goo blog サービス終了のお知らせ 

☆素顔のままで☆

☆こころのままに自由にまたもや、テンプレ変更☆・・・

夫婦善哉

2005-02-23 | CINEMA
友達と話題になって
何を・・・?

それはたった一枚のDVDを買うとしたら
何にするかって・・・?

迷いまくった挙句決めたのが

【夫婦善哉】に決定!

見たことありますか?

そうあの有名な織田作之助原作のあのフル~イ映画です
当然、出演者は、森繁久弥に淡島千景

今はビデオに録画して何度も何度もあの時代に触れたくて
見てしまう映画なんですよ・・・何故???かな

あたしが愛してる法善寺が舞台だからかもしれないし
焼けてしまったときには、心がほんと痛んだ
でも今は綺麗に復興されてるので、ホッとする

主人公の柳吉(森繁)と蝶子(淡島)


小説『夫婦善哉』の中に以下のくだりがあって

柳吉は二十歳の蝶子のことを「おばはん」と呼ぶようになる
(蝶子は憤慨するのですが・・・)

脚本家の八住利雄は小説のこの一行に
自分より十一歳も年下の二十歳の芸者を「おばはん」と呼んでいるんです

そんな「おばはん」が出てくる小説の中のセリフは

「おばはん小遣い足らんぜ」「おばはん、何すんねん、無茶しな」
「く、く、く、るしい、苦しい、おばはん、何すんねん」
「おばはん、せせ殺生やぜ」
「ああ、お、お、お、おばはんか、親爺は今死んだぜ」

のたったの5箇所

しかし映画では、事あるごとに柳吉は蝶子のことを「おばはん」
と呼ぶように脚色されている
森繁久弥と淡島千景が絡むシーンは、この「おばはん」がポイントになっていて
丁々発止、とても活動的なシーンの連続で
見るものをストーリーに引き込ませているよう

「そんなに怒らんときイな、おばはん!」「おばはん、あけてエな」
「何すんのや、おばはん! わい腹が減っているのや」
「おいおばはんわいが大事か親が大事か?」

そして、なんといっても映画のラスト近くに出てくる名セリフ


「たよりにしてまっせ、おばはん」


小説のラストは、座蒲団という小道具を使って、
柳吉が蝶子の尻に敷かれて行くだろうことを暗示して終わるのだけれど

映画ではこの「たよりにしてまっせ、おばはん」のセリフ
そして
蝶子の「あんた、どうするねん、これから?」
という問いに
柳吉の「任せるがな! たよりにしてまっせ」というセリフ


結局、柳吉が年下の蝶子のことを「おばはん」と呼ぶのは
相手を頼りきっているからで
この「おばはん」というセリフこそがこの映画の
小説においても映画においても全体の意味なのかもしれない・・・

「ええ・・・道行きや・・・」

この言葉が最後に沁みてくるんです・・・

それに柳吉が言うところの大阪うまいもん・・またがいいんですね
あたしも、映画に出てくるお店へも足を伸ばしてみました

法善寺の「夫婦善哉」ぜんざい
千日前の「自由軒」のライスカレー
法善寺の「正弁丹吾亭」や「たこ梅」のおでん
千日前の「出雲屋」のまむし

「ど、ど、ど、どや、うまいやろが、
こ、こ、こ、こんなにうまいもんどこイ行ったかて食べられへんぜ」

そんな柳吉の声が聞こえてきそうな気がした!


身近でそれでいて暖かくて明るくて大好きな映画です

まだの方は、一度鑑賞してみてください!



最新の画像もっと見る

9 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
見てないんだなぁ。 (kissh)
2005-02-23 10:30:37
よさげだなぁ。

見てみるかなぁ。



自由軒のライスカレーは旨いよねぇ。
返信する
kisshさま (coco)
2005-02-23 11:08:15
古い映画だけど

良いよぉ~



どうしようもない男に

とことん、尽くす女



歯切れがよくってね



前にTVで小林薫と田中祐子でやってた

二人ともよかったけど

雰囲気は森繁と淡島そのものだったなぁ・・・



kisshさん「自由軒」のライスカレー食べたの?
返信する
見てみたいです (ballan)
2005-02-23 17:37:17
トラックバックありがとうございます。

「夫婦善哉」はよく舞台で上演されているのは知っているけれど(見たことはないけど)映画があるのは知りませんでした。

小説の映画化には裏切られることが多いのだけど、これはちょっと期待できそうなので、ぜひ見てみたいと思います。



「夫婦善哉」は、話しのテンポというかリズムがよくて、ストーリーも古き良き大阪の味があって好きです。織田作之助の他の短編小説にも大阪のなじみの場所がところどころ出てくるので、これもまた楽しめますよ。
返信する
bullanさま (coco)
2005-02-23 19:28:08
一度見てください

古きよき大阪味わえますよ



織田の作品

是非読んでみます



タイトルまた・・・教えてくださいね

返信する
まずいっ! (coco)
2005-02-24 07:31:27
ballanさま!ごごっごめんなさい!



↑の名前書き間違った・・・
返信する
はじめまして (NONNON)
2005-02-25 19:51:50
TBありがとうございます。



『夫婦善哉』、お正月にやっていたのでたまたま見たのですが。大阪弁なつかしかったですね。



法善寺横町と言えば、「包丁いっぽん、さらしに巻いて♪旅に出るのも板場の修業~」という唄が浮かびますな。



来月、大阪に帰省するので、道頓堀でメンチカツ食べたいです。



大阪と言えば食べもんですね~



返信する
初めまして!NONNONさん (coco)
2005-02-26 11:41:44
お正月にしてたんですね

知らなかった・・・

ビデオに入れててももう一回見たくなるよな



3月に帰省ですか?

是非、法善寺へも脚を伸ばしてください

綺麗になってますよ~



メンチカツで美味しいお店あるんです??

いっぱい、美味いもん食べてくださいね♪
返信する
映画館で見ました (akaboshi07)
2005-07-09 10:31:35
はじめまして。

最近映画館で見たのですが、なんとも言えないいい雰囲気で

愛されている映画なんだと感じました。

大阪の映画館で、大阪の人たちと見ると

また違った雰囲気で楽しめるのでしょうね。

TBさせていただきます。

よろしくお願いします。
返信する
いいよね~! (coco)
2005-07-12 09:42:26
はじめまして!

映画館でみたのですか?すっごい!



あたしは、もっぱらDVDですが

あの世界に触れたくなると

引っ張り出して、何度となく観てます(笑)



大阪人としては

なんだか、懐かしいような

そんな映画ですね♪



akaboshi07さんの所へも遊びに行きますね!
返信する