ついにこの日が来てしまった。
今日で最後‥
でも、ガチジジィどもには関係ない!
今日も全身全霊を込めた、Can't ExplainのEコードが、
ガチ鳴りし、アリーナB612番のPete前席で、
ガーン!と全身に鳥肌が立って始まった。
The Seekerを、踊りながらフルコーラス歌ってたら、
Peteが俺の方を指差して、ニヤっと笑ってGoodポーズ。
近い席だと、これがあるから楽しいぜ!
っつーか、The Seekerフルコーラス歌ってる人いないのね(笑)
さいたまの5.15から仲直りし、武道館で信じられない程の、
観客と二人のThe Whoの天高く舞いあがる姿をみせた彼らは、
仕事をやり遂げた!という達成感から、今日はリラックスモード
だろうなと思ってました。
思った通り、かなり嬉しそうに、リラックスしながらノッている。
フラグメンツがMC無しで始まった。
相変わらず、全くウケない。
これだけが、今回のツアーで納得できないところだ。
The Whoはバリバリの現役なんだ。新曲チェキラしようぜ!
フラグメンツは、素晴らしい曲だ。
架空のロックバンドと、ファンの関係を歌ってる。
とPeteがフィンランドのMCで言ってた。
スノーフレイクスは、様々なファンの思いなんだ。
それが舞い落ちてくる‥そして降り積もる‥
最後に、Rogerが、♪And You♪って、ファンを指差して
歌うじゃん!ファンとの関係は、The Whoにとっては最も大切なもの
みんなさぁ、次に来日したら、
♪スノーフレイクスフォーリン♪歌おうぜ!
ライブは続く!
今日は泣かないぞ!
最後だから、曲と演奏を味わい尽くすんだ!
BabaでRogerが、イカレタ声を絞り出して、全力シャウトする。
首の血管がブチきれそうにふくらんで、
限界を超えているのに、声を絞り出している。
いかん‥また号泣してしまった。
そして、PeteのDon't Cryをみんなで歌う!
Peteも、Rogerの限界を超えた力に反応して、全力で歌う!
ヤバ過ぎるぜ。せっかくのいい席なのに、
涙で前が見えなくなっちまうじゃねぇか!
10代の荒野の観客の熱唱は、一番声が大きかったようだ。
エミネンスフロントのイントロが鳴る‥
終わった後、
「ねぇ、サムちゃん!ヒアリングいいよね?
なんでPeteは、エミネンスフロントで、キャロル・キングって言ったの?
キャロル・キングがなんか関係あるの?」
って、三人の英語が堪能な人に訊かれたんだけど、
違うんだ!キャロル・キングじゃない!
Peteは、エミネンスフロントのシーケンスが鳴った時、
確かに、「カラオケ!」と言ってニヤっとした。
Rogerは、「ありがとう」ってけっこう言ってたけど、
Peteが地名以外で初めてしゃべった日本語は、
「カラオケ」
正確には、「キャラオキュウェイ」だな。
こりゃ、「キャロル・キング」に聞こえるわ(笑)
ハハハ。
相変わらず、エミネンスフロントでのPeteの狂気のギターソロと、
ブチキレシャウトな歌は素晴らしい。
なぜ、ソロのパートでPeteがこの曲を選んだのか?
考えてみる価値はあるぜ!
5:15
今までで一番、PeteがRogerに寄って行って、二人のからみが多い。
いい演奏だ。思わず自然に体が動くよ。
Oasis裏切りからザックが嫌いな俺だが、素直にいいプレイをしてる。
Peteのギターソロの、癖のある三連フレーズ(裏になったり表になったりする)に即座に反応して、オカズで掛け合いができるのは、尋常じゃない感覚だ。さすがはリンゴスターの息子だ。素晴らしいドラマーだよ。
でも、サポートメンバーでは、ラビットが一番好きだ。
彼は凄腕であり、味が凄く、なんというか最高だね。
Love Reign O'er Me
いかん。今日のRogerは、17日の武道館で力を使い果たして、
声が相当ヤバい。
でも歌うんだ!
