＋当タリ前ナ事＋

美しい物を見て素直に美しいと思える心。

悲しい事を素直に受け止め泣けれる事。

楽しい時、微笑んでいられる喜び。

大切な人を守りたいと思う気持ち。

そんな当たり前の事。

でも、本当はとても尊い事なんだよね。

それは、アナタと同じ。

生きてて当たり前。

傍にいて当たり前。

でも、その命一つがそこに存在してる事。

その事が尊い。

いつまでも、そう思える人間でいたい。

思えなくなった時、それを忘れないでいたい。

＋追想＋

なんで私は生きているの？

意味なんか・・ないよね。

泣くのは疲れたよ。

疲れた。

明日に怯えるのも、もう嫌なの。

命って、どうして他人にあげる事が

出来ないんだろうね。

私が「死」を考えている間も

生きようと頑張ってる人がいるのに。

それとも、私が死んだら

その分ちょっとずつ

誰かが長生きするのかしら。

不幸や悲しみは、持っていくからさ。

喜びや幸せは、ココに残して逝ける？

それに偶然触れた人は

少しだけ幸せな気持ちになれるの。

それを見届けてから

私の魂は消えてなくなる。

そうならないかしら。

＋無題＋

許されがたい穢れに満ちた魂。

大きな罪を背負って

あてもなく生きてゆく。

求める物がきっと

どこかにあると信じて。

僕たちは歩いてゆくよ。

見えない明日に

足跡、残す為。

＋Secret agitationt＋

なんでだろう？

とっても、楽しいはずなのに

涙が溢れそうだよ。

なんでだろう？

失ってもいいと思っていたのに

今更、さみしいよ。

・・ホント我儘だね。

・・私って。

あのね

本当は、気付いてるんだ。

自分の気持ちに。

でもね

ココに閉じ込めておくの。

君の足枷になりたくないから。

「伝えない想いは無と同じだ。」

あの子はそう言うけれど。

無でもいいと思う。

誰にも意味なんて無くていい。

私だけはその存在を

痛いほど知っているから。

＋償い＋

君の悲しみ・・僕には癒せない。

君の苦しみ・・僕には救えない。

なんて、無力なんだろう。

大切な人が、悲しみ苦しんでいるのに・・。

どうか神様。

私を悲しませて。

苦しませて。

償いをさせてください。

私が犯した罪の償いを。

このままじゃ、救われない。

もっと、苦しめて。

そして、殺して。

＋迷桜＋

君が思い出に変わるのはいつだろう。

この桜の樹が、花を咲かす頃・・

思い出に変わりかけた君の記憶が

鮮明に思い浮かんで、現実になる。

毎年、毎年・・同じ事を繰り返して

結局、過去の君は、今も僕の現実に存在してる。

穢れ無き、淡い牡丹雪みたいに

長い長いお伽話の世界に迷い込んだ

儚い桜の花びらがヒラヒラ舞散る。舞い落ちる。

これは、夢・・？

それとも、現実・・？

＋頑張って＋

君は誰の為に、何の為に頑張っているの？

がむしゃらに頑張っているけれど。

その目標は見えているの？

きっと、誰にでもあるんだ。

頑張る意味を見失う事。

でも、意味を見つけた後では

なにもかもが遅すぎて。

今は、もがきながらも

頑張れば良いと思う。

いつか、あの時の頑張りが報われた。

と、思える日まで。

君は、頑張れるよ。

大丈夫。

誰も分かってくれなくても

悲しまなくていい。

君は君自身の為に生きてるんだから。

僕は、その危なっかしい後姿・・

応援しているよ。

＋あのね・・＋

両手いっぱいに抱えてる花束は枯れてゆく。

大切な人たちは自然と

自分の道みつけて去ってしまう

寂しくないなんて嘘になるけど・・。

その全てが

無駄じゃないって知ってるから

苦しいなんて言葉じゃ

足りないくらいの

絶望や悲しみも乗り越えて

前へと進んで行ける

本当は君だって強いんだよ？

ただ幸せに慣れすぎて

気付けないだけ・・。

＋泣イテ＋

辛い事があっても何も言わない。

悲しくて涙が止まらない時も

理由を言わない。

寂しくても

一人で耐えようとする。

君は強いの・・？

君は弱いの・・？

僕の目にはとても弱くみえる。

ねぇ。

フッと寂しそうな表情する君に

僕は何もしてあげれない。

泣きそうな顔して

「大丈夫だよ。」・・

言われたって放っておけない。

その苦しみが少しだけ

わかるような気がするから。

何も言わなくて良い。

だからさ・・

少しの間だけ強がるのやめて

思いっきり泣いてしまいなよ。

何も出来ない僕だけど

君の頬伝う涙は

拭ってあげられる。

＋君ノ・・・＋

君が希望の光を

見失ってしまったなら

代わりにはならないだろうけど

僕が光を作り出そう

雪が溶けてゆくように

君の悲しみが消えてゆく様

明日を見失ってしまったなら

僕の明日を

君に差し出そう

雨の様に

悲しみや苦しみが君を襲うなら

僕の傘を君に渡そう。

幸せの形は沢山在るけれど

僕にとっての幸せは

君が幸せである事。