腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

危険物です。近づかないように。。。

2012-03-14 11:45:14 | ギター弾き比べ
かなりな危険物でしたなあ、、、



お仕事がお休みだった昨日は、最近の自分の生活を深く反省したりしています。
太る事以外に興味が無い???

いやあ、、、別に太りたい訳じゃあ無くて、美味しい物を食べるのが好きなだけなんですが。。。


最近はお休みの日でも、食事に出る以外は外に出かけない。
家にいてだりゃだりゃしています。
休みの日はギターの練習も、あまりしないしねえ、、、


もっともっと遊ばないとダメですね!!



まずは昨日の朝練です。





久しぶりにファブリカトーレを弾いてみたりします。
ファブリカトーレは、ネックが太くて弾きづらいんだよなあ、、、

最近取り組んでいるのが、左手の筋肉の使い方の改善




昔からの癖で、親指の第1関節(←???って言うのが正しいのかなあ、、一番手の甲に近い関節)が、出っぱって押えています。
この状態だと、左の肘から手首の間の筋肉が硬くなった状態で、ギターを弾く事になります。
まだ右指が元気だった頃、福田進一さんのレッスンで「右手は上級者だけど、左手は初心者」って指摘された事があったっけ、、、




こんな風に親指側の手の平を、ネックに近づけて第一関節が曲がらないようにして押える練習をしています。
こうするとネックの太いファブリカトーレでも、良い感じで弾けます。






黒田ラコート7弦と、ラミーも弾いてみます。

黒田さんのラコートモデルは凄すぎるなあ、、、
ラミーが弦楽3重奏で、黒田ラコートはフルオーケストラって位差があるぞ!!!


などと、昨日の朝練はあまり真剣に弾かずに、遊んで終了です。


ここで、メインの19世紀ギターであるマルカールを担いで外出です。


向かったのは、ギターショップのメディアカームです。
この前弾かせてもらって良かった19世紀ギターのC.ルドルフを、いつも使っているマルカールと弾き比べてみようってお遊びです。




写真はちょっとテカってしまいましたが、ルードルフです。
とっても良い佇まい??です。
とっても良い顔しています。

音色は柔らかく優しさに溢れています。
癒されるなあ。
それでいた、とってもしっかりとした発音です。
低音もガッツりと出て良いです。

「ふぁ~~~ん」って軽い音の出るマルカールとは、個性が違っていて面白いですねえ。

音楽をする道具としたら、しっかりした音のルードルフが有利だけど、反応が敏感なマルカールの方が多彩な表現が出来そう。
個性が違い過ぎて比べようの無い2台でした。

しかしルードルフは魅力的だあ!!!


その後、黒田義正さんのトーレスモデルの新作を弾かせてもらいました。
驚くくらい簡単に、音が弾けて飛び出して来ます。
進化しているなあ。。。


その後、危険地帯横浜へ移動です。
古楽器奏者のTさんから「マルカール系統の楽器」が有りますよ!!ってメールをもらったので、こちらもマルカールと弾き比べです。



「グラテル」と言うギターです。
19世紀初旬のフランスのギターです。
驚く位良い状態です。
美しい!!!






この表面板は、200年も経っているとは思えない。
もしかしてデッドストックに近い状態だったのかなあ???





スプルースにマホガニーを張った裏板。
後姿も素敵です。


確かにマルカールに似てるかなあ???














マルカールよりも少しスリムに見えるのは、弦長が647mmとマルカールよりも17mmも長いからです。
2つのギターを合わせてみると、グラテルの方が大きい!!


弾き心地はマルカールに良く似ています。
マルカールよりも深いタッチの方が良く鳴ります。
楽器が大きく思い分、マルカールよりも太くしっかりとした音が出ます。
1弦12Fの音が艶やかで素晴らしい!!
弾き込んで、鳴りが良くなればかなり良い武器になりそうなギターです。


これは欲しいぞ!!!
マルカールと持ち替えが簡単に出来て、マルカールとは違った個性のギター。
うんうん。。これは欲しい。

また財形貯蓄解約かなあ、、、

などと、昨日の夜はアホな事を考えながら寝たら、グラテルを購入して弾いている夢を見てしまった。
幸せな気分で朝を迎えてしまったじゃーないかあ!!!


やっぱり横浜方面は危険すぎる。。。。

新年早々ですが。。。

2012-01-03 08:43:05 | ギター弾き比べ
さっそく夢の国で遊んできましたぁ!!!



