サイパン AQUA MARINE 

サイパンでのあんなことやこんなこと。ダイビングの世界を覗いてみよう!興味のある方はコメント・TBぜひぜひどうぞ。

水中写真秘伝の書(って感じでもないなぁー) まぁその2です

2004-10-30 | ダイビング
今日もおおむね
午後からはちょっと雲が多くなりラウラウビーチでエギジット前にはかなりの雨!でも、水中から雨を見上げるのって意外と好きなんです。ダイバーの特権♪

さて、前回ダイビングのマナーのようなことを書いてちょっとそれに関連して思った水中写真のことを。(かなり辛口かも。)

その2 ダイビングが出来る人は海にも人にもやさしい写真が撮れるのよ

私が思うに、ダイビング中に写真を撮ることに熱中するあまり、たくさんのことを見逃してしまっている人がとっても多い!たとえば生き物に対して。

体を安定させるためにつかんだサンゴがポキッ!→サンゴじゃなくて岩をつかめばよかったのに。。

「お、カメ!もっと近くで撮りたーい!」→追いかけたら逃げちゃうよ。それどころか、ここに寄り付かなくなっちゃうのに。

まぁ、カメラを持ったダイバーさんに限ることではないのですが。
生き物にむやみに触ったり、驚かしてしまうのは反則ですよ!
ダイビングの出来る人ならこんなことはしないでしょう。何にもつかまらなくても、ちゃんと中性浮力を取って写真を撮ったり、こちらがカメを待つくらいの余裕があるはずです。

まわりのダイバーさんが見えていない人も多いですね。
かわいいクマノミ。みんな近くでみたいのに独り占め。
ダイビングの出来る人なら、まわりを見て待っている人がいるようだったら交代したり、自分が最後に見るようにしたり。

それからこれが一番多いかも?!
自分の目で見ていない!

「お、キレイな魚!」→ファインダー越しにパシャパシャ。はい、次~。
「地形がすっごい!」→ファインダー越しにパシャパシャ。はい、次~。

ん~なんてもったいない!自分の目で見てでまずはしっかりと心に焼き付けましょうよ~。
ダイビングの出来る人は飽きることなく魚や地形をじーーっと見つめています。そうすることによって、気持ちにも余裕ができるだろうし、魚の動きが読めるようになったり、写真のイメージが湧いたりするんでしょうね。


ということで、毎回のダイビング。写真だけに熱中するのでなく、自分のダイビング技術を見直してみたり、まわりの人の動きを見てみたり、見慣れた魚を改めてじっくり観察してみたり。
やることはいっぱいありますよ!