長く続いてきたリトルバスターズも今回で最終回。みんなを救うために過酷な現実へ立ち向かう決心をした理樹と鈴。二人は恭介達を救うことができるのでしょうか…?最後まで理樹&恭介押しで笑。アニメは恭介ルートだったのかも。
最終回ということで、総評も!リトバスが終わりを迎えるのはとても寂しかったですが、エンディングのあのシーンまで観れて本当に嬉しかったです…!3クール、スタッフの皆さんお疲れ様でした!
恭介達から全てを知らされ、バス事故という過酷な現実に立ち向かう決心をした理樹・鈴。
そんな中理樹はナルコレプシーを克服するために
過去を遡る決心をします――
過去の映像が描き下ろしでニヤリ。謙吾の制服姿が新鮮!今回は描き下ろしカットがたくさんで観返す楽しみがたくさんありました。
理樹がナルコレプシーになった原因は、
両親が車の落下事故で死亡したこと。
その事故に遭遇、両親を失ったことで理樹は心を閉ざしてしまいます…。前回のバス事故と同じくらい、凄惨な状況に言葉が出ませんでした…。これ経験したら確かに立ち直れません…。
生きること=失うことだという、
現実からの逃避から、理樹はナルコレプシーを発症。
生まれる前の、生まれなくてもいい、ずっとここいたいという気持ちはなんだか分かるな…と思ったり。
そんなふうに生きることに絶望していた理樹を救ったのが、恭介達リトルバスターズの面々。OPのあの5人の絵がここで!リトルバスターズの面々に出会ったことで、理樹は生きることに意味を見出します――。楽しげなリトルバスターズの面々が今観ると切ない…。
そして生きる希望を思い出した理樹。
「会いたい、みんなに出会いたい…!」
「生まれよう、新たな世界へ!」
そうして理樹はナルコレプシーを克服し、現実へ。そして鈴と再会します。鈴も弱さを克服し、これからはみんなにありがとうを、たくさん笑いたいと理樹と共に現実に立ち向かうことを決意!ようやく二人が…!
「みんなを助ける、理樹と一緒に!」
「行こう!」
そうして現実へ戻ってきた理樹・鈴。早速事故からどうみんなを救うために、冷静に動き出します。まずは引火する前に、みんなをバスから救出することになります。まずはクド、小毬。
この救出するシーンはゲームでは文章と音楽でひたすらその場面を想像するしかありませんでしたが、アニメではしっかり描かれていて現場を想像しやすかったです。アニメならではの見せ場。
そして理樹は傷ついた恭介を発見!
すぐに救出しようとしますが、恭介が穴を塞ぐ(燃料が漏れだして引火)を抑えていることに気づき、恭介を救出するのを最後にすることにします。
ちなみにゲームでは恭介をここで救出しようとすると、即バッドエンドまっしぐらです!バッドエンドですが、恭介のアドバイスが聴けるので観る価値ありかも。
それからも理樹と鈴は二人でクラスメイトを外に救出し続けます。タンカーを作って運んだりと、二人がこんなに成長するなんて…と感慨深い気持ちに。真人、謙吾もさり気なく救出。確かゲームでは真人が重いと苦しんでいた記憶が。救出している時の理樹の心情に関しては、ゲームではより細かく状況が描かれていたり。
最後は恭介の救出!恭介も目を覚まし、ここまで理樹と鈴が辿り着いたことを喜びます――
「まさかそこまでやり遂げるなんて、予想もしていなかった…。
お前達は俺が思うよりも、遥かに強くなっていたんだな
嬉しいよ、お前が誇らしい…
理樹、お前はとうとう俺を乗り越えていったんだ」
「何もかも恭介のおかげじゃないか!
