新潟市にある「りゅーとぴあコンサートホール」にて、7月2日(土)午後6時30分開演の、新潟大学管弦楽団による、第32回サマーコンサートに出かけました。中心部からは多少離れていたので、新潟駅から市バスで移動しました。まず、近代的なホールに驚きました。ステージがホールの中央にあり、パイプオルガンの前(ステージの後ろ)にも客席がありました。
第1ステージ、ベートーヴェンの序曲「コリオラン」は、弦楽器の音色の素晴らしさに圧倒されました。次のハチャトゥリアンの組曲「仮面舞踏会」では、大変なホルンのソロも無難にこなし、また、それぞれのソロの持ち味を十分に発揮した、とっても楽しいステージでした。
メインステージのチャイコフスキー交響曲第5番ホ短調では、聞き慣れた主旋律が心地よく響き渡りました。翌朝、新潟市のホテルで目覚めたとき、残響が頭の中を駆け巡っていて驚きました。それほどチャイコフスキーにはインパクトがありました。
アンコール曲チャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」の「トレパック」も含めて、いずれのステージも、聞きやすい曲ばかりで、選曲のよさにも感激しました。楽しい一時を持てたこと、本当に嬉しく思いました。