NPO法人さなぎ達ブログ

横浜市寿地区や近隣地域を中心に社会的生きづらさを抱えている人々を対象としながら活動を行っているNPO法人です。

「さなぎ達」とは

日本三大寄せ場の一つである、横浜市寿地区、寿周辺地区を中心に、路上生活者及び路上生活に至るおそれのある人々が、自ら自立に向かいやすい環境を整える「自立自援」を主な目的とし、メンタルを一番大切にしながら「医・衣・職・食・住」の各方面で活動しているNPO法人です。

東京マラソンに刺激を受けました

2011年02月28日 | 日記
2月も今日で終わりです!

昨日は東京マラソンでしたね
走られた方いらっしゃいますか??
うちの父親は、去年に続き抽選に漏れて嘆いていましたが、36,000人のランナーって!
すごい人ですよね・・・
そして、ボランティアには100000人が参加されたとのこと。
すばらしい。

東京マラソンは「東京が1つになる日」をキャッチフレーズに開催され、チャリティ活動としての役割も大きい大会です。
今年は、10万円以上の寄付で大会に参加できる「チャリティーランナー」の枠も開設されていました。

寄付金は、“つなぐ”を共通テーマとした各分野のチャリティ活動に充てていきます。自分の想い(寄付)だけでなく友人や仲間の想い(寄付)を集めて、みんなの想いを“つなぐ”ことで、多くの方が東京マラソンのチャリティに参加していただけることを期待しています。
(東京マラソン公式HPより引用)

参加型の寄付も身近な寄付ではないでしょうか。

わたしたち、NPO法人は皆さまのご支援・ご協力があって、活動が成り立っています。
路上生活者の支援という、一般的にあまり理解しがたい分野での活動ではありますが、NPOとしての役割を果すべく活動を続ける次第です。

「つなぐ」って大事ですよね。

改めて、「さなぎ達」のボランティアに参加してくださっている皆様、ご寄付を頂いている皆様、衣類や食品などを送って下さる皆さまに感謝いたします。
いつもありがとうございます。


走られた方、ボランティアで参加された方、お疲れ様でした。


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Sさんの急変

2011年02月25日 | 日記
山中先生(さなぎ達の理事長兼ポーラのクリニックの院長)のエッセイをお届けします。
Sさんシリーズ第8弾です。
お読みでない方は、こちらもどうぞ。第1弾第2弾第3弾第4弾第5弾第6弾第7弾



Sさんの急変(SS君の出現)

Sさんは在宅酸素療法が始まった。

2月21日あさ4:30 息切れのため目覚めた。 
夜間に咳がでていた。
トイレにいつもの様に立ち上がったところ、眼前暗黒、ブラックアウト。
ヘルパーさんが「いつもと違うんで・・・」と、車椅子で来院。

顔色不良、冷汗+。
酸素飽和度80%。
レントゲンを撮ったところ、心不全だ!
ガンによる貧血と投与中のステロイドホルモンのための心不全だろう。
即刻、酸素吸入を開始し、簡易宿泊所の居室内にも酸素器械の設置を指示。

本人に説明した。
「今回の増悪は、がんによる直接的増悪ではない。」
「貧血や薬の副作用など諸環境による心不全であり、利尿剤+酸素投与で良くなるはずです」

Sさんはいつでも「はい・はい」 しか返答しない。
もっと不安を前面に出したり、質問出してきたり、していいのに。
質問は一つだけ。
酸素器械入れるに際して、
「へや狭いから大丈夫かな?」
よほど大きな器械が入ると思ったのか、自室が狭いのを気にしているのか・・・。
どうも後者のようだ。

「夏まで生きてないだろう と思って 具合悪くなったとき夏物全部捨てちゃった。
部屋狭いから。生きてたらまた買う。
旅行も酒もタバコもやらないから、服買う金はある。
いくら物価が高いって、食べものはだいたい一品100円だから寿では。」

心不全には、食事療法が大切。 
聞いてみた。

朝、コンビニのサンドイッチ。 
昼は小さい茶わんでご飯一杯と買ってきたお総菜1-2品。
夕食は配達辨当。 
ゴハンだけだして電子レンジでチンしてたべる。
みそしるはついているが、むくむから飲まない。