全力で歌う!
ヤバい、また涙が‥
Won't Get Fooled Again
Peteの殺気がギラっと光る。
観客の熱狂はピークに達する。
My Generation
ピノのベースソロは、初めて、かなりJohnのフレーズに近かった。
今までは、ラスト二回のフレーズを、入り口から全然別の入り方してたんで、
ノリノリの皆様とは逆に、天邪鬼な某はドンビキしてたんだけど、
今日は、音数こそ違え、同じフレーズの入り方で初めて弾いていた。
それは大事じゃない?
オリジナルへのリスペクトは!
今までのピノのフレーズには、それが無かった。
でも今日はあったぜ!
ザックは、Won't Getの最後のブレーク後のドラムソロを、
Keithのレコードバージョンと同じ、ウラシンコペ多用の難しい方の入り方を踏襲しつつ、かつ自分のセンスで音数を多くして、素晴らしくカッコいいフレーズにしている。
BaBaではRogerのブルースハープの頭で入るフレーズに合わせたフィルを叩いた後で、ウラに戻るというセンスの良さをみせている。
やっぱ、ザックはいいね(笑)
おっと、ジジィたちに戻ろう。
My Generationでは、今までで一番、
PeteがRogerに寄って行っての、二人のからみが多かった。
なんかPeteは、Rogerを大切にしているというか、
慈しんでいるようだった。
痛んだ喉の心配MCをしてたRogerだが、
Peteはフィンランドの時と同じように、
「おい!大丈夫か、お前?」
ってな感じで、何度もRogerの方を伺いながらギターを弾く。
そして今日も、Naked Eyeが来た!
素晴らしい、Rogerが全力で激しくシャウトする。
Peteがブチきれつつ、伸びやかに空を突き抜けるような、
宇宙の音を集めたようなギターソロを弾く。
ダメだ‥やはり涙が‥
こんな曲が演奏できるバンド、無いよ、今までもこれからも。
自由なんだよ!心が素直に開放されるんだ。
そして、激しく、しかも暖かい。
よくこんな曲をつくったものだ。
やはり時代もある。未来は開放されていると皆が信じていれば、
時代に反応する天才のPeteは、そういう曲をつくるんだ。
暗い時代の今には、暗い「Black Widow's Eyes」
もつくる。
最後のアンコールパートだ。
Pinaall Wizard
Amazing Journey
Peteがキャプテンウォーカーを歌う。
そして、今回のツアーで初めて、
Brave Man! Stupid War!
というPeteの激マジ青臭いメッセージソングが、
観客への掛け合いになった!
俺のおかげか?へへへ。
Peteはブチきれたギターソロを弾きまくる。
Sparks
See Me Feel Me
最後なんだよな、最後。
一曲終わるごとに寂しくなるのは仕方ないところだ。
でも、最後も最初もおんなじさ。ガチなジジィどもはね。
エンディングで、Rogerはいつも観客を指差して、
You!You!って言う(オヤジギャグじゃないよ)
今日はふざけて、Peteを指差して、You!って言った。
それに超珍しくPeteが答えて、RogerにYou!って小さい声で言った!
でも、Rogerは、それを見てないでラブリースマイルしてるし(笑)
拍手が鳴り止まない中、 ハグをする二人。
Tea And Theatre
終わった後、PeteがRogerの肩をちゃんと抱く。
手がぬれて汚いみたいなジョークポーズも無く、
とても素直にRogerの肩を抱いた。
抱きしめたくなるようなラブリースマイルを浮かべたRogerは、
Peteの胸にちょっと顔をうずめて、
寄っかかった。
もう、体力限界だったのは明らかだった。
「終わったよ。ボクは最後までやったよ。」
っていう声が聞こえてきそうだった。
なんて奴らだ!
60過ぎたジジィたちは、いまだに近所のダチなんだ。
これが本当の友達だろう。
喧嘩をしたり、仲直りしたり、でも、二人とも、
本当に大事なもののために、体を張って、
体力の限界を超えても、激しくライブをする。
全ては終わった‥
我らは、この経験をリセットしてはいけない。
最近の時代は、動きが早い。
素晴らしい経験も使い捨てされてしまうんだ。
The Who素晴らしかったね!