僕は恭介の背中を追いかけて生きてきたんだ
恭介が僕に教えてくれたんだ
生きることは楽しいことだって!」
恭介と理樹の会話は涙なしには観られません。笑顔で頷き、意識を失うというのが…。冒頭の理樹がナルコレプシーを克服した時の話と照らしわせると、更に涙腺決壊が…。
その後とうとう引火による爆発が起こり始め、炎の中、理樹と鈴で恭介を抱え、脱出。弱かった二人が成長し、恭介を助けるこのシーンには、二人の成長を象徴するシーンに思えました。
「僕たちはこれからも生きていくんだ、
ずっと一緒に!」
そうしてバスが爆破…!恭介達は…?こうしてリトルバスターズの面々はようやく過酷な状況から抜け出すことができました。ちなみにゲームではここまでが麻枝さんシナリオ担当で、後日談が都乃河さん担当だそうです。
そして時間は流れ。教室でのんびりする理樹と鈴。季節は夏を過ぎて、秋に。あれから3ヶ月経過していました。リトルバスターズの女子キャラはもみんな元気になって、いつもどおり!
この頃、謙吾も退院。謙吾もまだ怪我は治っていませんが、元気そう。謙吾の「久しぶりだな」の笑顔の破壊力が…!謙吾も遊んだり、笑えるようになったようで本当に良かった…。どうやらあの作られた世界での記憶は引き継がれているようです。女子キャラもみんななんとなく覚えているはず。
あとは恭介の退院を待つばかりに。
クラスメイトは全員
バス事故から生還を果たします!
リトルバスターズの面々の頑張りが報われました。
恭介はあの事故で意識不明の重体になり、集中治療室入り、病院を移動したりと、理樹達もなかなか面会できず。
理樹はリトルバスターズを
リーダーとしてまとめる側に立って
それなりに頑張っていました。
ですがそれでも理樹は恭介がいないことに、寂しさを感じていました…。久しぶりの佳奈多とあーちゃん先輩の出番にニヤリ。
恭介の帰りを待つリトルバスターズの面々。久しぶりの集会が懐かしい…。作られた世界の仕組みとかに疑問がないわけではないですが、やっぱりこのにぎやかで楽しげな時間がまた観れてよかったです!
ですが恭介がいないと、やることが思いつかず、みんな困ってしまいます。
ですがそんな中、恭介が上の階から登場!
CG通りの自信満々な登場で大満足です!!
恭介がみんなの前に現れるシーンは、ゲームでもとてもグッときました~。本当にブワーッときた思い出。この瞬間、世界の仕組みとかどうでもよくなってきましたー。ちなみに上の階からロープを使って降りてきた様子。
そして恭介は宙返りをして、皆に元気になった姿を見せつけます!理樹も恭介の無茶に怒っているかと思いきゃ、無駄に生き生き。やっぱり恭介大好きな理樹でした~。他の面々も恭介の提案にワクワク。
「さいっこうに面白いことをしようじゃないか!!
いいかみんな、俺達でもう一度修学旅行に、行くぞぉ――!!」
「おおっ――!!」
そうして恭介の運転するワゴン車に乗って修学旅行へ向かうことに!恭介は入院中に免許を取っていたという流れです。
そしてここからゲームの真ED曲
「Little Busters! -Little Jumper Ver.-」が流れ出します!