毎日この繰り返し。
今回、酸素と利尿剤の投与で少し持ち直すだろう。
しかし、やや機首を下げ始めた感は否めない。
KMVPは入らずとも大丈夫だ。
Sさんは運がいい。
寿一番の男性ヘルパーSS君がついた。
以前SS君のおかげで悪性腫瘍のオヤジTさんを看取ることができた経験がある。
風貌を描きたいが、個人情報に抵触してくるから書かない。
口数が多いが無駄口はない。
SS君の過去は知らないが、ただ一つ、父親を自分で看取った経験がある。 
だからつよい。動じない。自信に満ちている。
肉親を看取った男は、たいていのことにはたじろがない。
SS君は、自身の父親やTさんのみとりの時と同様に、Sさんに献身的に動いてくれるだろう。

人生のしあわせと苦労の具合は終わるまで分らない。
最期に「しあわせだった」と亡くなる人、寿では結構少なくない。

何をしあわせと思うか? 次第であっという間にしあわせになれる。
人生18ホール、ミスショットが木に当たって「ラッキー!2オン!」もあれば、「完璧だったのに、見えなかった池にポチャ」もある。

SS君の出現は、予想外のラッキー。Sさんの心不全が招いた巡り合わせである。







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現場にいらしてみませんか?

2011年02月18日 | 日記
天候不順が続きますが、元気にお過ごしでしょうか??
日が随分長くなり、もうすぐ春だな~と徐々に感じる時期になってきましたね


さて、昨日さなぎ達の「ソーシャルビジネス現場視察会」が開催されました。
(詳しくはこちらをお読みください)

昨日は、大学のゼミ合宿の一環として教授と大学生が参加されました。
積極的に質問が飛び交い、少しでも勉強の役に立てていればうれしく思います。

アンケートの一部をご紹介します。


今まで知らなかった路上生活者についての状況であったりをお教えていただきました。
まず、横浜にこのような「寄席場」があること自体知らなかったので、驚きました。

高齢化の実態が目に見えて分かり、今後の日本をも考えさせられました。
日本の歴史の流れの中で至った現状を把握することで、福祉のあり方や支援について学ぶきっかけになりました。

一度こういう経験はすべきだと思います。
自分の為にも、生活保護者のためにもなると思います。



視察会も残すところ、あと2回です。
・3月17日
・3月24日  両日とも12:30~

是非ご参加ください。
ご希望の方はこちらからどうぞ。
なお、定員に達し次第締め切らせて頂きますので、お申し込みはお早めに!

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無言のメッセージ

2011年02月17日 | 日記
山中先生(さなぎ達の理事長兼ポーラのクリニックの院長)のエッセイをお届けします。



無言のメッセージ

「何のために?、誰のために?」
いきてんの? 
あなた家族いないでしょ。しゃべれないでしょ。食べられないでしょ。
痰だって自分で出せないねたきりじゃん。
昔は大阪のミナミで呼び込みの黒服やってたってホント?
お尻に、あしに、頭に、床ずれだらけ。
見えてるのかな? 
ごくたまに天井以外のものを目で追う仕草するけど。
胃瘻開けられて、そこから一日3回白色の液体が注入される。
友だちが訪れることもない。
いつも同じチャンネルのFMラジオが流れてる。聞こえてんの?

そういえば、二年前、「いたい、かゆい」は言えたよな。
アルツハイマーは容赦なく、言葉を、動きを、飲み込む力を、咳する力を奪っていった。
「胃瘻にする?」
病院の先生からの質問にイエスもノーも言えないまま、誰も決められないまま、胃瘻がつくられた際に大きな床ずれが3つもおまけについて病院から帰ってきた。
以来、週2回、晴雨寒署にかかわらず、床ずれの処置に。
時には部屋で大手術。
痛いのかな? ごく希に処置中「う~」って声出した。
「うー」の他にはなにも伝えず、毎回毎回褥創を引っ掻かれてた。

