百花繚乱な世界

私の趣味 学童野球(審判)、鉄道、鉄道模型、路線バス、バスの模型、日本史、世界史、地図や地形 その他いろんな大好きなこと

思い立って出掛けた川池線2

2010年04月03日 19時38分45秒 | 実物(鉄道、バス)の部屋
阿波池田では、川池線のバスに乗るまで1時間少々の時間があります。
予定では四国交通のバスの撮影を行う予定

駅前に出ると
あれ、以前は駅前にターミナルらしきものと案内所があったと思うのですが・・・・

駅から200m程のところに
大きなショッピングセンターができ
新しいバスターミナルも設置されていました。
直ぐ近くには役所等もあり、三好市の中心として整備されています。

このバスターミナルは、四国交通の路線バス、高速バスと
三好市と東みよし町のコミュニティバスがきます。

三好市のコミュニティバス


東みよし町のコミュニティバス


四国交通のバスは、前扉のみの中型車 日野レインボー


と思っていたら 先ほどJRから見えた日野中型ノンステップ車HRがやってきました。


この後少し早目の昼食を取って
乗車準備 OK




折り返し便が川之江から着きました。
下りたのは年配の女性2人

車は日野レインボーのワンステップ車
このようなローカル線にワンステップ車とはびっくり
(ちゃんと理由がありました。)


さぁいよいよ乗車です。



出発時に乗客は私1人

運転手さんに聞くと平日は4~5人程度とのこと
本日は土曜日のため乗客が少ないようです。

定刻になりました。発車オーライ
駅前のアーケードを抜けていきます。


池田高校の前を通過


運転手さんにお伺いしたところ
この路線の利用者は年配の方が多いので
運転手さん方が会社と交渉して
他路線で使用していたワンステップ車を投入されたとことでした。

この路線は
昭和52年当時
小松島港からの列車と接続して
国鉄と瀬戸内運輸併せて16往復もありました。

平成13年には川之江⇔阿波池田間は2往復に
途中川之江⇔七田(愛媛県側の最後の集落)の区間便が4往復と
現在とほぼ同じ形態になっています。

この線には、阿波佐野と上分に国鉄バスの自動車駅がありました。

白地は、長宗我部元親が四国制覇のために本営を置いたところ
四国の急所です。


良好な国道をバスは走っていきます。
進行方向右手に高速道路が走っています。


いきなりバスが右折します。

自動車駅 阿波佐野に到着
運転手さんに聞くまで自動車駅の跡とは知りませんでした。




桜とこのバスの組み合わせも今年限り

境目トンネルを通過すると


伊予の国
四国中央市へ


バスは桜の中を坦坦と下っていきます。

椿堂停留所で
お遍路さんとご老人の2人が乗車してきました。

上分で御老人は下車

上分の自動車駅跡はコンビニに変わっていました。
川之江庁舎から栄町口まで年配の女性が乗りました。

このバスの終点は瀬戸内運輸の川之江営業所ですが、
JRへの乗り継ぎもありますので、
川之江駅で下車します。







運転手さんありがとうございました。

その昔は大阪から和歌山
小松島から阿波池田を抜けて川之江へという主要な交通ルートだったかもしれません。
しかし、この路線の存在意義は終わってしまったようです。
社会資本として住民の足を確保するならば
民間会社ではなく、自治体の負担により確保するしかないなぁと感じました。

また一つ県境を越えるバス路線が無くなります。


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