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信州大学交響楽団第92回定期演奏会

2013-12-31 10:06:47 | クラシック

 平成25年11月24日(日)にホクト文化会館(長野県県民文化会館)大ホールで19時から、また、同30日(土)キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)大ホールで14時から、信州大学交響楽団の第92回定期演奏会を聴きました。長野市での演奏家ではいつものように観客数が少なく残念でしたが、松本市の方はかなりお客さんが入りました。

 はじめのステージはエロールの歌劇「ザンパ序曲でした。指揮櫻井優徳氏のもと、学生団体らしい力強い演奏でした。続く中プロは、ヴァイオリン独奏に篠原英和氏をお招きして、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番ト短調が行われました。この曲も素晴らしい曲でした。全体的に綺麗にまとめたステージでした。

 メインはチャイコフスキーの交響曲第5番ホ短調でした。私が好きな曲で、何度も演奏会で聴いた曲でしたが、今回のこの演奏はその中でも特筆すべき出来映えのステージでした。特に長野での演奏会は、いつも多少不安のある管楽器が無難にこなし、本当に素晴らしいものとなりました。先回聴いた東京交響楽団のチャイコフスキー交響曲第5番にも勝るとも劣らない名演奏だったと言えば褒めすぎでしょうか。そのくらい素晴らしい演奏でした。


東京交響楽団長野公演

2013-12-04 21:55:27 | クラシック

 2013年11月9日(土)午後2時より、ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)大ホールにて、東京交響楽団の長野公演が行われました。この演奏会は競輪の補助を受けていてチケットが大変に安かったことと、プログラムがオールチャイコフスキーであったことなどから是非行きたいと思っていた演奏会でした。

 最初のステージでは、歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズが演奏されました。学生団体の演奏会を聴く機会が多い私にとっては、特に管楽器の優しい音色を安心して聴くことができ、流石プロと実感しました。

 続くヴァイオリン協奏曲ニ長調は、クラシックの中で、今、私が最も好きな曲です。またこのヴァイオリンソリストである湯本亜美さんは、長野県の山ノ内町で誕生したと知り大変に驚きました。スズキメソードでヴァイオリンを始めたとのこと。私の子どもたちとも同世代であり、同じスズキメソードでレッスンや発表会をしていたことから、幼い頃、演奏会で一緒になったことがあるか思い出そうとしましたが、それは叶いませんでした。演奏は大変に満足のいくものでした。まだ若いのに、前に聴いた諏訪内さんにも劣らない、綺麗な響きを奏でました。サビの部分では背筋がゾクッとしました。

 メインステージはお馴染み交響曲第5番でした。この有名な曲を無難に、美しいメロディーで仕上げていました。この演奏会は、選曲が私好みで、とっても楽しむことが出来ました。飯森範親氏の指揮も素晴らしかったです。