この間にかかわった人たち、一体何人いるだろう?
ナースだけでも10人以上はいる。 
ポーラのクリニック、訪問看護2カ所、入浴ステーションの看護師。あんたのおかげで、みんなが在宅患者の褥創管理を学習した。
ヘルパーだけでも10人以上はいる。 
胃瘻の管理方法、褥創予防の方法、喀痰の吸引法。
あんたのおかげで、みんなが介護の達人になった。
マスコミだけでも10人以上はいる。 
「孤独死防止の取り組み」。新聞・テレビの取材に無言で協力させられた。
学生だけでも10人以上はいる。
インターナショナルスクールの学生、医学部、看護学部、研修医。
みんなあんたのおかげで人生の岐路の選択をする力をつけるだろう。

享年68歳。男は静かに息をひきとった。
2年以上、多くの若者に多くを伝え続けた。
亡くなる前日、とある15歳の中学生の女の子を連れて行った。
「私の居場所は?」と悩める女の子に、いつもドウリ無言で何かを伝えたようだ。
女の子は苦悩の解決法を教わったのではない。
青春時代に生き方を考える糸口を見せつけられた。

無言のメッセージは一生忘れないだろう。
「誰のために?何のために?」
人はストーリーを残すために生きているのかもしれない。






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SさんはKMVPから外れました

2011年02月08日 | 日記
山中先生(さなぎ達の理事長兼ポーラのクリニックの院長)のエッセイをお届けします。
Sさんシリーズ第7弾です。
お読みでない方は、こちらもどうぞ。第1弾第2弾第3弾第4弾第5弾第6弾




SさんはKMVPから外れました。
2週間毎の通院に切り替えた後、最近のSさん情報は川崎からと 面倒見のよい男性Aヘルパーから。
漏れ聞くところによれば、やんわりとKMVPを断ったらしい。
 
ある種の目で分類すると、寿には依存型と非依存型がいる。
依存型は自己の不安を何かに依存して安心をゲットしようとする。酒・タバコ・ギャンブル・買い物・シャブ・人間。依存の宛先は何でもあり。自分でやることはタバコと呼吸のみぐらいに何もしないタイプ。 
一方の非依存型、これまた徹底して絶対に誰にも頼らない輩もいる。
脳梗塞で左半身マヒ+右足壊疽で切断の状態でも、使える右手いっぽんで電動車いすを運転し、買い出し、料理、後かたづけ、洗濯、みんなやってしまう。
「独りでできるから」と意地なのか遠慮なのかプライドなのか、よくわからないが、あたまが下がるほど誰にも頼らない。
 
Sさんは後者のタイプのマイルド型。
KMVPは駅伝の伴走車。
選手が順調に走行してるときは、なにもしなくてよい。 
誰かが見ているだけでも、「ウザイ」ものだ。
 
週1回のヘルパー訪問と訪問看護、2週に一度の通院で充分にウザイ。
しばらく、遠くから見て見ぬふりしていよう。
やっぱり抗ガン剤やらなくて正解だった。






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小さい講演会のご案内

2011年02月04日 | 日記
早いものでポーラのクリニックを開設して丸6年と2ヶ月。
外来診療、在宅医療、みとり医療の形が小さいながらもおかげさまで整いました。
この間、3500人の患者さんが当院を訪れ、調査しえた限りでは150余名の方々が亡くなりました。
都会のクリニックにしては、明らかに死亡率の高い、数値的には“近寄るな!やばいクリニック”です。
言訳ってわけではないんですが、ポーラのクリニックの使命やヤマナカの医療観をお話させていただけるチャンスをもらいました。
医療のこと、寿のこと、みとりのこと、逝く人の気持ちのこと なんかを おはなししようと思ってます。
ご参加ご希望のかたは、人数に限りがありますので、平野さんまで事前予約下さい。

タイトル「寿地区の在宅ケア・みとりのチームケア」
日時 2011/2/19 土曜 14時から お話1時間 続いて、みなさんでわいわいと1-2時間
場所: 不老町地域ケアプラザ(ポーラのクリニックから歩いて1分)
主催:ホープ訪問看護ステーション
責任者:平野和恵(携帯050-6861-0774)


路上生活者数

2011年02月04日 | 日記
今日は暦どおり、春のような暖かさですね

「さなぎ達通信」をUPしましたので、是非ご覧下さい。
(過去のものを含めてこちらからご覧いただけます)