ってな訳で、おくればせながら

明けましておめでとうございます

ことしもよろぴくお願いいたします。



カレーの食べ初めです。




生ビール
いっただっきまーす!!!

うみゃあ。。。





今年最初のカレーは、CHAO-THAI 横浜ベイクォーター店のゲンキョウワン(グリーンカレー)です。
タイカレーはうみゃいなあ。


しかし、、、
タイ料理店はどこへ行っても、女性客でいっぱいですなあ。
年末年始はAKBとかSKEとかにハマって、YouTubeで「なるほどHS」と「マジカルラジオ」を見まくっていたせいで、世の中の若い女の子が全てAKBっぽく見えてしまいます。
歳とると、若い娘は全て同じに見える??(そーいう問題で無い)





これを見て爆笑するか、憤りを感じるかで、歳が分かる???
私は爆笑してしまいましたあ!!!
歳とりすぎて、精神年齢が子供に戻っている???


カレーを食べ終えて、夢の国へ向かいます。



夢の国で待ち構える危険な誘惑、、、





うえ~~~ん、、、楽し過ぎる。。。。

奥から順番に、ハウザー1世のリュートギター、ワイスガーバー、ホワイトマンのパノルモコピー、ラミー、ラミレスのトーレスモデル、バロックギター(ストラディヴァリ・コピー)、ディール


古楽器奏者Tさんの所で、ギターミニ試奏会です。




ハマってしまったのはこれ、





ラミーです。
このギターは良いです。
とっても分かりやすい良さを持った19世紀後半のギターです。
反応がとっても素直で、癖が無いです。
音色も素直で好感が持てます。
簡単に低音が出るギターです。
音楽が作りやすいのです。

マルカールやファブリカトーレの様に、「変なギター」で無い分魅力は薄いかもしれませんが、苦労せずに弾けるってのは、楽器として一番の美点ですなあ。


危険だあ、、、、



もう1台
このギターも素晴らしかった!!





ディール・コッケルリ
イギリスの19世紀ギターです。
パノルモ程はスパニッシュっぽくない所が魅力です。


ホワイトマンのパノルモコピーも面白いギターでした。
19世紀ギターらしさをデフォルメして作られたような、趣味性の高い楽しいギターです。
もしコピーモデルを手にするならば、これ位らしさが溢れたギターの方が面白いでしょうねえ。



そして、昨日もっとも「変なギター」だったのが





ニコラス・スコットの超モダンギター
手にした時の重さは、ほとんど「ギターの形をした丸太」です。
ワッフルバーで、裏板にはガラス(樹脂?)が張り付けてあります。

はっきりいって、スモールマンよりも良いです。
音色もこの手のギターにしてはギターらしい音ですし、音の立ち上がりも鈍く無い。
簡単に楽器が鳴ってくれる割りに、反応が素直でコントロールが楽です。
音は当然ですが、デカいです!!!
19世紀ギターとは対照的な魅力のギターです。


色々な楽器を弾いて遊んだ後は、Tさんに「総ガット、ダブルフレットのルネサンスリュート」の響きを聞かせてもらいました。
これはかなり魅力的な響きです。
単音で聞くと、三味線みたいに聞こえてしまうビビリ音が、和音を弾くとウィ~~ンって優しく心地よく響きます。
これは残響の少しあるサロンホールで聞いてみたいです!!!

このルネサンスリュートを、少しだけ触らせてもらいましたが、私のように「楽器の演奏」=「運動会の徒競走」みたいな弾き方ばかりしている人間には、品が良すぎて難しいです。
どうしても大きな音を出そうとしてしまって、きれいに響かせられない。。。

大きなお腹とリュートの丸い背中が干渉しあって、うまく構えられないしねえ、、、


その後は、いつもの中華料理屋さんで、太りました。


私は素晴らしいギターに触れた時と、美味しい物を食べた時に幸せになります。
ますますメタボな貧乏人になってくなあ、、、


ギターがたくさんありすぎて。。。

2011-06-15 17:46:11 | ギター弾き比べ
家にあるギターの台数が多すぎです。
ほとんどケースを開けていないギターもあります。

置く場所にもこまります。
狭い所に前後2台重ねで置いています。

ちなみに前列に置いてあるギターを、私は「選抜メンバー」と呼んでいます。(←ウソコケ!!)