ゲーム同様、ちゃんとジャンパーバージョンで終わって大満足です!!ゲームでもこの演出にグッときたので、アニメでもこれをやってくれて、本当に感謝です。
OPの別バージョンの曲で、歌詞もEDを踏まえたものになっています。ゲームでもただ単にスタッフロールが流れるだけでなく、ワゴン車が動いたり、みんながジャンプしているCGがあったりと、ここまでプレイしていてよかった…!と思える演出があって感動しました~。ここまでの流れは本当に素晴らしかったです。
謙吾もリトルバスターズジャンパーを着て、絶好調!謙吾が現実でもこんなにバカができるようになって本当に良かった…。というか謙吾は入院している時、ジャンパー縫っていたんでしょうか。
謙吾のバカっぷりに苛ついた真人が謙吾を蹴飛ばすシーンに笑。その衝撃で理樹と鈴が…?美魚のリアクションにもニヤリ。
そうしてリトルバスターズの面々は海へ。まさかの1期ED&美魚ルート繋がり!まさか海に来てからの話までやってくれると思わなかったので嬉しいサプライズでしたー。浜辺ですが、謙吾と真人がワゴン車から落とされ、競争するところまで見れてニヤリ。浜辺で安心。
海で遊ぶリトルバスターズの面々。それぞれのキャラが楽しそうにしているシーンもあり、事故からみんな生還して本当に良かったと思いました。最後までまさかの理樹・恭介押し!スタッフわかってるー。二人の美魚との撮影は伏線回収なのかな?と思ったり。
リトルバスターズ最後は、みんなで海を見つめるシーンでおしまい。
『もう一度、ここからはじまる
それは僕達リトルバスターズの物語
きっと続いていく、遥か彼方まで――』
ゲームもここでしっかり終わっているので、続編の可能性はありません。リトルバスターズも本当に終わりなんだな…と思うと寂しいです。
こうしてリトルバスターズ、最終回も終わりました!感想最後まで完走できてほっとしています~。ゲームの分も書けて満足です。毎回一人でひたすらテニスの壁打ちしている感じ(どの感想もそう)で書いていましたが、もしアニメを観る助け&楽しみになっていたら嬉しいですー。
リトバスアニメがはじまる前は、今までKey作品のアニメ制作が京アニで固定されていたものあり、JCだと決まった時はがっかりしましたが、いざPVを観てみたら飯塚晴子さん画のリトバスキャラが良い感じで、原作とはまた違う可愛さがあり、リフレインをこのキャラデザで早く観たい!という気持ちになりました~。飯塚晴子さんキャラデザで本当良かったです!
そんなわけで1話を観てからはあまり京アニのことは気にならなくなりました。京アニのリトルバスターズもそれはそれでまだ観てみたいという気持ちがありますが…。
脚本も1本化するのが難しかったシナリオをよくここまで1本化したなと感じます。説明なども上手くポイントをおさえていたかと。キャラの話も女子キャラはもちろん、男子キャラの話もしっかりおさえてあって嬉しかったです~。
あとヒロインと友情EDで終わるのも、ゲームをやるきっかけになってよかったと思います。まさか鈴まで友情ED…!
アニメは恭介ルートだったんじゃないかと、
今なら思えます!
作られた世界の仕組みに関しては、今でも納得できない部分(世界が作られた原理など)がありますが、ゲームもアニメも、理樹・鈴が恭介達を助けるまでの過程がしっかり描かれていたので、ゲームをクリアしてからはそこまで気にしなくなりました。
なによりリトルバスターズの面々が揃って
またワイワイしているところを観たいと思っていたので、
これで良かったです!
EDを観るまで理樹・鈴しか生き残らないと思っていたので本当に。ちなみにゲームではそれっぽいルートもあってドキっとしました~。
リトバスとABの違いはそこにあったんじゃないかなと思ったり。ABも過程がしっかり描かれていれば…。
あとヒロインとの恋愛EDを観たい!という方は、是非ゲームをプレイしてください~。↓のバージョンがオススメ。
RewriteもいよいよPSP・PSV版発売が決定したそうで…!この作品無駄にプレイ時間が長いので、PSP化向いていたと思います。PC版はファンディスクまでやりこんでしまいました…。
Rewriteは正直ヒロイン個別ルートは微妙な印象ですが、
最後のTerraルートは面白かったです!
Moon~Terraはそれまでの状況がひっくり返る仕組みがあって、読んでいてワクワクしました!ここまで進めて初めて真ヒロインが誰か分かって、びっくりした思い出。
各ヒロイン個別ルートの長さとダルさ的に、人に勧めるのはちょっと躊躇いがありますが、Terraにたどり着くまで何十時間でも頑張れる…!という方は是非プレイしてみてください~。その価値はあるはず。Rewrite、白狼でTerraまでアニメ化してくれる日をずっと待ってますー。
RewriteはOP2が流れてからが本番。
そんなわけで約3クール
スタッフの皆さん、ゲームと同じ感動を
本当にありがとうございました!!
EXも楽しみです~。沙耶かわいい!
ではこれまでTBをくださった方々、感想を読んでくださった方々、
ありがとうございました!!