さ、明日から人の足を引っ張って出世するぞ!
じゃ、意味ないんだよ!
わかるかい?
世の中には、こんな素晴らしいものがあるんだ。
今回のThe Whoのツアーが、なんでこんなに素晴らしかったかといえば、
それは、半分は君たちがつくったんだよ、The Whoと一緒にね!
The Whoに飢えていた君たちの本気の感情が、PeteとRogerに伝わり、
彼らは、体力の限界を超えたライブを、毎日続けたんだ。
終わってPeteの胸に顔うずめたRogerは、倒れそうだったよマジで。
Peteもそれよくわかっていた。Rogerが限界を超えてたのはね。
だって、自分の体が楽器なんだから。
キーは下げてないんだよ、愛の支配は!
だから、凄くRogerに寄って行ってたんだ。
The Whoをここまで本気にさせた日本のファンに乾杯だ!
昨今の、ノスタルジー観客の前で、やや緩いライブをやってた
The Whoの目を覚まさせる真剣勝負!
それが日本ツアーだったんだ。
The Whoにとっても、とても良かったんじゃないかな?
Peteは日本に来なかったことを後悔するMCしてたし、
Rogerは、俺たちは君たちにBelong Toだって言ってた。
The Whoを本気にさせた君たちは、それを誇りとして、
自分の人生を変えてくれ!
The Whoを本気にさせた奴が、人を陥れたり、
我侭で人を振りまわしたりしちゃいけないし、
いい人すぎて人にハメられてもいけない。
純粋な人ほど、The Whoの本質が感覚に入ってきて感涙する。
ただ、そういう人は、世知辛い世の中では、
なかなかうまく世渡りできなかったりするんだ。
でも、The Whoは、いつもイケてない俺たちを励ましてくれるじゃないか!
したたかに、自分の純粋さを守って、誇りを守って生きてくれ。
なんて、俺が言うことじゃないけどさ。
ついね。
とにかく、最高の経験だったね!
世の中にはね、「真実」ってものがあるんだよ実は。
それが今回のThe Whoのライブツアーさ。
真実なんて、初めて観ただろ?
それは、涙が止まらなくなる訳だよ。
俺だって、1989年弾丸ツアーでウエンブリーにThe Who観に行った時に、
初めて、世の中に真実ってものがあることを知ったのさ。
真実の力を信じようぜ!
世の中、捨てたもんじゃない。
こんなにThe Whoに感動した人たちがいるじゃないか!
しかも、カタチじゃなく感覚でね。
セットリスト
I Can't Explain
The Seeker
Anyway Anyhow Anywhere
Fragments
Who Are You
Behind Blue Eyes
Relay
Sister Disco
Baba O'Reily
Eminence Front
5:15
Love Reign O'er Me
Won't Get Fooled Again
My Generation/Naked Eyes
Pinaall Wizard
Amazing Journey
Sparks
See Me Feel Me
Tea And Theatre
写真は、同志のkさんがゲットしたRogerのピック!(最高だね!)
彼は、なけなしの金をはたいて、VIPチケ取ったらあなた!
ロック観音のお導きで、Rogerのピックをゲット!
Peteのピックは、けっこうヤフオク出てるけど、
Rogerのは、観たことないよ!家宝だよね。
帰り際にこんな話をしてたら、触らせて下さい!あやからせてくださいって、何人かに話しかけられて、俺の独断で、触らせてあげた!パクったらぶっ飛ばしてやろうと、構えていたが、The Whoファンに、そんな嫌らしい奴はいなかった!
この写真、お守りにしようよ、みんな!
あっそうだ!ピックで思い出したけど、Peteはやたらピックを落とすんだけど、今日は、ポークパイハットにもピック乗せてたね。
腕回しでピックが飛んだ時、ポークパイハットからピックを取り出して
弾いたのには、微笑んだぜ。なんでそんなアホなことするのかな?
63歳なのにね。おい、最高だぜジジィ!