今日はお仕事お休みで、朝からだりゃだりゃです。
何の予定も無い休日です。



こんな日は、家にあるギターを全て弾いてみる気になったりします。


まずは19世紀ギターから



マルカール






ジェンナロ・ファブリカトーレ1819年




マルカールは軽やかに鳴ります。
ファブリカトーレは芯のあるやや重たい音。
どちらもエ~~ですなあ。。。





そしてブエノスアイレスの19世紀ギター
ファン・レスターノ1857年




マルカールやファブリカトーレだと、しばらく弾かないとうまく鳴らせないのですが、意外にもレスターノはモダンからの持ち替えても、まったく違和感無く弾けます。
やっぱりこのギターはスパニッシュなんだろうなあ。
楽器の鳴り方がモダンに近いです。
ただしトラブルを抱えているのか?1弦の鳴りが渋いです。
修理に出そうかな?
少ないとは言えナスボーも出たし。





黒田義正さんのラコートモデルを久しぶりに弾いてみたら、、、




痺れた。。。。
音色も響きも素晴らしいです。
モダンから持ち替えても、何の問題もなく弾けてしまいます。
個性・魅力・弾きやすさ・音色・響き・音量
オリジナルな19世紀ギターを超えている???
妖しい魅力に満ちた19世紀ギターですなあ。





ここからはモダンギターです。


指を壊す前のメインギターだったマーチン・フリーソン







それからクロダトーレス




この2台は似ているかな??
音色と音の出方はまったく違いますが、反応が素直で弾きやすい所が似ています。
突出した所は無いですけど、欠点も無いのです。
ギターは実用品だって考えれば、この2台のうちどちらか1台があればそれで十分なんでしょうねえ。。。



ここでお昼休憩です。




鍋ぞうで、肉と野菜を食い放題です。


死ぬほど食ったところで、、、
午後の部の開始です。



川田一高 ワッフルバー10弦




豪快に華やかに鳴ってくれます。
意外にも低音が重たい音です。
良いなあこのギターも!!
もっと弾かないといかんなあ、、、





エミリオ・パスカル1830年



メインで使うギターが変わっても、このギターは常にサブギターで変わりません。
スーパーサブ???
マカロニウェスタンに出ているリー・バン・クリーフみたいな存在。(←例えが誰にも分からない??)
たまに主役を食ってる。
軽い発音とやや暗い音色が魅力です。
私がもっているモダンギターの中で、もっとも柔らかいギターです。






クロダ・マンホン式11弦ギター



とてもクロダトーレスと同じ人が作ったと思えない曲者ギターです。
鳴らしきるのは至難の業。
軽くて硬いギター。
美しく澄み切った高音とサスティーンの長い低音が魅力です。
響きも良いです。
慣れるまでしばらくの間練習しないと、このギターは弾けません。






今はメインのギター
ダニエル・フレドリッシュ1967年



黒田さんのマンホン式11弦と同じくらい曲者です。
ただしこちらは、最近毎日弾いているので、とりあえず弾けます。
高音の妖しい美しさは、他のギターに無い魅力です。
これで低音が重たい音が出てくれれば、他のギターはいらないって事になるのですが、それなりの音ですう。






これは久しぶりにケースから出したぞ!!
フランシスコ・ヌニェスの巨大マンホン式11弦ギター1910年頃



巨大なボディから発するド迫力の低音
意外にも澄んだ上品な高音。
とっても良いギターです。
こんなに巨大じゃなければ、もうちょっと実践で使っていくのですが、、、
以前に、このギターをケースから出すときに、ヘッドをぶつけて天井の照明器具を壊した事があります。。。




最後に
マヌエル・ドミンゲスのマンホン式11弦ギター1920年



軽いギターです。
反応が良くてポンポンと音が飛び出してきます。
ギターも軽いですが、音も軽いです。
マンホンの曲よりもカルリとかを弾くと、ぴったりとハマります。



あれ???
これで全部だっけ???
何か忘れている気がする。
貸出中のギターもあるし、手放したギターもあるんで、たぶん主なギターはこんなもんでしょう。


楽しい休日もそろそろ終盤です。


夜の部は、ルネサンスギターでも弾こうかなあ???


