~遅れてきた韓流~

'05年末の『冬のソナタ 完全版』で韓流にハマった
でも二十年前に趙容弼にハマっていたことは友人達には内緒だ

ハリウッド版『イルマーレ』

2006年06月30日 23時29分01秒 | 欧流
 
昨夜行われた完成披露試写会で見て来ました。
まだ9月の公開までだいぶあるので、ネタバレなしの感想です。

久しぶりに純正ラブロマンス映画を見ました。
ちょっと前ならメグ・ライアンの独壇場だったジャンルですね。
サンドラ・ブロックはとてもきれいでしたが、ちょっと堅かったかなあ。キアヌも実年齢が41歳と知っているので、役柄が若いという印象を持ちました。

見た後には爽やかな気分で劇場を出ることができましたが、中盤のラブシーンだけはもう見ていてドキドキしっぱなしでした。私が見たキアヌの出演映画のラブシーンの中で一番ドキドキしたかもしれません。

オリジナルの韓国版『イルマーレ』は未見の状態で見ました。ハリウッド版を見るまでは、と録画したDVDを封印していたのです。

そして今日オリジナル版を見ました。
ま、まずい!
昨日の良い印象がガラガラと音をたてて…

ひとことで言うと空気の差、でしょうか。
オリジナル版にはしっとりとしたアジアの空気があり、ハリウッド版はアメリカの乾燥した空気がそのまま映画の雰囲気に現れている、という感じで。

やはり一度韓流を知ってしまうと、その細やかな心理描写にもうどっぷりとハマってしまうんでしょうねえ。

他に、メインのプロットだけを残して、細部はけっこう変えられていました。エンディングも少し違います。タイムパラドックスの矛盾はどっちもどっちかな。

あとワンコ!
犬も圧倒的にオリジナル版の方が可愛かったです
と言いつつも、中盤のラブシーンだけはハリウッド版が素晴らしかったです。

というわけでやっぱりハリウッド版の『イルマーレ』はオリジナル版を未見の状態で見ることをオススメします、という結論でした。

人気blogランキング始めました。ポチッとしてね!

『デイジー アナザー・バージョン』ネタバレ

2006年06月29日 12時56分57秒 | チョン・ウソン
 
昨日が水曜割引デーだったので、早起きしてテアトル新宿で見てきました。
入りは7割くらいだったかな? 男性は数人。
入り口でデイジー缶(780円相当)をもらえたので、1000円の入場料はかなりお得でした(笑)。

さて。
この『デイジー アナザー・バージョン』ですが、今は頭の中は疑問でいっぱいです。
なぜ日本公開版がこのバージョンではなかったのかと…。

私は一般公開されたインターナショナル・バージョンの『デイジー』は正直言ってあまりいい出来だと思っていませんでした。
  • 刑事が殺し屋を捕まえようとする方法が愚かすぎてリアリティがない(ヘヨンへの責任を感じて自暴自棄になったジョンウが言い出すならまだ許せるけど)。
  • パクウィがデイジーの本当の送り主だと気づかないヘヨンが鈍感すぎる(ジョンウの持っていたデイジーとパクウィが贈っていたデイジーは微妙に違うでしょ! それに目をつぶるとしても、船上でデイジーを見たら普通そこで気づくでしょ、とか)。
  • 実際に会うようになってからも決して自分からはヘヨンに手を触れないようにしているパクウィが理解できない(好きな女が泣きだした時くらい抱きしめてあげなさいよ、とか)。
  • ヘヨンはヘヨンでジョンウ、パクウィ、デイジーの送り主、それぞれに対する気持ちの変化がよくわからない。
  • 大事にしている部下をなぜ始末しようとするのか、殺し屋のボスの気持ちもよくわからない。
    ってな感じで、突っ込みどころが多すぎて全然登場人物の気持ちにも物語にも入り込めませんでした。