有難う!
今日で最後‥
でも、ガチジジィどもには関係ない!
今日も全身全霊を込めた、Can't ExplainのEコードが、
ガチ鳴りし、アリーナB612番のPete前席で、
ガーン!と全身に鳥肌が立って始まった。
The Seekerを、踊りながらフルコーラス歌ってたら、
Peteが俺の方を指差して、ニヤっと笑ってGoodポーズ。
近い席だと、これがあるから楽しいぜ!
っつーか、The Seekerフルコーラス歌ってる人いないのね(笑)
さいたまの5.15から仲直りし、武道館で信じられない程の、
観客と二人のThe Whoの天高く舞いあがる姿をみせた彼らは、
仕事をやり遂げた!という達成感から、今日はリラックスモード
だろうなと思ってました。
思った通り、かなり嬉しそうに、リラックスしながらノッている。
フラグメンツがMC無しで始まった。
相変わらず、全くウケない。
これだけが、今回のツアーで納得できないところだ。
The Whoはバリバリの現役なんだ。新曲チェキラしようぜ!
フラグメンツは、素晴らしい曲だ。
架空のロックバンドと、ファンの関係を歌ってる。
とPeteがフィンランドのMCで言ってた。
スノーフレイクスは、様々なファンの思いなんだ。
それが舞い落ちてくる‥そして降り積もる‥
最後に、Rogerが、♪And You♪って、ファンを指差して
歌うじゃん!ファンとの関係は、The Whoにとっては最も大切なもの
みんなさぁ、次に来日したら、
♪スノーフレイクスフォーリン♪歌おうぜ!
ライブは続く!
今日は泣かないぞ!
最後だから、曲と演奏を味わい尽くすんだ!
BabaでRogerが、イカレタ声を絞り出して、全力シャウトする。
首の血管がブチきれそうにふくらんで、
限界を超えているのに、声を絞り出している。
いかん‥また号泣してしまった。
そして、PeteのDon't Cryをみんなで歌う!
Peteも、Rogerの限界を超えた力に反応して、全力で歌う!
ヤバ過ぎるぜ。せっかくのいい席なのに、
涙で前が見えなくなっちまうじゃねぇか!
10代の荒野の観客の熱唱は、一番声が大きかったようだ。
エミネンスフロントのイントロが鳴る‥
終わった後、
「ねぇ、サムちゃん!ヒアリングいいよね?
なんでPeteは、エミネンスフロントで、キャロル・キングって言ったの?
キャロル・キングがなんか関係あるの?」
って、三人の英語が堪能な人に訊かれたんだけど、
違うんだ!キャロル・キングじゃない!
Peteは、エミネンスフロントのシーケンスが鳴った時、
確かに、「カラオケ!」と言ってニヤっとした。
Rogerは、「ありがとう」ってけっこう言ってたけど、
Peteが地名以外で初めてしゃべった日本語は、
「カラオケ」
正確には、「キャラオキュウェイ」だな。
こりゃ、「キャロル・キング」に聞こえるわ(笑)
ハハハ。
相変わらず、エミネンスフロントでのPeteの狂気のギターソロと、
ブチキレシャウトな歌は素晴らしい。
なぜ、ソロのパートでPeteがこの曲を選んだのか?
考えてみる価値はあるぜ!
5:15
今までで一番、PeteがRogerに寄って行って、二人のからみが多い。
いい演奏だ。思わず自然に体が動くよ。
Oasis裏切りからザックが嫌いな俺だが、素直にいいプレイをしてる。
Peteのギターソロの、癖のある三連フレーズ(裏になったり表になったりする)に即座に反応して、オカズで掛け合いができるのは、尋常じゃない感覚だ。さすがはリンゴスターの息子だ。素晴らしいドラマーだよ。
でも、サポートメンバーでは、ラビットが一番好きだ。
彼は凄腕であり、味が凄く、なんというか最高だね。
Love Reign O'er Me
いかん。今日のRogerは、17日の武道館で力を使い果たして、
声が相当ヤバい。
でも歌うんだ!
全力で歌う!