魔法の国で過ごした一日は楽しすぎです!!「ギター弾き比べ会(古楽器版)」

2011-01-17 20:44:36 | ギター弾き比べ
昨日は古楽器奏竹内太郎さんの所をお借りしての「ギター弾き比べ会(古楽器版)」に参加してきました。
参加者みんなで、自分の楽器を持ち寄って演奏したり、竹内さんの所で扱っている珍しい楽器を弾かせてもらう!!って内容の会です。










楽しすぎる一日です。
ほとんど夢のような一日です。
今日は一日、現実の世界に戻ってのお仕事が辛かった。。。。





私は3台の楽器を抱えて参加してきています。

マルカール(1820年頃)とファブリカトーレ(1819年)の19世紀ギター2台とヘイコックのルネサンスギターです。
3台は欲張りすぎた。。。
手は2本しかないので、横浜市営地下鉄で往復の持ち運びが大変過ぎます。


参加した楽器さん達は




レニャーニモデル
これは良いギターです。
音色、音量ともに申し分無いです。
なんと言ってもスクロールヘッドが格好良い!!!











3台のモダンギター

ヌニェスのシノポリモデル、シンプリシオ、アンドレア・タッキ






石井栄作のバロックギター
元々は日本で一番有名なリュート奏者のために作られた楽器だそうです。





13弦(あれ??14弦だったかな???)の19世紀ギター






この日一番の注目ギター
ラミー作(?)のお姫様ギターです。
美しい音色と響き。
そしてモダンギターを凌駕する?大音量!!
右手のタッチに敏感に反応してくれるまさに名器です。





竹内さんにヘイコックのルネサンスギターを弾いていただきました。
美しい響きです。
ルネサンスギターの演奏方法に関して、貴重なアドバイスをいただきました。
今日からさっそく、ラスギャードを使ってル・ロワの曲を弾いてみます!!


竹内さんの所で扱っているギターも色々と弾かせていただきました。




ラミーです。
このギターは良いです。
只者では無いです。
さすがラミーです。




ハウザー1世のウインナーモデル
まさに名器です。
音色の素晴らしさが際立っていました。





ラミレス2世のスモールギター
音はやはり良いです。
どういう目的で作られたのかは不明との事です。





ロリンチのバロックギター
当然ですが私は弾けません。





1880年頃のアントニオ・カルロス・ガルシアのスパニッシュギター
非常に魅力的なギターです。
弦長が610mmと小さいのが素晴らしいです。
気持ちよく鳴ってくれます。



個別の写真を撮り忘れましたが、




この「お花ギター」がなかなか味わい深い良いギターでした。
表面板に描かれたお花の絵は誰が描いたのか分かりませんが、イギリスらしさに溢れています。
私は「花の絵があるからこそこのギターは素晴らしい!!」って思ったのですが、他の方からは「絵が無い方が良い」の意見が多かったです。何故????
弦を指先で弾いた瞬間に「なんて良いんだろう」って思わせられるギターです。





10弦の19世紀ギター
19世紀ギターなのに怒??迫力の重低音


その他にリュートも小さな5コースギターも魅力的な楽器でした。





最後に竹内さんが!!!







オリジナルなバロックギターでの演奏を聞かせてくれました。
凄過ぎる!!!!
目の前で18世紀に作られたオリジナルな楽器を竹内さんが演奏して下さる!!!
贅沢すぎます。



そして打ち上げでは






象牙のフルートも披露していただきました。
優しく暖かい音色のフルートです。
この音を聞いてしまうと、金属フルートの音は聞きたくなくなってしまいます。



魅力的な楽器さん達と過ごした素晴らしい一日。

まるで魔法の国で遊んできたような一日でした。

「愛器の弾き比べ会」in大倉山記念館

2010-12-01 08:21:36 | ギター弾き比べ
すでに1週間以上前の事になってしまいましたが、、
楽しんで来ました。
素晴らしいギター様達をいっぱい弾いて、お腹いっぱい??状態です。

アランフェスギターサークル主催の「愛器の弾き比べ会」in大倉山記念館に参加してきました。


ギター好きな人々が自分の楽器を持ち寄って、お互いの楽器を弾いて楽しむ会です。
楽器屋さんで売り物の楽器を試奏するのと違って、それぞれオーナーが大事に弾き込んでいるギターですので、ギターの状態が良くて弾いてとっても気持ちが良いのです。


