腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

そろそろ、、、

2006-07-31 06:05:24 | マンホン式11弦ギター
11弦ギターは、そろそろネタ切れかなあ、、、

マンホン式の11ギターを現在も弾いている人は、見つけ出せませんでした。
かつて、マンホンが学校を作ったブエノスアイレスでも、今は絶滅??してしまったのか、見当たりません。

世界の何処かにはきっと変わり者がいて、いまだに弾いている人はいそうな気がします。
ブエノスアイレスには、まだ当時の楽器が結構な数残っているようです。

マンホン式11弦ギターを演奏しているCDが存在するのを見つけましたア!!
César Bo(シザー・ボー?)の1955年の録音です。う~~みゅう。。聞いてみたいなあ。。。。

César Bo(1916~?)が、最後のマンホン式11弦ギターのプロフェショナルな奏者なんでしょうねえ。。。

さて、フランシスコ・ヌニェスの11弦ギターは、今は何故かベルギーにあります。

穴は11個

2006-07-30 10:10:36 | マンホン式11弦ギター
しかないです。

さて、マンホン式の11弦ギターですが、今でも弾いている人いるのだろうか??って思って調べてみました。
インターネットで11弦ギター奏者を検索してみると!!!
出てくる出てくる、ほとんど名前を聞いた(見た)事の無い人がズラ~~って並びます。

ただし、ほとんどがハープギター関係の人達ばっかりで、クラシックの人はいません。
クラシック系の人だと、やっぱりセルシェルと同じ11弦アルトが多いなあ、、、
アルトギターで無くても、バッハを弾くために低音増やしただけのギター奏者は、数人いたかな??

現代の製作家でアルトで無い11弦ギター作っているのは、、、
ケネス・ヒル...これは、マンホン式でなく、低音増やしただけのタイプ
スティーブン・ガッツ...これも同上

唯一マンホン式の11弦を作っているのが、Stephen Sedgwickって人です。
この人はトーレスの11弦ギターのコピーを作っています。
日本円で約50万円位ですが、、
買う人いるんだろうか、、、、

オリジナルのマンホン式11弦ギターで、11本弦が張られている写真もほとんど見かけません。
だいたい10本しか張っていないか、まったく弦を張っていないかどちらかです。
アリアスの11弦ギターにいたっては、弦切れたまんまですし、、、しかも4本だけですウ。
私が購入する(まだ届いていない。。。)、ヌニェスは、現地では8本しか張っていないよーで(←状態が悪くて、それ以上の弦張れない可能性もあるなあ、、、)。。。。

何度数えても、、、

2006-07-29 04:02:14 | マンホン式11弦ギター
糸巻きは12個付いるなあ???

ヌニェスの11弦ギターのヘッドの裏側の写真です。
ブリッジの写真を確認しましたが、弦を通す穴は11個だけしか開いていません、、、

フランシスコ・ヌニェスは、現在も続くギターメーカー(楽器商?)アンティガ・カサ・ヌニェスの創始者です。
プラトが持ち込んだタレガの曲を、アルゼンチンで出版したりもしています。

当時のアルゼンチンは、タレガ信仰があって、イラリオン・ルルーは「タレガ直伝」を宣伝文句にして、ブエノスアイレスで大成功を収めています。
でも、どうやらタレガにギター習ったのは、2週間だけのようですが、、、
「アカデミア・タレガ」なんて学校まで、ちゃっかりと作ってしまっています。
その上、出版された「タレガ奏法による初級ギター教本」には、「我が愛弟子のマリア・ルイサ・アニードとレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサに捧ぐ」なんて書いています。

アニードはリョベートがもっとも重要な師匠でしたし、ルルーが教えていたのは、アニードが子供の時で、プラトがアルゼンチンを留守にしている間だけでした。

デ・ラ・マーサにいたっては、数ヶ月間だけのお付き合いだったよーで、、、

有名になったかつての教え子の名前を、最大限自分の宣伝に使うあたりの所は、イラリオン・ルルーって人物は、なかなか人間的で俗物で、魅力を感じてしまうなあ。。。。

フランシスコ・ヌニェスのギターについて、プラト(だったかな?)が「トーレスのギターに匹敵する」って言ったとか、、、
到着が楽しみです。

ギターは、まだブエノスアイレスのDHLの集荷所を出た所です。

11弦ギターの製作家

2006-07-28 21:36:10 | マンホン式11弦ギター
またボーリンの11弦ギターでは無く、マンホンの使っていたタイプの11弦ギターの話です。

11弦ギターを当時(19世紀末から20世紀の初め)作っていたのは、トーレス、マヌエル・ラミレス、ビセンテ・アリアス、エンリケ・ガルシアの大御所達。

それに、スペインのサルバトール・サンチョにアルゼンチンのフランシスコ・ヌニェスとマヌエル・ドミンゲス。

以上の製作家が11弦ギターを作っていたのを確認しています。

マヌエル・ラミレスとガルシアの11弦ギターの詳細は、分かりません。

ビセンテ・アリアスの11弦ギターは、トーレスのギターと違って、裏と側板はハカランダを使ってある様子で、見るからに重厚な響きが出そうなギターです。
どんな素晴らしい音がするのか、聞いてみたい!!!
写真で見るアリアスのギターは、弦は切れていて、ホコリかぶっています。

