コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

24年ぶりに自分の原点の漫画を読んで、感動した話。(ウェディングピーチ語り・その1 作品紹介)

2020-10-11 23:45:06 | 24年ぶりに自分の原点の漫画を読んで、感動した話。(ウェディングピーチ語り)

 ブログ再始動最初の記事。


 まず「24年ぶりに自分の原点の漫画を読んで、感動した話」を

 何回かに分けて書いていきます。


 現在5回を予定していますが、増えるかもしれません。今現在、数日書いても書いても終わりません…!

 その1ではその作品紹介をします。その作品を知らなくてもこの記事タイトルのように「24年ぶりに自分の原点の漫画を読んで、感動した話」として楽しめる内容にできればと思います。
 最後の方の記事では思い出・思い入れのある作品を処分する際の注意についても書きたいと思います。

 これが再始動1発目の記事となるのは重い…!とも感じていますが、同時に自分がここ以上にこの作品を語る場としてふさわしい場所はない!と確信しています。この一連の記事を読めば自分の好みがはっきり分かり、自分に対しての色んな謎が解ける(そもそもあったのかも謎ですが)、今後も含めこのブログの中でも重要で、濃い記事になると思います。


 まず24年ぶりに読んだその作品タイトルを明かします。


 そのタイトルは……

 ウェディングピーチ
(ちゃお・谷沢直先生版)です!!




 内容を簡潔に説明すると、女の子3人が人々の愛を守るために変身して、悪魔達と熱く戦う!という、戦う魔法少女的な作品です。(途中で+一人)
 メインキャラのももこ・ひなぎく・ゆりの女の子3人が愛のために力を合わせて全力で戦う姿、物語を通して変化していく主人公のももことようすけの恋愛関係(特に終盤!!)は本当に読んでいて、毎月ワクワクしていました。特にももこが愛を訴えかける描写が激熱で、今に至るまでその愛の強烈さが、自分の心に残っています。

 ウェディングピーチは1995~1996年にアニメも放送していたので、昔からアニメを観ている方なら知っている方もいるかもしれません。自分もアニメ版、当時毎週ビデオデッキに録画しながら観ていました。
 そしてこの3~4クール目の時期、この後の放送枠でエヴァンゲリオンが放送されていたんですよね…。1995年当時、この最先端なキャラデザや雰囲気の作品が登場したのは本当に凄いことだったと思います!
 当時の自分はまだ少女漫画系のアニメしか追っていなくて、エヴァは観てませんでしたが、当時リアルタイムで観てたら更に衝撃を受けたんだろうな…と凄く後悔しています。実際観たのは遅れてしまいその10年後で、友達からDVDを借りて観ました!



 ウェディングピーチの漫画版は1994~1996年頃に、少女漫画雑誌のちゃおで連載されていました。


 ウェディングピーチという作品が
 自分が初めて漫画やアニメを
 毎月・毎週追うことを楽しんだ、

 その原点の作品でした。


 そしてそれと同時に初めて漫画とアニメの違いを意識することになった、自分にとってオンリーワンな価値と魅力がある作品でもあります。
 終盤は漫画独自の展開(特にようすけというキャラ関係)でアニメとは違った雰囲気を受けました。そこが今なお自分がこの作品に惹きつけられるポイントでもあります。あとこの記事タイトルの24年は、連載終了後からの年数です。

 文章をこうして書いていて「何故自分は今、時代を超えてウェディングピーチについて熱く語っているんだろう…?」と何度も混乱したりしていますが、その理由はこれだけです。更新することに迷いを感じている自分の心を今後しっかり定めるためにも書きます。

 

「2020年10月に、
 24年ぶりに再読したから!」

 以上です。以下長々と語っていきます。次回のその2では90年代の話(特に1995年頃)の話が結構出るので、その頃に心に古傷がある方は注意しながら読んで下さい。
 そして自分の年齢もこの関連記事で分かってくると思いますが、ウェディングピーチを語る上で避けられないので、まあそういうことで…。

 



 まずこの記事の理解度や楽しみを高めるために、漫画のウェディングピーチを知らない方に読んで欲しいのが作者の谷沢直先生のサイトにある、小学3年生版の漫画が掲載されてるページです。

