ブログ ひかりの宇宙ふたり旅

いつも一緒に旅をして来た両親が、仲良く一緒にアルツハイマーになった。これからはどんな旅になるのだろう。

新盆

2008-08-15 00:00:00 | 介護
墓参りは、例年暑いさなかなので早朝出掛けることにしている。
父は昨年、この墓参り 可也きつそうだったので大丈夫かしら?
と、心配しながらも何とかクリアすることが出来た。


母の新盆でもあり、皆おしゃれして出かけたんだけど、
お墓のあるお寺に着いたとたん、凄い雷雨に見舞われ
お寺の庇は、雨宿りの人達でいっぱいになった。

思いもかけず小1時間、別世界のご近所さんと肩を寄せ合う機会を得た。
父:「墓まいりで雨に降られたのは初めてや~」
ォ~分かっている~。本当に初めてのことです。

母が認知症の入口に立った6年前のこと,
お盆から暮れにかけて情緒不安定になった時期があった。
「墓へ行きたい」「墓が呼んでいる」と,時間かまわずお墓へ行きたがった。
夜中、誰も知らない間にタクシーを呼んで一人で出掛けたりしないかと、随分心配したこともあった。

雷鳴は「ここに居るわよ~!」という母の声かも知れない。




「帰ったのね あの世じゃ~新人 話し聞くわ アドレス書いて 残して行ってね」  (さくら)


縁側の白アリ

2008-08-14 00:00:00 | 介護
毎日、目がクラクラするほど暑い日が続いている。
午後から実家の障子の張替えをしに出かけると
主人は朝から松の木の剪定をしてくれているらしい。
心臓が悪いのだからこんな熱射病警報の出ている日は
家で静かにしていてくれと、言っても、言っても、根っからの働き者なのです。
「業者さんに任せましょう」と言っているのに、先日から何日もかけて松を1本1本仕上げてくれている。


父はいつものように外のことは何も知らず、布団に入って寝ている。
このところ食事も、こちらが促さないと食べようとしない。


障子をはがし窓枠の掃除をしていて、
縁側の下に目が行き、そこも掃除をしだしたら大変。
廃材らしき材木がたくさん出て来て、シロアリだらけなのだ。
途中から雷が鳴り、凄い雨が降り出したが止められない。
主人にのこぎりで切ってもらい、全部ゴミとして出すことが出来た。
昨年床下に白アリが発生したのはこの縁側に面している部屋だから
ここが原因だったのかも。

確か10日前、白アリ業者さんは「アリはいません」と言っていたのにぃ~
早速電話をかけると、お盆休み中で留守番の方が、「床下だけ処理しています。縁側は外だから」と、勝手なことを言っている。


白アリ定期点検

2008-08-04 00:00:00 | 介護
昨年、実家に10年間保証付きの白アリ駆除をしてもらった。
今日は、1年後点検の日。
「白アリはいないけど、床下に湿気が多い」と言われた。
「餅は餅屋」というけど、床下のことはエキスパートと言わんばかりに
床下換気工事を勧められた。
効き目はどうなのかしら?

お見舞い

2008-08-03 00:00:00 | 介護
父の弟である叔父の家へ父を連れ、主人の運転でお見舞いに行って来た。


※少々言い方がおかしいですね。
「父が弟の見舞いに出かける為、主人と私が運転手と付添いとして同行した」
とあるべきですが、何しろ当の本人は、ご存知の通りのため、こんな言い方になってしまいます。


母の通夜と葬式には、この叔父の家からは息子さんご一家がおみえになっていた。
数年前にお会いした時の、お元気だったお姿が強くイメージとして残っていた為、
きっと他にご用が有って息子さん達が代理でおみえになったのだろうと、
葬儀の煩雑さに取り紛れ、うかつにも勝手に思い込んでしまっていた。
あとで「弟と言っても、歳が歳なんだからもしかして~」と気付き従兄に聞くと、3年前から病院へ行ったり来たりの生活をしていらっしゃるとか。
今日は家に帰って居られるらしいので、お見舞いに行くことにした。


遠方ですし、方向音痴の私では全く自信が無いので、主人に運転を御願いし地図を見ながら何とか辿りついた。
「近くへ行けば父が思い出してくれるかも」と少々期待していたが、全くダメ。
方向違いの道を指して「あっちだ~」の繰り返し。
叔父の家の前に到着しても、そこがどこか分からない。

父:車から降りて「ここへ、何しに来たんだったかい?」

でも、叔父の顔を見てお互いに喜んでくれたので良かった。

「伯父さん、80歳位までは自分で運転してよくおみえになったんですよ」と、従兄が教えてくれた。
父は転勤族だったので、私が子供の頃はそんなことが無かった為初耳。

ちなみに、今日は37℃の酷暑。
無事に行ってまいりました。