ブログ ひかりの宇宙ふたり旅

いつも一緒に旅をして来た両親が、仲良く一緒にアルツハイマーになった。これからはどんな旅になるのだろう。

記憶

2006-09-22 20:41:43 | Weblog
今週はいろいろ用事があって父の所へ毎日行っている。
火曜はケアマネさんが介護認定の調査に来られた。
その時の会話の中から、歌や踊りが大好きな父は
8月5日の母がいる施設の納涼祭の折りに
ケアマネさんがゆかた姿で踊られたのを覚えていた!(凄~い)
母と一番前の席で嬉しそうに観ていたのを思い出す。
ケアマネさん:「私三味線もお稽古しているんですよ、今度弾きますからデイサービス休まずに来てくださいね」と言われたので、翌日さぼってばかりいたデイに出かけた。

そして今日、病院へ介護認定の書類を書いて頂くために行った帰り
父と実家の近くのレストランで昼食を取った。
初めて来た時に父が「ここは良い店やな~」と言って気に入ったようだったので
病院の帰りばっかりだけど今回で4度目だ。

父:「ここ前にも来たとこだよな~?」
覚えていた!
病院へ通院していること、薬を飲む事、デイサービスに通っている事などは3年経っても覚えられないのに~ 




ほっ!

2006-09-22 14:37:22 | Weblog
来月に大事を控えている息子が健康診断でとても心配な結果をもらっていた事が判明。
しかも、本人はそれと気付かず、3ヶ月もほったらかしになっていた。
そんな時に主人までが、昨日から顔を大きく腫らしている。
胃がおかしくなるくらい心配していたが
主人は、歯が原因と判明。
病院へ行っていた息子からは、大丈夫だと連絡が入った。

生きているからこそ、イロイロあるんですよね~。

もう一息かも?

2006-09-16 17:59:12 | Weblog
リハビリの効果が少しずつ出て来ている。

7月上旬:手が上がらないので眉が描けない。
シャンプーしてもドライヤーがかけれない。
ブラが止められない。
着替えがしんどい。
目の前の物を取ろうと右手を伸ばそうものなら息が止まる程の激痛が走る。ナド、など・・・

7月24日:転院先でのリハビリ開始。
リハビリの先生:「100%元通りは無理かも、どこまで回復するか頑張りましょう。」
と言った。 
絶対治るわよ~!!

8月31日
リハビリの先生:「伸びて来てるから力入る」と言ってくれた。

9月11日
リハビリの先生:「あっち方向伸びるようになって来てますけど、こっち方向は動かないですね~。どうしても、あっち方向は動くようになっても、最後はこっち方向が残ってしまう人が多いんですよ~。」

9月15日
リハビリの先生:「こっち方向、う、うん?、なんか動きそう~かも?」


「一歩進んで二歩下がり」だけど、少しずつ動き出した右手。
眉が描けるようになった。前の物が取れるようになった。
一ヶ月後は帯が結べるかな~?  



素直に通院!

2006-09-06 02:19:27 | 介護
9月6日 父の通院の日。
介護が始まって3年半。通院の日には毎度・毎度大変な抵抗にあって来た。
定期的に通院している事も、毎日薬を飲んでいることも覚えていなくて、
若い頃健康体だった記憶しかなく、一回、一回、説明と説得が必要だった。

「医者なんか行かん!医者はどっか悪い人が行く所。わしは何処も悪くない」
「着替えするんだったら行かん!」
「雨(風・雪・暑い・寒いなどその時しだい)ひどいのに行かん!」
などナド、毎回疲れはててしまうのだが、

今日は、ナント!ナント!初めて素直に病院へ行ってくれた。
迎えに行くと、もう着替えも済んでいた。
しかも、病院で1時間以上待たされたのに、一言も文句を言わず待っていてくれた。
具合が悪いとは思っていないが、定期的に通院しているらしいと理解してくれたのかも。
忘れる事も多いけど、記憶に残る事も有るようだ。