当日集まったギターは


フレタ1世(1958年)
レオナ(中出輝明製作)
私のフレドリッシュ(1967年)
ポールフィッシャー
クリストファー・ディーン(2009年)
ラミレス(マヌエル・ラミレス復刻モデル)
パオロ・コリアーニ(トーレスコピー?)
須賀睦夫作ビウエラ(2010年)
加納木魂作ビウエラ(1981年)
マルセロ・バルベロ・イーホ(1995年)
河野ギター

良いギターが集まったもんです。




この中でもっとも強烈な個性を放ったのは、フレタ1世です。




現代のギターとは、まったく違った価値観で作られたギターです。
ひたすら暗くて重くて深い音と響きは、他のギターの追従を許さない魅力的な世界を作り出しています。
あまりに個性が強烈過ぎて、音楽をフレタ1世に合わせて作っていかないといけないギターでもあります。




自分のフレドリッシュもフレタ1世ほどでは無いですが、やはり現代のギターとは違った価値観で作られたギターでした。





「ほわ~~~ん」「ほよ~~~~ん」って独特の響きと音で鳴ります。
好きな人にはたまらないけど、普通の人はあまり弾きたいとは思わないギターでしょうねえ。。。
私は大好きですけど。





フレドリッシュを、うまい方達にいっぱい弾いていただきました。




現代のギターの中で、もっとも名器らしい音で鳴っていたのは、




バルベロ・イーホです。
クリアで通りの良い音色は現代のギターならではですが、重低音と心地よい響きはスペインの伝統的な名器の鳴り方です。
私のバルベロ・イーホに関するイメージが一新されました。




意外にも(←シツレイ)良かったのが






パリオ・コリアーニです。
柔らかいギターで、素直な反応で弾きやすいです。
低音はクリアーな音で、高音はソフトで心地よい音で良く鳴っています。
柔らかくて良く鳴るギターは、奏者にとって力強い武器になります。
良いギターだなあ。。。シミジミ。。。





もう1台



クリストファー・ディーンも素直なギターです。
こちらは楽器が強靭な腰の強さで反応してきます。
こういうイギリスらしいギターも大好きなんですよねえ、、、




この日もっともモダンなギターが、






ポール・フィッシャーでした。
力強い音のギターです。
モダンな音と響きなんですが、ギターらしい音でもあります。
イギリスの楽器らしい腰の強さもあります。
個人的には、ルビオ工房にいた時のギターの方が好きかも?




当日時間が無くて触れなかったのが




レオナです。
これだけの楽器の中に入っても、弱さを感じさせない高品質なギターです。




河野です。
いまさらコメントの必要の無い日本の名器です。






前回の弾き比べ会で弾かせてもらった、ラミレス(マヌエル・ラミレス復刻モデル)
楽器の鳴り方が、かなりモダンなギターです。
でも音色はどこか古風だったりして、不思議な魅力のギターです。


2台のビウエラ



須賀睦夫作の方です。
驚くほど良く鳴っている楽器です。
ギターと比べても音量では遜色無いです。
小さくて軽いこの楽器のどこに、これほどのパワーが秘められているのか???





加納木魂作の方です。
こちらは小さな音で優雅に響きます。
美しい透明な音の楽器です。


この日一番好きなギター(自分のフレドリッシュは除いてですが)は、フレタ1世。
動かない指でどうにかなるギターではありませんでしたが、、、

このもっとも欲しいって思ったギターは、意外にもバルベロ・イーホ。
名器らしい魅力と現代のギターの機能が両立しています。
超硬派なギターですんで、とても弾きこなせるようなギターではありませんでしたが、、、

今年最後の

2010-11-23 09:30:13 | ギター弾き比べ
ギターイベントです。

今日はアランフェスギターサークル主催の「愛器の弾き比べ」会in大倉山記念館です。
これで私が年内参加予定のギターイベントは、すべて終了です。

参加するギター様達は

クリストファー・ディーン(2009年)
佐久間悟
河野
イグナシオ・フレタ
マルセロ・バルベロ・イーホ
2台のビウエラ(須賀睦夫(2010)パリのJacquemart-Andre博物館収蔵品コピー、加納木魂(1981)オリジナル)
レオナ(中出輝明)
ポール・フィッシャー
パオロ・コリアーニ(トーレスモデル)
マヌエル・ラミレス復刻モデル

私はダニエル・フレドリッシュ(1967年)を持ち込みます。

持ち時間は15分なんで、弾けるのは2~3台でしょう。

金属トルナボスの付いているパオロ・コリアーニと、以前にちょっとだけ触らしてもらって物凄く良かったKさんのフレタ1世は弾かせてもらおうかなあ?