ヤバい、また涙が‥
Won't Get Fooled Again
Peteの殺気がギラっと光る。
観客の熱狂はピークに達する。
My Generation
ピノのベースソロは、初めて、かなりJohnのフレーズに近かった。
今までは、ラスト二回のフレーズを、入り口から全然別の入り方してたんで、
ノリノリの皆様とは逆に、天邪鬼な某はドンビキしてたんだけど、
今日は、音数こそ違え、同じフレーズの入り方で初めて弾いていた。
それは大事じゃない?
オリジナルへのリスペクトは!
今までのピノのフレーズには、それが無かった。
でも今日はあったぜ!
ザックは、Won't Getの最後のブレーク後のドラムソロを、
Keithのレコードバージョンと同じ、ウラシンコペ多用の難しい方の入り方を踏襲しつつ、かつ自分のセンスで音数を多くして、素晴らしくカッコいいフレーズにしている。
BaBaではRogerのブルースハープの頭で入るフレーズに合わせたフィルを叩いた後で、ウラに戻るというセンスの良さをみせている。
やっぱ、ザックはいいね(笑)
おっと、ジジィたちに戻ろう。
My Generationでは、今までで一番、
PeteがRogerに寄って行っての、二人のからみが多かった。
なんかPeteは、Rogerを大切にしているというか、
慈しんでいるようだった。
痛んだ喉の心配MCをしてたRogerだが、
Peteはフィンランドの時と同じように、
「おい!大丈夫か、お前?」
ってな感じで、何度もRogerの方を伺いながらギターを弾く。
そして今日も、Naked Eyeが来た!
素晴らしい、Rogerが全力で激しくシャウトする。
Peteがブチきれつつ、伸びやかに空を突き抜けるような、
宇宙の音を集めたようなギターソロを弾く。
ダメだ‥やはり涙が‥
こんな曲が演奏できるバンド、無いよ、今までもこれからも。
自由なんだよ!心が素直に開放されるんだ。
そして、激しく、しかも暖かい。
よくこんな曲をつくったものだ。
やはり時代もある。未来は開放されていると皆が信じていれば、
時代に反応する天才のPeteは、そういう曲をつくるんだ。
暗い時代の今には、暗い「Black Widow's Eyes」
もつくる。
最後のアンコールパートだ。
Pinaall Wizard
Amazing Journey
Peteがキャプテンウォーカーを歌う。
そして、今回のツアーで初めて、
Brave Man! Stupid War!
というPeteの激マジ青臭いメッセージソングが、
観客への掛け合いになった!
俺のおかげか?へへへ。
Peteはブチきれたギターソロを弾きまくる。
Sparks
See Me Feel Me
最後なんだよな、最後。
一曲終わるごとに寂しくなるのは仕方ないところだ。
でも、最後も最初もおんなじさ。ガチなジジィどもはね。
エンディングで、Rogerはいつも観客を指差して、
You!You!って言う(オヤジギャグじゃないよ)
今日はふざけて、Peteを指差して、You!って言った。
それに超珍しくPeteが答えて、RogerにYou!って小さい声で言った!
でも、Rogerは、それを見てないでラブリースマイルしてるし(笑)
拍手が鳴り止まない中、 ハグをする二人。
Tea And Theatre
終わった後、PeteがRogerの肩をちゃんと抱く。
手がぬれて汚いみたいなジョークポーズも無く、
とても素直にRogerの肩を抱いた。
抱きしめたくなるようなラブリースマイルを浮かべたRogerは、
Peteの胸にちょっと顔をうずめて、
寄っかかった。
もう、体力限界だったのは明らかだった。
「終わったよ。ボクは最後までやったよ。」
っていう声が聞こえてきそうだった。
なんて奴らだ!
60過ぎたジジィたちは、いまだに近所のダチなんだ。
これが本当の友達だろう。
喧嘩をしたり、仲直りしたり、でも、二人とも、
本当に大事なもののために、体を張って、
体力の限界を超えても、激しくライブをする。
全ては終わった‥
我らは、この経験をリセットしてはいけない。
最近の時代は、動きが早い。
素晴らしい経験も使い捨てされてしまうんだ。
The Who素晴らしかったね!