 谷沢直先生版のウェディングピーチにはちゃお連載版と小学生3年生版があります。ちゃお版が本編、小学3年生版はちゃお版のダイジェストみたいな内容です。

 一番推したいちゃお版は残念ながら現在絶版で、復刻も難しいようで自分のように古本屋で頑張って見つけるしかないという過酷な状況ですが、


 なんと小学3年生版が
 作者の谷沢先生のサイトでほぼ全て公開されていたので、
 紹介します!!(↓のリンクから別窓で飛べます)

桃嫁◆別館


 Apr. 1994から順番に読み進めてください。ちゃお版と雰囲気がほぼ同じで、一体自分がこの作品のどういうところに惹かれたのか、最後まで読めば大体分かると思います!
 自分も後半Apr. 1995以降読むのは学年が変わってしまって当時読めず、今回読むのが初めてでしたが、ちゃお版の雰囲気が終盤までほぼそのまま再現されていて「素晴らしい!!」の一言です。
 毎月約12ページという限られたページ数で、約4クールアニメの内容がまとまっているのも本当に凄いと思います!プライドを捨ててもう1年、小学3年生を購入すれば良かったかも。

 それと同時に、


「なんで何年も、こんな素晴らしい
 漫画版のウェディングピーチ難民の救済場所に
 気づかなかった…?」


 と途方に暮れたり。後悔はありますが、24年の時を経て新作を読める!と喜びに変え、切り替えます。

 時代を超えて、この作品を知らなかった人にも素晴らしさを伝えられる場所があって嬉しいです。もし自分のようなウェディングピーチ難民がいれば、是非行って読んで下さい!!

 もしこれから初めてウェディングピーチを読む方がいれば、最初は90年代の濃い空気に戸惑うかもしれませんが、後半の展開(特に残り4話)が激熱なので、

 自分を信じて、
 ももことようすけの関係の変化を楽しみながら、

 後半4話分を目指して是非読み進めてください!!

 終盤の展開が地味にちゃお版よりハードなことにも驚きました。これはこれで好きです!

 あと作品からほとばしる愛のウェーブが強烈すぎるので、できれば一人の時に読むことをおすすめします!誰もが何らかの強烈な気持ちを感じることができ、恥ずか死ぬこと間違いなしなので…!!



 この作品は本当に自分の好きな要素が盛り込まれすぎていて、長年大好きだけど、好きだとバレるのが恥ずかしい、恥ずか死ぬ!という思いがあって紹介できずにいました。
 が、自分と同じような感性を持って、色々な作品を追い続けている方にも響くものがあるのではないか?と思い、紹介することにしました。

 おすすめしたいのは女性はもちろんですが、特に90年代の作品や、戦う魔法少女系の作品にも親しみがある男性の方!当時男性がちゃお版を読むのはハードル高かったので、心に刺さる可能性がある方が読んでいない可能性はかなりあると思います。小学3年生版は読んでいる方がいるかもしれませんが。当時もアニメ雑誌の表紙になってたりしたので、男性ファンもいたかも。(詳しい状況は分からず)

 24年ぶりに読み返してみて、
 少年漫画の空気も感じられ、

 改めて男性も惹きつける魅力がある!!と確信しました。

 けいおん!やまどマギなどのブームで男性が戦う魔法少女系の作品を親しむのが普通になった今だからこそ、この作品を多くの人に知ってもらいたいと思っています。刺さる人には強烈に刺さると思うので…!可愛い女の子達だけではなく、ようすけにも感情移入できて、楽しく読めるんじゃないかと思います。


 あとこの作品、スタッフや時期が同じということでセーラームーンと比較されることが多かったのですが、自分は今も昔も完全に別作品として見ています。
 セーラームーンの方も好きで漫画を追っていたのですが、自分の場合はセーラームーンはアイドルやモデルのような遠い世界のキャラ達という感じであまり親近感は感じなかったのですが(それはそれで魅力)、


 ウェディングピーチの方が
 キャラがみんな幼なじみっぽい関係で
 親近感があって、より好きでした。


 この記事で、当時自分がその作品をどう楽しんでいたかまで書きたかったですが、文字数の関係でその2に続きます。この記事、一体何分割になるのか…自分でも分かりません。
 ではまた、その2で会いましょう!できれば小学3年生版を読んだ上で。


 続きはこちら↓
24年ぶりに自分の原点の漫画を読んで、感動した話(ウェディングピーチ語り・その2 作品との出会い)