写真は、サルバトール・サンチョの11弦ギターです。
1887年製ですが、状態はかなり良さそうなギターです。
裏側板は、トーレスと同じくシープレスです。
サルバトール・サンチョは、1960年生まれで1920年没のバレンシアの製作家です。

25日の日記の写真のフランシスコ・ヌニェスの11弦ギターは、11弦ギターとしては変り種です。
1910年頃に作られていますので、比較的新しい11弦ギターです。
裏・側板はハカランダです。
木ペグでなくマシンヘッドになっていますが、、、ヘッドの形状が、かなり怪しいです。
角が生えているし、重さのバランスを取るためか?(←だったら何で角生やしてるの???)くりぬいて穴明けてあります。
いちばん奇妙なのは、11弦ギターなのに糸巻きは12個付いている事です。不思議だ、、、、
写真で見るかぎり、状態はかなり悪そうです。
表面板は、2箇所大きく割れていますし、裏板にも割れが見えます。

イラリオン・ルルーが使用していたギターですが、現在も実用に使われているらしく、1~8弦まで弦が張られています。

実は、このフランシスコ・ヌニェスの11弦ギターは、DHLで日本に向けて搬送中です。
う~~~みゅう、、、またやってしまった。。。。

トーレスの11弦ギター

2006-07-26 21:54:21 | マンホン式11弦ギター
トーレスの11弦ギターは、4本あるらしいのですが、、、

1本目は番号07で、1876年につくられています。
オーナーは、Jose Martinez Tobosoです。裏側板はシープレスです。


2本目は番号71で、1884年に作られています。
オーナーは、Jose Rojo Cidです。裏側板はやはりシープレスです。
現代ギター誌の397号に写真が載っています。

3本目は番号83で、1885年製です。
最初のオーナーは不明です。裏側板はいなご豆の木です。

4本目は番号101で、1886年製だと思います。
最初のオーナーは不明で、裏側板はシープレスです。
4本目の11弦ギターは、83と同じくいなご豆で出来ていたって説もあるのでsが、、、
これが、本物かどーかは判りませんが、アルゼンチンで現在売り出し中です。
写真でみて判る通り、シープレスのギターです。

アントニオ・ヒメネス・マンホンがトーレス作の11弦ギターを2本所有していたって記述を読んだのですが、これがもし本当ならば83と101はマンホンが所有していたギターって事になります。
あんまり当てになりません。

トーレスが11弦ギターにシープレスを使ったのは、ギターの重量を軽くするためって説があります。
いなご豆の木も軽いので、たぶん普及品として作った訳では無いだろうと思います。

イラリオン・ルルー

2006-07-25 22:04:54 | マンホン式11弦ギター
11弦ギター弾きの中に、イラリオン・ルルー〔Hilarion Leloup (1876-1939)〕がいます。

イラリオン・ルルーって人の事、誰も知らんですよねえ、、、、

ルルーは、タレガの弟子でアニードとレヒーノ・サインス・デラマーサの師匠です。
写真は、ルルーの11弦ギターです。
アルゼンチンのフランシスコ・ヌニェス作です。

トーレスやアリアスの11弦ギターが木ペグなのに対して、ヌニェスの11弦は15年位後に作られていますので、マシンヘッドになっています。
11弦なのになぜかギアは12個付いている????

11弦ギター

2006-07-25 03:52:49 | マンホン式11弦ギター
ボーリンが開発してセルシェルが演奏している11弦ギターではなく、19世紀末から20世紀初頭に作られた11弦ギターの話です。

この11弦ギターを弾いていたもっとも有名なギタリストは、昨日の日記に書いたアントニオ・ヒメネス・マンホンですが、当時は他にも多くの人達が11弦ギターを弾いていたようです。

José Martinez Toboso,Juan Parga, José Rojo Cid といった人達(誰???)の他、マンホンが11弦ギターの学校を作ったアルゼンチンでは、カルロス・ガルシア・ロルカ、エミリオ・ボーと息子のセザール、タレガの弟子でアルゼンチンに渡ったイラリオン・ルルー等が11弦ギターを弾いていました。