自分で持ち込むフレドリッシュを、他の方が弾いてどんな音と響きが出てるか聞けるのも楽しみです。


もう今年も終わりだなあ。。。シミジミ。。。

痺れる。。。

2010-08-26 01:02:56 | ギター弾き比べ
楽器屋さんに遊びに行って、ギターを弾いた瞬間に痺れちゃう事ってたまにあるんですよねえ、、
最近は、あまり痺れちゃう事が無かったのですが。



過去に痺れたギターは、

実質1世のハウザー2世→どう頑張っても値段が高すぎて無理

マルセロ・バルベロ1世→これも痺れた!!値段も意外と安かった!!とは言っても息子のギターの約2倍。こちらも購入するには高すぎて無理でした。

トーレスの11弦ギター→過去もっとも痺れたギターですが、痺れたところで買える訳無し。

エミリオ・パスカル→これは、買っちゃたんだよなあ、、、

フレタ1世→これも、買っちゃったんだよなあ、、、でも弾きこなせなくて、売っちゃったんだよなあ、、、

あれ???意外と痺れちゃったギターって少ないなあ。
5台しかなくて、結局買っちゃて今でも持ってるのは、パスカルだけかあ。



今回の



これは、どうなんだろう。
たぶん買っちゃうんだろうなあ、、、
一応、禁煙して、頭金分を財形貯蓄解約して、3年ローンならなんとかなる計算なんですが、、、
在庫一覧で「HOLD」になってるのは、私がHOLD中なんだよなあ、多分。

禁煙の強い動機を求めて、、

2010-08-25 19:47:11 | ギター弾き比べ
神田明神へ行って来ました。

お参りに行った訳ではありません。
メディアカームでギターを弾いて来ました。(←ってまたか。。。)

ギターを買って借金して、その借金を返すためにタバコを止める。

う~~~みゅう。。。徹底的にアホだな。


とりあえず、マーチン・フリーソンよりも弾きやすくて、低音の重量感のあるギターがあれば良いかなあ??
シノポリモデルを返した後に、しばらく気楽に弾けるギターが欲しい。
そんなに良いギターで無くても良いです。
逆に名器は弾き手を選ぶので、普通のギターが良いです。

などとニコチン切れの濁った脳味噌は考えていました。





左から松井邦義さんのシープレスのギター。
反応がとても良いギターです。
音も良いし、鳴りも良いし、弾きやすい。
い~~なあ、、シープレスのギターは。。。


真ん中は、比較用の私のマーチン・フリーソン
メディア・カームのHさんが弾いてくれました。
ひや~~~美しい音です。
Hさんが弾くと、どんなギターも名器になっちゃうんだよなあ、、、


右は、アルカンヘルです。
良いギターです。
はっきり言って、他の2台と格が違うギターです。
でも、他の2台程の魅力を感じないんですよねえ、、
結局私は、アルカンヘルを好きで無いって事を、再確認しました。


もっと安いギターを弾かせてくれ~~!!!

ってな訳で、弾かせてもらったのが、、、、


ジョージ・ローデン
面白いギターです。
良く鳴っているし、音色も独特で良いです。
ちょっと気になるギターです。


ジョアッキーノ・ジュッサーニ
これは弾きやすいギターです。
弾きやすいってのは、大きな武器です。
でも音が鈍いかなあ?
鈍いけど、そこそこ重たい音です。
これも気になるギターです。


後は、フィリップ・ピーターセンとアンヘル・ベニート・アグアドを弾かせてもらおうかなあ???
なんて思っていたのに、魔が差した?????




正面の見た目の汚いギターを弾かせてもらってしまいました。
この手の名器は、値段が高いし、弾き手を選ぶ気難しさがあるし、、、
普通の安くて扱いやすいギターを探していたはずなのに、このギター弾いてしまったら、他のギターが全て色あせて感じてしまう。


弾いていて美しい響きに包まれる。


痺れた


ラベルは、



まずいよなあ、、、
このギターを手に入れるためには、禁煙だけじゃあ足りません。。。
食費も切り詰めないとなあ、、、

また財形貯蓄を解約して、3年ローンを組んで、、、
3年間は極貧生活せんといかんか!!!