    ところが、この韓国バージョンは見事なまでにこれらの疑問がクリアになっていたのですよ。まあ最初のジョンウの上司がオバカっていうのだけはどうにもなりませんが(笑)。

    つまりインターナショナル版は余計なモノローグを多用していた上に、物語にとって非常に重要なセリフやシーンを何ヶ所もカットしていたんですね。
  • 415という数字はパクウィにとってはヘヨンと出会った日付であり、ヘヨンにとっては毎日デイジーが贈られていた4:15の時刻ということで特別な数字だった。そのために同じ時刻に広場にデイジーを持って現れたジョンウをすぐ誤解した。ふたつも偶然が重なったので、ヘヨンはかなり強い確信を持ってジョンウをデイジーの送り主だと思っていた。
  • パクウィは映画が始まってすぐにボスに「殺し屋にとって女は危険な存在だ」と忠告されていた。またヘヨンと直接会うようになって仕事を干されていた後にボスに再会した時も(1年後の字幕なし)、女についてちくりと警告された。要するに殺し屋としての道を外れてしまったパクウィをボスは早い段階で見限っていたわけ。
  • ボスに最初から女について警告されていたので、パクウィは直接ヘヨンと会うようになっても、けっして友達以上の関係にならないように自制していた。
  • ヘヨンは咽を撃たれてからも病院にデイジーが届いていたり、退院後おじいさんに撮ってもらった写真に自分を見ている男の人が写っていたりしたので、ジョンウがそばにいるのに姿を現さないと思っていて、姿を消したと思うよりも苦悩が大きかった。
    こんな感じで、各キャラクターの背景がよくわかるので物語にもすんなりと入っていけるのです。

    他にもヘヨンがお茶を飲んで倒れた時にパクウィのモノローグで「少しの間眠っていてくれ…」というセリフが挿入されて睡眠薬入りだということがはっきりしますし、ジョンウの墓参りのシーンで上司はヘヨンにラジオのチャンネルがクラシックに変わっていたこと以外に「殺しの合図は黒いチューリップ」まで言っていますし(黒いチューリップはインターナショナル版で登場する前にヘヨンがパクウィのボートを訪れた時にもすでに登場して強調されています。ちなみにその時パクウィは「これは友人から僕へ贈られたプレゼント」と弁明していました)、最後のボスとの決闘の後、パクウィが生きていることもわかるので、エンドクレジットに流れる、あなたを置いてひとり旅立ってごめんなさいという歌詞がもっとぐっと来ます。

    というわけで、愛している女のそばにいながら自制しているパクウィが本当に切なくて、またヘヨンの辛さもよくわかって、またアンドリュー・ラウ監督らしい黒社会の厳しさも感じられて、インターナショナル版ではあくびしか出なかった私も、後半ボロボロと涙があふれてしまいました。

    このアナザー・バージョンなら、もう何度でも見たいです。テアトル新宿では7月1日(土)からは11:30の回も追加されますので、インターナショナル版には不満の方もぜひ見に行ってもらいたいと思います。

    ところでこのスチールは台湾の映画サイトからのものですが、台湾での題名は『愛無間 DAISY』なんですね(笑)。『無間道(インファナル・アフェア)』のアンドリュー・ラウ監督作品らしくて、気に入ってしまいました。

    なお、6月27日には『猟奇的な彼女』もリメイクするアメリカのゴールドサークル プロダクションにこの『デイジー』のリメイク権が売られたと報じられました。この殺し屋を捕まえるために自らを囮にするというプロットをどう料理するのか、今から楽しみです。

    人気blogランキング始めました。ポチッとしてね!

    SidusHQの携帯サイト

    2006年06月27日 22時30分49秒 | チョン・ウソン
     
    PCサイトのファンクラブの方は会員証の発行とごくわずかな試写会招待くらいしかまだ活動していませんが、携帯サイトの方はけっこう充実していますね。

    待ち受け画面も着ボイスも素敵ですが、その中でもっとも貴重なのがこのムービーが見られることではないでしょうか?(ただしパケット代を気にしない人にしか勧められませんが(汗))

    残念ながらストリーミングで保存はできないので、上の画像は携帯をデジカメで撮りました。
    ウソンのムービーは全部で6ファイルあって、内訳は以下のとおりです。

     1. 日本のファンへのメッセージ
     2. 3月に来日した時の成田空港での様子 ~その1~(よく見る動画と同じ)
     3.   同 上 ~その2~(2階から撮影したもので初見でした)
     4. AERAの撮影風景 ~その1~(たぶん3月の来日時)
     5.   同 上 ~その2~
     6.   同 上 ~その3~

    画像は「6」のAERAの撮影風景です。
    AERA、また撮っていたんですね。ひょっとしてすでに掲載されてしまった?
    サイトの目次を見たらまだのようだと思いますが、これから掲載されるとしたら楽しみですね。

    人気blogランキング始めました。ポチッとしてね!