昨日、木曜パトロールについての記事を載せましたが、2009年11月~2010年10月の路上生活者数を報告致します。

 *訪問路上生活者総数:4102人
 〔月別平均〕
 ・11月:143人  ・3月:132人  ・7月:153人
 ・12月:136人  ・4月:124人 ・8月:お休み
 ・1月:122人  ・5月:95人  ・9月:145人
 ・2月:125人  ・6月:153人 ・10月:129人
 〔場所別〕
 ・関内駅地下道:336人      ・教育文化体育館周辺:62人
 ・関内駅ガード下:49人     ・大通り公園周辺:22人
 ・関内中央ビル周辺:139人   ・日の出町公園:16人
 ・横浜スタジアム周辺:407人  ・寿総合労働福祉会館周辺:262人
 ・文化体育館周辺:63人     ・その他:9人
  

 *参考
 2010年の厚生労働省の発表によると、全国のホームレス数は13,124人。
 これは、前年に比べ約2,600人以上の減少、最初のホームレス全国調査(2003年)から約12,000人の減少となります。 


11月~3月は毎週、4月~10月は隔週で行っています。(8月はお休み)
ボランティアさんも随時募集しています。
(お申し込みはこちらからどうぞ)


BE WITH YOUさなぎ達

木曜といえば?

2011年02月03日 | 日記
A.木曜パトロール

今日は、節分&春節です。

もう豆まきはお済でしょうか?恵方巻は召し上がりましたか??
みなさまに福がたくさん舞い込みますように

日本では「春節」はあまり馴染みはありませんが、中華街では今ごろ盛大にお祝いしていることでしょう。
あの爆竹には、ちょっと耳を塞ぎたくなりますが・・・

中華街から「さなぎの家」は、徒歩圏内です。
中華街にお越しの際は、是非お立ち寄り下さい

春節(しゅんせつ)とは?
旧暦の正月。
中華圏で最も重要とされる祝祭日であり、新暦の正月に比べ盛大に祝賀され、中国大陸や台湾のみならずシンガポールなどの中華圏国家では数日間の祝日が設定されている。



そして今日は、木曜パトロールの日です!
(参加ご希望の方はこちらからお申し込みいただけます)


≪ご報告≫
1月の仕出弁当の売上個数は273個でした。
おかげさまで50食、路上生活者の方々に「さなぎの食堂」で暖かい食事を提供することができます。

今月は、大量注文が2件ありました。(玉川聖学院、菊名教会のみなさま)
お買い上げいただいたみなさま、ご協力ありがとうございました。

寿地区周辺にお住まいの方で、食べてみようかな~と言う方は、ご連絡ください!
お近くなら1つからでも!是非ご相談下さい

BE WITH YOUさなぎ達


「さなぎ達」総会のご報告

2011年02月01日 | 日記
第12期「さなぎ達」総会は、2011年1月29日に不老町ケアプラザに於いて行われました。
参加者は職員+理事10名に加えて、会員6名がおいでになりました。 
寒い中ご足労いただきましたみなさまにはお疲れさまでした。
ありがとうございました。

一年間のご報告と活動状況の発表、今年の計画と予算につきまして承認をいただきました。
特に会計報告に関しましては、詳細な文書を早坂会計事務所の早坂剛先生に同席の上でご提示頂き、最終監査責任者として井上嘉久弁護士の認証をやはり出席下にご報告いただきました。

委任状をいただきましたみなさま、会員・サポーターのみなさまに感謝してご報告申し上げます。

ご参加の方々からは、「引き続き支援するからとにかくこういう活動は継続せよ」と激励をたまわりました。
(理事長のごあいさつはこちらをお読みください)
口頭にて申し上げたことを以下に加えてここにお伝えいたします。

「寿は10年先を進む町」は、依然としてハズレていません。
最近、本人の能力よりも就職に際して社会的なハードルが高くなっています。
大卒に職がない社会、寿にやって来る人たちに職があろうはずもありません。
40歳過ぎればブルーワーカー的仕事は、年齢ではじきとばされてしまいます。
リストラされてひとたび寿に住民登録されてしまうと、面接で「風呂に入っていますか?」と質問され、嫌みの一つ二つを聞きながら「不採用」をもらってくる人々がいます。
この方々に生活保護の適応が増えているのが日本の現場です。