こりゃー禁煙の動機にするには、強烈すぎるギターだなあ。。。





夏休み3日目:2010年夏のメインイベント!!

2010-08-16 22:37:05 | ギター弾き比べ
超個性派の名器をたくさん弾いてきましたあ!!

ギター弾き比べ会inカフェラルゴです。

参加者が自分のギターを持ち寄って、お互いに弾き合うって会を企画してみました。
集まったギターは、製作年代順に。。。

①ハビエル・エルベス 1800年代後半
②フランシスコ・シンプリシオ 1926年
③アンティガ・カサ・ヌニェス(ベラスコ作トルナボス付)1929年
④エミリオ・パスカル 1930年
⑤アンティガ・カサ・ヌニェス(ディエゴ・グラシア作シノポリモデル)1930年
⑥ホセ・ラミレス二世 1935年
⑦マーチン・フリーソン 1984年
⑧ラミレス(マヌエル・ラミレス復刻モデル)2005年
⑨Jim Redgate 2006年
⑩セルヒオ・テサーノス(自家製トルナボス付)2009年
⑪アンドレア・タッキ 2003年


休憩時間にも弾いて、全てのギターを弾きました!!シアワセ~~~!!!


これだけ個性の強いギターが集まると、何がなんだか分からなくなってしまう、、、


この日一番強烈だったギターが、





これです。




こんなんで、






こんなで、





こんなギターです。
エルベスです。
19世紀後半のスパニッシュギターです。
19世紀ギターのような豊かな響きと、モダンギターの重厚な響きを併せ持っています。
鳴り方と弦の感触は、19世紀ギターに近いです。
美しい音で良く鳴るギターです。
これは素晴らしいギターです。


1920年~30年代のギターが5台もそろいました。







ホセラミレス2世
裏・側板はマホガニー系の材らしいですが、しっかりとした音です。
まさに味わい深い古名器です。









トルナボス付のヌニェス
ごつい木製トルナボスが付いているせいで、非常にすっきりとした響きです。
しっかりとした疲れの無い音は、とても80年の歳月を経ているとは思えないような音です。









シノポリモデル
同じヌニェスでもトルナボス付きとは、対照的なギターです。
柔らかく深い音で、ガンガン鳴ります。
弾いていて、一番気持ち良いギターでした。
い~~~なあ。。。シノポリモデル。。






私のパスカル
この日のもっとも汚いギター???












そして、この年代のギターで突出した魅力を感じたのが、このシンプリシオです。
重低音と透明感のある高音が素晴らしいギターです。
やはり格が違う!!!



現代のギターさん達






私のフリーソン
これだけ個性派のギターが揃うと、普通のギターに感じてしまう。。。





セルヒオ・テサーノス
意外にも??良いギターです。
これだけの名器がそろった中でも、十分に魅力的です。
低音が重くてクリアーです。
高音もしっかりとした音です。
これだけの音が出るのに、弦の感触は決して硬くなくて弾きやすい。
反応も素直です。
良いギターです。ホンキデホシイゾ。。。




マヌエル・ラミレス復刻モデル
面白いギターです。
音は力強く若々しいのに、弦の感触と楽器の鳴り方が、古名器みたいです。
実用性と趣味性を両立させてあるギターです。
楽しい!!!





現代のギターの中で、もっとも異彩を放っていたのがこのギターです。
異次元の響き!!
レドゲートです。
ワッフルバー構造のギターのようですが、響きが素晴らしいです。
ワッフル特有の濁った音では無く、クリアーな音です。
制御不能(←私には)の強烈な個性です。
1台だけ、まるでグランドピアノのように鳴り響いていました。


そして今回一番魅力を感じたギターが、、、





やっぱりアンドレア・タッキです。
力強い重低音と澄み切った高音。
存在感の音です。
ハウザー2世とフレタ1世とブーシェのいい所取りのようなギターです。
良く弾き込まれていて、反応がとても良いです。
フリーソンより弾きやすい!!!