    韓風通信エウル

    2006年06月23日 20時54分39秒 | チャングム
     
    イ・ヨンエさんが来日して「スタジオパークからこんにちは」を収録した時に、会場のNHKホール付近で創刊準備号を配付していた「韓風通信エウル」の創刊号が届きました。

    今回の記事の目玉は「イ・ヨンエ チャングムがやってきた!」でしょうか。4ページにわたってヨンエさんの記者会見の一問一答や、今までネットにもレポートが掲載されていなかったキョン・ミリさんの神奈川県民ホールでのトークショーの様子がレポートされていました。王様ことイム・ホさんのチャングム展での写真も、申し訳程度に載っています(笑)。

    他にイ・ビョンホン@東京ドームと、カン・ドンウォン@スタジオコーストのファンミーティングのレポートが各見開きで2ページずつ。あとは新作映画やドラマの紹介です。

    このチョ・インソンが表紙の韓風通信エウル 創刊号はこちらで申し込めます。
    また、1年間の購読会員も募集中とのこと。送料のみの960円なので、私も申し込もうと思っています

    人気blogランキング始めました。ポチッとしてね!

    『M:i:III』レッドカーペットレポート完全版

    2006年06月22日 13時49分26秒 | 欧流
    というわけで『M:i:III』ジャパンプレミア レッドカーペットイベントの詳細レポートです。(韓流じゃなくてごめんなさい!)
    画像はクリックで拡大できます。撮影はすべてsalleanaです。

    17時頃、クリス・ペプラーさんによるMCが始まった後、まずはヘリの発進場所、東京ヘリポートから中継がスタート。数分でお台場に飛んで来て会場を一周旋回しました。その後トム・クルーズが乗るスピードボードの出発場所、晴海へヘリが移動、17:20にトムが乗り込むところから本番の中継開始です。右の公園の突端に「めざましTV」のリポーターが蟻サイズで写っています(笑)。
    トムとJ.J.エイブラムス監督が乗ったボートは17:25にお台場に到着後、すぐに接岸せずに、レッドカーペットの前を旋回してくれました。トムを出迎えたケリー・ラッセルとマギーQ達は車で来て駐車場から徒歩で会場入りしたそうです。
    全員が揃うとひとりずつ挨拶しました。とても蒸し暑い日だったので、トムのこのニットベストまで着た服装ではかなり暑かったでしょうね。歓迎の大太鼓が打ち鳴らされ、トムも壇上に上がってひときわ大きい太鼓を叩いたのですが、私達とトムの間にはカメラマンの壁が…(泣)。
    ケリー・ラッセルはとてもきれいな人でした。トム以外の監督と女優さん達は報道陣がいる場所が水上バス発着場を挟んで二手に大きくわかれていたので、右に行ったり左に行ったり数回移動していました。その移動の途中に私達のいるAゾーンでもサインサービスしてくれました。女優さんの時は、あまりメジャーな人ではないこともあり、ファンも穏やかに対応。結局、私は親切な最前列の人に用紙を回してもらってマギーQのサインだけ貰えました。
    トムが私達のいたAゾーンへ来たのは18:30を回っていました。太鼓セレモニーの後、トムは走ってBゾーンへ行き、たっぷりファンサービス。BゾーンはぴあとJ-WAVEで当選した人だけが入れる優待ゾーンでした(一番優待されるというIMFカード保有者且つ先着100名のみというVゾーンもここに隣接していたのでしょうか? それとも砂浜のフリーゾーン近くの最後に子供達にファンサービスしたあたり?)Bゾーンでのファンサービス後は報道陣のインタビュータイム。それが終わった約1時間後にAゾーンにトムが来たころには時間も押しているのであまりサインする時間も取れず、ファンは相当殺気立っていました(汗)。写真は撮れていますが、カメラを手が伸ばせる限り高くあげて勘で撮ったものなので、私がいた5列目あたりでは、肉眼では全くトムを見れませんでした。人の頭よりサイン色紙で遮られて、という感じ。また目立つために大きな物を持ってきてるんだな、これが。


    というわけで、やはりレッドカーペットではせいぜい2列目あたりまでにいないと何も見えないし成果もないという見本のような一日でした。

    特別トムのファンというわけではないので、早起きもせず、普通に行きましたからまあ予想はついていましたけど…。ならなぜ応募したのかといえば、出演者のひとり、ローレンス・フィッシュバーンのファンだったからです。彼も来日していればもっと頑張ったのですが。

    ご一緒してくださったhyoutan2005さんには成果がなく疲労だけが残って申し訳ない気分でいっぱいです。
    でもこれに懲りずにまたお付き合いくださいね。

    この日、BIGLOBEがインターネット生中継していましたが、今日からVODでもそれが見れるようになっています。138分もあるので心して見てくださいね(笑)。こちら

    人気blogランキング始めました。ポチッとしてね!