11弦ギターを作ったルシアーも、アントニオ・デ・トーレス、ビセンテ・アリアス、マヌエル・ラミレス、エンリケ・ガルシアの大御所の他に、サルバトール・サンチョ、アルゼンチンのフランシスコ・ヌニェス、マヌエル・ドミンゲス等が作っています。
写真は、トーレス作の11弦ギターです。

変な調弦(C, F, D, G, B, E, A, d, g, b, e)の11弦ギターですが、音の低い順にならべると、C,D,E,F,G,A,B,d,g,b,eの順番になります。
低い方の弦が、ドからシまでの音階が出来上がりです。
たぶんこの11弦ギターは、ベース音を開放弦で弾けるようにして、右手・左手共、運動性をアップさせる事が目的のギターだったと思います。
当然、低音域の音を増やす事と響きを増す事にも、大きな効果があっただろうと思います。

なぜ、この11弦ギターがすたれて、消えていったのかは不明です。
たぶんその後は、優れた11弦ギターの演奏家が、現れなかったためでしょうか?

今のイエペスの10弦やセルシェルの11弦も100年後には、忘れ去られてしまっているのかなあ、、、、

スミッツのマンホンCD

2006-07-24 15:22:24 | マンホン式11弦ギター
今さらですが、ラファエラ・スミッツのアントニオ・ヒメネス・マンホンの曲を弾いているCD買いました。

アントニオ・ヒメネス・マンホンって人の事は、今までセゴビアが使っていたマヌエル・ラミレス作(サントス・エルナンデス作)のギターの、本来の発注者としてしか知らなかった。。。
とっても印象が悪い人です。
小者(セゴビアに比べると)、ズルイ奴、お金に意地汚い人って印象です。

あの有名な話のせいです。

当時すでに有名だったマンホンは、マヌエル・ラミレスにギターを注文して、出来上がったギターに難癖をつけて、値引きとローンでの支払い?を要求して、、
マヌエル・ラミレスは、まだ無名だったセゴビアの演奏を聞いて、そのギターを貸し与えてしまい、その後ギターを取りに来たマンホンは、結局素晴らしいマヌエル・ラミレスのギターを手に入れる事が出来なかった。
って話です。

よく考えるとこの話は、どうも???な話のような気がします。
マンホンが注文したのは11弦ギターで、出来上がったのは1912年で、セゴビアに渡されたのも1912年です。
出来上がって、マンホンに難癖付けられて、すぐに6弦に改造されたって話しなんですが、、、

マヌエル・ラミレスの店頭の写真に11弦ギターが写っています。
一番右端のギターが11弦ギターらしいのですが、、、よく見えない。

マンホンは、トーレス作の11弦ギターを2本所有していたそうですし、わざわざマヌエル・ラミレスに注文した11弦ギターを、姑息な手段で値引きさせる必要があったのかどうか???
マヌエル・ラミレスもわざわざ出来上がったばかりの11弦ギターを、6弦に改造する必要があったのかどーか???

ちなみにマンホンの11弦ギターの調弦は、C, F, D, G, B, E, A, d, g, b, e. です。
ミョウな調弦です。

スミッツは、マンホンの曲を1899年製のビセンテ・アリアスの8弦ギターで弾いています。
美しい音と深い響きの素晴らしいギターです。
演奏も素晴らしい!!!

マンホンの曲は、散漫で、深みの無い曲だす。
でも、けっこうロマンチックでハマるなア。

あいかわらず指が動きましぇ~ん。。。

2006-07-23 19:21:34 | ギター
オフでよっぽど力んでギター弾いたのか???先週はじぇんじぇん指動きませんでした。
今日もあいかわらず動きません。
しゃーないんで、尾野7弦の高音弦を張りの弱いプロアルテのライトに張替えました。
少し弾きやすくなったけど、根本的な解決になっていない。。。。

話は変わって、次回ギターパティオのオフのプロジェクトが、「バッハのチェロ組曲1~3」に決まったので、CD買ってきて聞きました。

いきなり意識失った、、、
覚醒した状態を保てないなあ。。。

やはりバッハは苦手だゾ。

忘れましょう。。。。

2006-07-19 23:23:18 | 弾いてきましたア~~(又は弾きますです)
もう忘れました。。。。

オフの演奏の事は、キレイサッパリ忘れました。
指がまったく動かなかった事なんて思い出しません(←キッパリ!!)
足台や椅子やギターのせいにして、二度と思い出すまんかあアアアアアアアアアアア!!!!
アメリカーナは封印します。二度と弾くもんかアアアアアアアアア!!!

しかし、、、疲れました。。。
昨日は仕事中に3回意識を失いました。

今日は復活しています。
朝練もちゃんとしました。
指も動いてるなあ???不思議????

クラスタのショートライブに向けて、シエロ・アビエント久しぶりに練習しました。
アメリカーナより簡単だす。