コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

物語シリーズセカンドシーズン 第26話(最終回) 「恋物語 ひたぎエンド 其ノ陸」感想

2013-12-29 01:51:12 | 化物語シリーズ(2009~)
恋物語 第二巻/ひたぎエンド(下)(完全生産限定版) [Blu-ray]

 2クール続いた化物語セカンドシーズンもいよいよ最終回。前回とうとう撫子に嘘がバレてしまった貝木。貝木はそれでも説得を続けるのでしょうか…?撫子の絵やら結末やら、色々衝撃的な最終回でした~。きっと明日、花物語が爆売れするはず。


 貝木が嘘をついていると撫子にバレてしまった前回!OPも怖さ全開で本当にビビりました~。撫子、怖すぎ…。撫子は可愛いだけじゃなかったのかも。撫子、相変わらずあざとい…!
 それでも貝木は反論。神に頼らないひたぎを褒める貝木。やっぱり貝木にとって、ひたぎはかなり大事な存在のようです。


 また撫子は扇のせいだと、その存在を意識。
 やっぱり裏で色々仕組んでいるのは扇…!
 



 暦の存在を思い出し、暦に関する人物を殺そうと企む撫子。撫子、本当に何か見失っています…。
 そんな中貝木は切り札を使います――


「じゃあお前漫画家になりたいのか?」

 貝木が撫子の部屋のクローゼットから見つけたもの、
 それは撫子の描いていた、落書き漫画でした!


 遂に貝木が撫子の地雷を踏んでしまった!撫子も漫画を見られてしまったと発狂!撫子の慌てっぷりから、その本気さがうかがえます…。まさか撫子がここまで慌てるとは。貝木の自信満々っぷりも面白かったです~。


「お金ってやっぱ大事だよな」


 撫子の絵がどんな感じなのか気になっていましたが、想像以上に上手くてびっくりしました~。もっと落書きっぽいのかと…。この絵で同人誌出したら売れそう。


 というかこの「キミとなでっこ!」という漫画描いたの
 なかよしで活躍中の遠山えまさんだった件
(話は西尾さん担当)

 まさかのカラー化!で収録されるようです。 


 道理で上手いはず~。無駄なところで本気だしすぎです
 撫子の漫画やら落書きを全部見たという貝木。もうやめて、私のライフはゼロ状態。捨てたいけど恥ずかしい、激しく同感!どうやら神様になったら神社からもう出られないようです。
 撫子が誰にも言わず漫画を描き続けていたことに対して、貝木は理解を示します――


「それが本当のお前の夢だからだろう」


 暦達を殺した後、どうするつもりだったのかと質問する貝木。皮肉にも撫子を理解したのは、貝木だったという…。


「なろうと思わなきゃとなれないものだぜ」
「神様ではなれないものだ、人間でなければ」


 今回貝木が何気に良いこと言っていて驚き!貝木がどこまで本心だったのかは別にして、三木さんの演技が今回特に素晴らしかった…。

 他のかったるいことをやればいいと、暦のことを忘れて人間に戻るように促す貝木。漫画道具が出てきてつい反応。スクリーントーンの袋とか気になってしまった…。
 撫子もどこまで本心か分からない貝木の言葉に徐々に心を動かされていきます――


「お前のことはお前しか知らないんだから
 だからお前のことは
 お前にしか大切にできないんだぜ

 そしてお前の夢も、お前にしか叶えられない」


 かけがえのないものが嫌いだという貝木。その貝木の今のかけがえのないもの、それはひたぎでした。かけがえのないものが、ひたぎ…。やっぱり貝木とひたぎの関係、変わっています。
 



 そうして撫子は貝木の言葉で気が変わり、漫画を描いて神様と呼ばれた人もいたと、漫画家を目指す決意をします――

 

「分かった、騙されてあげる」

 

 そうして撫子は納得して、人間に戻ることを選択。結局撫子の妄想していたオールキャストでバトル展開が観られなくてちょっと残念。


 ここで入れ替わるように、暦が神社に現れます!暦の出番あったのか…!!もし暦視点でこの状況見たら、貝木が悪者に見えそう。
 貝木は敵意むき出しな暦に事情を話し、納得させます。


「千石撫子の場合は、ナメクジだ」


 受け入れる気持ちが撫子にあったから、神様化したとか。貝木は撫子を説得できた理由について、当たり前のことを言っただけと振り返ります。貝木、どこまで本心だったのか…。
 そして貝木は貝木はもう撫子にかかわらないようにしろと警告。


「わきまえろ、
 お前が千石のためにできることはないんだから」

 そうして蛇の札を抜き取り、
 撫子は人間に戻ります!


 クールに去っていく貝木!カッコよすぎでした~。


「生きてりゃ
 それなりにいいことあるんじゃないのかよ
 じゃ、また会おう」 


 正義っぽい暦と悪っぽい貝木、対照的に見えました。暦、本当に今回の話では良いところなかった…。というか出番があっただけでもよかった…。暦物語がもしアニメ化されたら、今度こそOP歌いますように~。
 



 貝木は依頼を果たしたことをひたぎに報告。ひたぎも素直にお礼を言い、お別れ。ひたぎとのノリノリな会話も最後と思うと寂しいです…。この二人の関係は本当に面白かったです。三木さんの演技も恋物語を支えていたと思います。
 貝木はこれも結局、臥煙の目論見どおりと推測。また忍野がどうしているのかも気になっているようです。忍野が何故出てこれないのか気になるところ。

 ホテルの手紙の主は誰だったのか、考える貝木。


 そんな中、
 貝木が唐突に男子中学生に刺され、
 話は終わりを迎えてしまいます!


 刺したのは貝木の詐欺の被害者。そしてその被害者に貝木が今ここにいると教えたのは…。


 こ こ で も 扇 


 扇の黒幕臭が半端ないです…。どこまで仕組めば気が済むのか…。物語セカンドシーズンは扇の黒さが常に見え隠れしていた気がします。
 


 と、貝木死亡!?と
 恋物語、バッドエンドな結末で終了~。


 なんという終わり…。花物語がなかっただけに、貝木の刺されるシーンはインパクト抜群でした。
 



 と、今回で物語セカンドシーズン一区切りです。2クールまったり楽しみました~。時には総集編&まったりしすぎていて進行ぶりが心配になる時もありましたが、今ではそれも物語シリーズならではかなーと思えるようになりました。
 あと物語セカンドシーズンは何故か他の感想のアクセス数と比べ、何故か文字通りアクセス数が桁違いで毎週ビビりながらうpしました~。他の感想と同じようにうpしているのに、何故かこの作品だけアクセス数が桁違い、謎過ぎます…。ちなみに放送翌日になるといつも通りです~。

花物語 (講談社BOX)

 貝木が本当に死んだかどうか気になる方は、今すぐ花物語を読みましょうー。きっとすっきりするはず。花物語はセカンドシーズンとは別な形で発表されるそうで、その時が楽しみです~。できれば来年中にお願いします!そういえば傷物語はまだですか…?ここまで続報がまったく出ないって…。


 ではこれまでTBをくださった方々、感想を読んでくださった方々、
 ありがとうございました!!
 

 ・TB先
 にほんブログ村(化物語トラコミュ)