かつて労働者の街、ついこの前まで知的障害や精神障害、依存症を持った若者が加わった街、最近は他区の独居認知症高齢者が送り込まれて来る街、最新には「トカゲのしっぽ切り」の形で社会から振り落とされた人々が流れてくる街。
これが寿です。
入り口はいっぱいありますが、出口に苦慮を重ね社会保障でパンクしかねない日本の未来を占う街。

寿が出口のない街にしないよう、「さなぎ達」では種々の支援活動を行っております。
ご支援頂いた金品をムダのない形で「衣医食職住」の各方面の活動に宛てて参ります。
今年もなにとぞ見守っていただき、温かくご支援のほどお願い申し上げます。


特定非営利活動法人さなぎ達
理事長 山中 修




総会ごあいさつ

2011年02月01日 | 日記
2011年総会ごあいさつ


あけましておめでとうございます。 
総会が1月に恒例的に開催されるようになってから、このごあいさつが、昨年の「さなぎ達」のご報告と反省、加えて今年の抱負を申し上げるよい機会となりました。
この場をお借りして現況のご報告と今年の方針について、ふれさせていただきます。

おかげさまで 「さなぎ達」は満10年に及んで、寿地区に「衣医食職住」に関連して根ざしたさまざまな福祉・社会活動を続けることができました。
理事長に就任以来、特にこの数年、なによりも「虚」ではない「実」のある事業の「継続」をモットーに理事や職員ががんばってきたことが、「結実」しております。

昨年のマニフェストの一つに「事業の進み方をHPにきちんと紹介」「いただいたご寄付のお礼とご報告をHPでも」と、活動の紹介と御礼の徹底がありました。
新入職員の新井がこの役割をしてくれています。
HPやブログに活動紹介が詳細にされておりますので、ぜひ一日一度は覗いていただけると幸いです。

「無縁社会」といわれた昨年の末から、振り子の逆振れがはじまり、有縁の「タイガーマスク」現象が話題となっています。
もちろん、好感をもって報道され、現象は拡大していることは大変望ましいことではありますが、日本人の特性は「熱しやすく冷めやすい」。

「一滴が大河(タイガ)に」。
「さなぎ達」の創設時に意識した一語ですが、大河とまでは至らないまでも、「木曜パトロール」「さなぎの家」「さなぎの食堂」「寿JUMP」「KMVP」「慶応プロジェクト」「おとなり市(朝市)」など、明らかに河が、さも当然のように流れはじめたようです。

一時のタイガ-マスク現象に止まらない、ゆるやかにでも継続してホントの大河に変じていける社会活動をこの一年さらにチームワークよく継続発展していくために努力する所存です。
引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。


特定非営利活動法人さなぎ達
理事長 山中 修

改装後:さなぎの家

2011年02月01日 | 日記
今日から2月です
日差しのあるところは、暖かかい1日でしたね
事務所の中より、外のほうが暖かい・・・(笑

今月もみなさまと笑顔で過ごせますように。

「さなぎの家」の改装ですが、
そもそも何故改装に至ったかと言いますと、
車イスの方も、そのまま利用できるようなバリアフリーな家にするためです。

福祉の町と言われる寿町では、車イスで生活されている方も大勢いらっしゃいます。
「さなぎの家」は、利用者さんに、過ごしやすい・やさしい家でありたいと思っています。

みなさまのご支援の元、無事に改装工事が終わり、
車イスも楽に入る、広々とした空間ができました
(今まであったカウンターを撤去し、その分スペースが広くなりました)

そして、利用者さんが喜んでくれているのが、トイレです。
広い!キレイ!快適です
今までのトイレは、古く、とても使いずらかったので、その分喜びも大きいのかもしれません。
ちなみに、便器代は89,600円でした。
(便器の値段て初めて知りました笑)

頂いた空気清浄機も設置され、「空気がきれいに感じる」とのうれしい声!

「さなぎの家」のルールは3つ。
①禁煙 ②禁酒 ③殴り合いの喧嘩をしない

これを守っていただければ、どなたでも利用できます。
ぜひ、一度いらしてみませんか?


身内話ですが、昨日熱のあった職員が、今日はすっかり熱が下がったと出勤してきました。
なんという回復力!!
聞いても、薬飲んで寝ただけらしいんです。

健康第一で、お過ごしください


BE WITH YOUさなぎ達