女流ギター弾きのお二方には、大活躍をしていただきました。
色々なギターを弾いていただき、楽器の個性をうまく引き出していただきました。
ありがとうございました。


ひたすら楽しい1日でしたが、反面指の状態が悪くて、うまく楽器を鳴らせない悔しさもあって、、、
まともに右指が弦を捉えられない。。。



カフェ・ラルゴの美味しいコーヒーを大量に飲み過ぎて、夜眠れなくなってしまった。。。
夏休み4日目の今日は、寝不足と二日酔いとで、ひたすらダリャダリャとして過ごしてしまった、、、

夏休みもあと2日しかないです。
2日間は、真面目に練習しないといかんなあ、、、

タッキとサントスとマゼとキール

2010-07-27 23:11:49 | ギター弾き比べ
「ぐらぐら」は嫌いです。

パスカルに吸盤式のエルゴプレイを取り付けるのは、もうやめました。
ただでさえ不安定な演奏が、「ぐらぐら」のせいでさらに崩壊へと突き進んでしまいます。



ひさしぶりにこれを使ってみる事にしました。





ギターレストです。
ただしこの状態だと低すぎて、エルゴプレイを使った時の構えが出来ません。
ギターレストの延長棒を買いに、御茶ノ水のメディアカームまで行って来ました。


メディアカームには、益田正洋さんが来ていて、色々なギターを弾きまくっていました。
ラッキー!!!




今日の試奏ギター様達
手前右よりクロダ・トーレス(メープル)、ジャン・ピエール・マゼ、サントス・エルナンデス、松井邦義(バーズアイメープル)後ろ右よりアンドレア・タッキ、サントス・エルナンデス


今日の一押しギターは、手前のサントス・エルナンデス
表面板は「一度はバラバラになった事があるんじゃあ??」って位に、割れた跡があってうねっています。
私のパスカルより凄まじいかも?
益田さんの試奏!!切なくなる位美しい音と響きです。
ギターってこんなにも美しい音の出る楽器だったんだあって、改めて認識しました。
こりゃー素晴らしいギターです。

で、自分でも弾いてみたら、、、
ありゃりゃりゃ、、じぇんじぇん音が美しくないです。
弦も思いのほか硬くて、まったく弾けない、、、
やっぱり名器は弾き手を選びます。


もう1台の後ろのサントスは、まるで新品みたいにキレイなギターです。
こんなに状態の良いサントスは、ちょっと見たことがありません。
音も元気過ぎて、味わいは薄いです。
古名器と言うよりも、現代の高品質なコンサートギターと言った感じです。


私の好みにピッタリだったのが、アンドレア・タッキです。
重くクリアーな迫力のある低音と、澄んだ高音。
響きも豊かだし、音量も素晴らしい。
一番の魅力は、深く味わいのある音色です。
現代のシンプリシオです。
欲しい。。。。
でも弦が硬くてじぇんじぇん弾きこなせない。
右指が巻き込んでしまいます。
指が元気で、あと10歳若かったら、無理してでも購入しちゃうだろうなあ、、、


一番の曲者が、ジャン・ピエール・マゼ
しっかりとした音の高品質なギターなのに、弾いてみても何故か魅力を感じない。
でも益田さんが曲を弾くと、なかなかのギターです。
個性が強すぎて、好き嫌いのはっきりするギターです。


日本の松井邦義・クロダトーレスは、非のうち所の無いギターです。
癖が無くて、弾きやすい。
音量も十分だし、響きも良いし、低音も高音も良いです。
強烈な個性は無い代わりに、誰が弾いてもきちんと反応してくれるギターです。


素晴らしい益田さんの演奏と、素晴らしいギター様達を堪能しました。
メディアカームへ行った本来の目的を、危うく忘れる所でした。。。




ギターレストの延長棒も手に入れました。
これで「ぐらぐら」ともお別れ出来ます。


名器を楽しんだ後は、港北区高田の「スパイスカフェ」で、インド晩御飯です。


新しいメニューの「チキンマサラセット」1,550-がお得なので、オーダーしてみました。




タンドリーチキン




チキンマサラカレー+ナン(ライタは別注です。)
チキンマサラカレーは、激うみゃです。
甘辛でスパイシーで濃厚なカレーです。
スパイシカフェのカレーが、今一番好きかも????




ラッシー

これで1550円は、かなりお得です。
おなかいっぱいです。


食後に




出来立てのライスキール
お米のデザートです。
えっ???お米???力いっぱい炭水化物???
美味しいからメタボの事は気にしましぇ~~ん!!!

ってな訳で、トップの写真は素晴らしいインド料理を作る、スパイスカフェの現シェフです。
笑顔が素敵です(写真はちょっと緊張気味ですが、、、)