久しぶりのミュージカル鑑賞☆

お店のお客様だった俳優の本間ひとしさんからミュージカルのご案内を頂き、お正月公演でまだ時間にゆとりのある時で昨年末まで仕事を頑張った自分へのご褒美と親孝行にもなるかなぁと思い、先日、母を誘ってミュージカル鑑賞に出掛けました。

タイトルは、「カーテンコールをもう一度！」、メインキャストは、金井克子、前田美波里、中尾ミエ、尾藤イサオと長きに渡り日本の芸能界を牽引してこられた方々。

60代後半から70代前半のシニア世代が歌って踊ってどんなステージを繰り広げるのか、とても興味がありました。

最近、自分より年上で頑張ってご活躍されている方に惹かれます、自分の老後もこうありたいとか、こういう方を目指して頑張っていきたいとかとてもよい刺激になります。

もちろんテニスの錦織くんのプレーやフィギアスケートの羽生くんの演技も素晴らしくＴＶで観るたびに感動はしますが、同じ年代の息子を持つ私には、彼らにも母心が重なってしまって、自分の生き方そのものにストレートに影響する感動とは違ったものになってしまうのです。

さて、ミュージカルの話に戻りますが、ストーリーは、劇場のオーナーがメインキャスト4名にデビューした当時を回顧させ、もう一度あの素晴らしいステージをと依頼するところから始まります。

女性３人は、今現在の実際の近況を面白おかしく語りながら、「この年でどうなるかわからないけど、まっ、頑張ってやってみましょう！」と、オファーを受け入れる。

そのショーたるや、ほんとうに素晴らしかったです

金井克子さん、さすがバレー仕込みのキレのよい動き、あの細身の身体からでる太い歌声、「他人の関係」もとても懐かしく母も喜んで聞き入っておりました

前田美波里さん、あの脚線美は今も健在、バニーガール姿バッチリ決まっていましたー

中尾ミエさん、いつ習われたのですかぁ　タップ、本間さんとの小刻みな靴音のハーモニー　素敵でした

美女に囲まれて嬉しそうだった尾藤イサオさん、肌がツルツル、歌声からも気持ちの若さが伝わりましたー

ちょっとした所作にトシを隠せない部分も感じられましたが、それでもここまでプロとして舞台に立てる、そのための努力の積み重ねがおひとりおひとりににじみ出ている、

ショーを通して、夢、希望を感じると同時にキャスト皆さんの現実の生き様を見せて頂けたような深い感動を覚えました。

ショーの後、楽屋にて本間さんに久しぶりにお会いすることができ、母も私もとても嬉しかったです

そうそう、楽屋の廊下で中尾ミエさんとすれ違い、すれ違い様に「素晴らしいショーをありがとうございました！」とお声をかけたら振り返ってくださって、「あっ、どうも～！」とミエさんらしい繊細かつサッパリとした応答

なんか、感動で胸一杯

帰りにイタリアンのお店で、久しぶりに母と二人だけのお食事

美味しいお料理を頂きながら、母もとっても喜んでくれた様子に、少しは親孝行できたかな、とほっこりと温かい気持ちに満たされました