つづりかた教室

自分の生きている足跡を残してみようかなあ!

追悼の記

2007-08-30 | Weblog
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昨年の1月に心不全で亡くなった恩師を追悼する文集が完成しました。
50年以上前、英語の教師として私の母校を振り出しに、数校の公立高校を経て、都立駒場高校で定年を迎えられた方です。
私が卒業してから、私の担任だった英語の女性教師と結婚され、お二人の最初の教え子ということもあり、長きにわたって親しく交際させていただきました。
1周忌を過ぎ、K子先生が追悼の文集を思いつかれ、原稿を書かしていただいただけでなく、集った原稿をパソコンで編集することも引き受けました。


奥様のK子先生をはじめ、3人のお子さんやお連れ合い、5人のお孫さん、6人のごきょうだい、6つの高校の同僚の方や教え子たち、人生の節目を彩った方たちの追悼の思いが1冊の本になりました。
故人の日記の抜粋や、ある学校の卒業生に贈った文章を遺稿として編集し、海外で活躍されている画家の教え子さんからの絵を表紙や原稿の空白部分に挿入しました。思い出の写真も配し、70ページの思いの濃い文集になりました。


私がこのようなことに関われたのは、松原教室の生徒だったからです。
原稿を当初、K子先生のプリンターでプリントアウトして、巾の広い製本テープで仕上げようかと思いましたが、気の遠くなる作業です。
授業の合間に小林先生からキンコーズの存在を教えていただきました。他にもいろいろとお世話になりました。

友人2人と10時半から白黒とカラーのコピー機2台を駆使し、160部に必要なB5の用紙5600枚の両面を仕上げるのに6時間かかりました。
キンコーズに<くるみ製本>を託すのに1ページから70ページを160部束ねなければなりません。K子先生と4人でこの作業に4時間かかり、新宿の街で生ビールで乾杯したのは9時過ぎになりました。

文才のある友人2人には校正を、活動的な友人2人にはコピー作業を協力してもらって完成したのです。先生宅に宅急便で届けられ、遺影に供えられた<追悼の記>を目にした時は本当に安心しました。いくらバックに小林先生の存在があったとは云え、向こう見ずにお手伝いを引き受けてしまい不安だったのです。

皆さんの原稿から故人の別の面に出会ったり、K子先生のご主人に対する愛情の深さに触れ、お二人に更に親しみや尊敬の念が増しました。
キーを打ちながら涙で字がぼやけてしまったこともありました。
滅多にできないとても良い経験をさせていただき、嬉しく思っています。
泉先生の「よくやりあげたねぇ」と、いつもの穏やかなお顔と声が浮かびます。
10月に入ったら10数人の友人たちと出版を記念して、K子先生を励ます集いをすることになりました。


2007年 平和の集い

2007-08-13 | Weblog
8月12日、北沢タウンホールで20回目の平和の集いがありました。
演じる人も観る人も世界の平和を願って、夏の暑い1日、集って20年目を迎えました。

今年の舞台は独唱、朗読劇、和太鼓、ロックソーラン、合唱とプロとアマの競演で会場が熱気に包まれました。

我が松原教室ブログの女王あき子さんが「こきりこ」の合唱に合わせて踊っていらっしゃる晴れ姿を公開させていただきました。
あきこさんへ
もし、お差支えがあるようでしたら、削除しますね。