった気分です。
怪しい怪しい不審人物です。
でも、誰からも咎められる事も無く買い物を済ませました。
ここで問題です。
これな~~~んだ???
答え
ベルベットリボンとヒモです。
これでルンサンスギターのストラップを作ります。
市販のアコースティックギター用のストラップだと、大きいし硬い樹脂の部品を使っているため、ルネサンスギターに装着したままケースにしまえません。
付けたり外したりが面倒です。
以前、19世紀ギター用にギター製作家の黒田義正さんに作ってもらったストラップです。
これが使い心地が良いし、ルネサンスギターに装着したままケースにしまえて便利なので、自分でも作ってみる事にしました。
しかし、、、
手芸用品店があんなにも、オッサンにとって場違いな場所であった事だけは、大きな誤算でした。
材料を購入するだけで疲れた。。。
しかも材料費が無茶苦茶に高くて、市販のストラップ買うのと変わらないです。
ベルベットリボンに補強用に皮を張って、エンドピンを通す穴を開けてます。
反対側に穴を開けて、ヘッドに結ぶためのヒモを通せば、それだけで出来上がりです。
簡単簡単!!!
さっそくNRI社ダンカルフのルネサンスギターに装着です。
お~~!!使い心地もかなり良いです。
長さは、ヘッド部にベルベットリボンを巻きつけて調整します。
これは良いなあ。
ただし色が地味だったかなあ???
美しくないです。
花柄のリボンにすれば良かったかなあ?
もしあの光さしこむ場で、メタボな獣のオヤジが、花柄のリボンを買っていたら、怪しさが倍増していたよなあ、、、