さ、明日から人の足を引っ張って出世するぞ!
じゃ、意味ないんだよ!
わかるかい?
世の中には、こんな素晴らしいものがあるんだ。
今回のThe Whoのツアーが、なんでこんなに素晴らしかったかといえば、
それは、半分は君たちがつくったんだよ、The Whoと一緒にね!
The Whoに飢えていた君たちの本気の感情が、PeteとRogerに伝わり、
彼らは、体力の限界を超えたライブを、毎日続けたんだ。
終わってPeteの胸に顔うずめたRogerは、倒れそうだったよマジで。
Peteもそれよくわかっていた。Rogerが限界を超えてたのはね。
だって、自分の体が楽器なんだから。
キーは下げてないんだよ、愛の支配は!
だから、凄くRogerに寄って行ってたんだ。
The Whoをここまで本気にさせた日本のファンに乾杯だ!
昨今の、ノスタルジー観客の前で、やや緩いライブをやってた
The Whoの目を覚まさせる真剣勝負!
それが日本ツアーだったんだ。
The Whoにとっても、とても良かったんじゃないかな?
Peteは日本に来なかったことを後悔するMCしてたし、
Rogerは、俺たちは君たちにBelong Toだって言ってた。
The Whoを本気にさせた君たちは、それを誇りとして、
自分の人生を変えてくれ!
The Whoを本気にさせた奴が、人を陥れたり、
我侭で人を振りまわしたりしちゃいけないし、
いい人すぎて人にハメられてもいけない。
純粋な人ほど、The Whoの本質が感覚に入ってきて感涙する。
ただ、そういう人は、世知辛い世の中では、
なかなかうまく世渡りできなかったりするんだ。
でも、The Whoは、いつもイケてない俺たちを励ましてくれるじゃないか!
したたかに、自分の純粋さを守って、誇りを守って生きてくれ。
なんて、俺が言うことじゃないけどさ。
ついね。
とにかく、最高の経験だったね!
世の中にはね、「真実」ってものがあるんだよ実は。
それが今回のThe Whoのライブツアーさ。
真実なんて、初めて観ただろ?
それは、涙が止まらなくなる訳だよ。
俺だって、1989年弾丸ツアーでウエンブリーにThe Who観に行った時に、
初めて、世の中に真実ってものがあることを知ったのさ。
真実の力を信じようぜ!
世の中、捨てたもんじゃない。
こんなにThe Whoに感動した人たちがいるじゃないか!
しかも、カタチじゃなく感覚でね。
セットリスト
I Can't Explain
The Seeker
Anyway Anyhow Anywhere
Fragments
Who Are You
Behind Blue Eyes
Relay
Sister Disco
Baba O'Reily
Eminence Front
5:15
Love Reign O'er Me
Won't Get Fooled Again
My Generation/Naked Eyes
Pinaall Wizard
Amazing Journey
Sparks
See Me Feel Me
Tea And Theatre
写真は、同志のkさんがゲットしたRogerのピック!(最高だね!)
彼は、なけなしの金をはたいて、VIPチケ取ったらあなた!
ロック観音のお導きで、Rogerのピックをゲット!
Peteのピックは、けっこうヤフオク出てるけど、
Rogerのは、観たことないよ!家宝だよね。
帰り際にこんな話をしてたら、触らせて下さい!あやからせてくださいって、何人かに話しかけられて、俺の独断で、触らせてあげた!パクったらぶっ飛ばしてやろうと、構えていたが、The Whoファンに、そんな嫌らしい奴はいなかった!
この写真、お守りにしようよ、みんな!
あっそうだ!ピックで思い出したけど、Peteはやたらピックを落とすんだけど、今日は、ポークパイハットにもピック乗せてたね。
腕回しでピックが飛んだ時、ポークパイハットからピックを取り出して
弾いたのには、微笑んだぜ。なんでそんなアホなことするのかな?
63歳なのにね。おい、最高だぜジジィ!
有難う!