









下回り以外にもボンネット先端部分の補修もお願いしました。
先端が腐っていて見るに堪えなかった先端の修理後↓
雨水ですっかり腐っており気になっていたところだ。
そして先端部分以外の二か所のヘコミも。
それは長年見る度にヘコム思いで目に着くヘコミ。
見る度に気になるヘコミがある。
1つは「江戸東京たてもの園」の展示で受けました。
↑どちらの時か忘れたが楽しいイベントでした。しかしクルマを離れて戻ってくると
『さっき家族連れがクルマのボンネットに子供を載せて写真を撮っていましたよ』と
教えてくれた方がいた。
おそらく昔はクルマの上に乗って写真を撮るのがよくあった、というのを再現するつもりだったのだろう。
聞いた時は「え?他人のクルマに座る?まぁ、見た所ダメージも無いようだし・・・」
その時は気にしませんでしたがそれから車検でクルマを持ちこんだクルマ屋さんから
『最近、ボンネットの上に座ったかボールか何かぶつけた?へこんでいるよ』と言われて
よく見ると・・・
左の部分がへこんでいました(涙)
イベントに行き鍵を掛けていないと勝手に車内に入られたりするが
まさかボンネットに座られるとは・・・
もう一つのヘコミは今から10数年前の事
実家の下水管工事でクルマを移動しておく必要があり出勤前に
家の外に出しておきました。
工事で来ていたハイエースの後ろに駐車して私は出勤。
工事も終わって数日後にふと彩雲号を見ると
ボンネット上が周囲1センチほどヘコんで塗装も剥がれていました。
え?なんでこんな場所が傷付く?いつ?
想像でしかないのだがあの「ハイエース」だ。
リアのハッチを開けて何か長いモノを出す際に「ゴン!」となったのだろう・・・
しかし当然証拠はありませんが他に考えられる事は無い。
それから今まで彩雲号を見た方から「この傷は何?」と言われる程目立つ個所だった。
今回の修理でそこも治してもらいスッキリしました。
二か所とも自分のミスで傷つけた訳ではないのが何ともなヘコミでした。
修理前の画像を載せたい所でしたが写真を残しておかなかった事を後悔。
そこは見たくなかったから撮っておかなかったのでしょう。
しかし
どこかの家庭の家族写真に「昭和っぽく子供をボンネット上に載せた画像」の彩雲号が残っているのだろうなぁ・・・
それでも江戸東京たてもの園でもう一度あのようなイベントを開催していただきたい。
【つづく】
車体下部の状態ですが
恥をさらすようであまりお見せしたくありませんでした。
それではお話しにならない
かなりの衝撃画像なので年齢制限を掛けざるを得ません
【80歳以下の方はご遠慮下さい】
↓
いやはやもう本当に・・・
外見だけは比較的キレイに見えるようで人さまから
『キレイに乗られていますね!』
と、お言葉を頂きますが見えない下部はこんな状態です。
その度に『すみません、実は下回りグサグサなんです』内心思いつつ
人様をを騙しているような気分になる。
コルトは「セミモノコック」ですのでラダーフレームが錆びて無くなってました。
ナンバープレートを外してみると廃車感が増す
友人が「ナンバープレートはクルマが生きている証し」と言っていたがその通りだ。
一昨年赤レンガ倉庫のイベント前に車検を取得するべくいつもの
中野自動車さんにお願いしたのだがお忙しく手一杯なので
「今回はちょっと・・・引き受けてあげたいんだけどね」
となった。
それでは車検以外の修理でお世話になっている村山自動車さんに持ち込んだのだが
ここ数年で進行した車体下回りの腐りが酷くなっており
「このままでは車検も受けられないからここで一度直した方がいいよ」
と諭され板金屋さんに補修をお願いする事になりました。
140コロナさんから「セドリックの塗装でお世話になったものすごくいい所がある」と
板金屋さんを紹介してもらいました。
見積もりを出してもらうべく行ってみると
「どこまでやりますか?」と『目的』に応じた対応をしてくださるようだ。
彩『車検を受けられるようにしたい。下部までオリジナル忠実にされなくてもいい』
と、伝えると・・・え?その値段で?出来るのですか?と予想外にお手頃な見積もり価格だったので
即お願いしました。「もちろん200や300万円も掛けようとすれば掛けられますが目的に応じてですからね」
信頼出来そうなお店だなぁ(涙
積載車で運ばれて行ったコルトがリフトに上がり腐っていた個所を剥がした画像が送られてきたが
彩雲号は小生が2歳の頃にやって来て野ざらし保管でファミリーカーとして酷使。
その後27歳の時に板金塗装を施して今の状態となったがその後25年は
雨が降っても走るし保管場所の実家では上に屋根があったが下が土なので錆びる。
屋根が雪で崩れてからはシートカバーで雨をしのいでいたが25年も経つとね~。
「フレームや隙間にウレタンが入れられているので処置が大変。かき出しているけどかなりの量です」
あぁ、あの時の・・・
20代前半の頃にホイールシリンダーが無くて車検を切って1年半程寝かせた時期があった。
復活させるにあたってその時にお世話になったクルマ屋さんがその時も腐っていた下回りだと当然車検に通らないのでレーシングカーでよく使う(当時は?)という「発泡ウレタン」をサイドフレームやラダーフレームに注入し強度を出して車検を通してくれました。
それから数年後の板金塗装時に『ウレタンが入っているから燃えてしまうのでバーナーが使えない』
と板金屋さんから言われた事があった。その時はサイドフレームのウレタンを取り除いてなんとか仕上げてくれました。
今回その時の事を思い出したがまだラダーフレームやタイヤハウス周辺は残っていたのか。
発砲ウレタンで処置をしてくださったお店は何とか復活させようと必死に施してくれたのですが
私がここまで乗るとは思わなかったでしょう。その節はお世話になりました。
さて画像を見て板金屋さんに駆け付けて説明を受けましたが
彩雲号の下に消火器がすぐに使えるように置いてある事にウレタンの怖さを感じました。
後日に村山自動車さんから『バーナーの火でその時は燃えなくてもくすぶっていて後になって燃え出すからね。
厄介で怖いよ』と。
更に厄介なのは昔のクルマは後部タンクのガソリンを車体の外、下を通して送っているから
ガソリンのパイプがフレーム脇にあるので溶接する時にヘタしたら引火してしまう、そうなのです。
【つづく】