今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

春の雨

2017年02月20日 | 徒然なるままに
夕方から久し振りに雨、春の雨です。

似た言葉に春雨がありますが、こちらは陰暦の2月末から3月に

「音もなくしとしとと降る雨」のことで、

旧暦正月から2月はじめの雨は「春の雨」と呼びます。

今日の雨は春の雨。


春雨には、なんとなく艶かしい風情を感じますよね、

花や木の芽を育てる恵みの雨でもあります。

「くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる」(正岡子規)

旧暦の3月1日は来月の28日、降る雨を春雨と呼ぶには、まだまだですね。


今では、特に区別なく使われているこの言葉ですが、

芭蕉の言葉を書いた「三冊子(さんぞうし)」に、先ほどの、その区別が書かれていました。

確かに、元禄4年2月頃の作では、「不精さや掻き起されし春の雨」と詠んでいますが、

これも作意は「春雨の降る朝、思いがけずぐっすりと朝寝坊をしてしまい、(誰かに)掻き起されてしまった。」

と、どちらかと言うと、しとしと降る雨のイメージがありますが・・・「春の雨」としていますね。


春雨の句を一句

「春雨の止む明るさに蜘蛛の糸」 (中村汀女)

そう、雨上がりに水玉がついた蜘蛛の糸・・・いつか撮りたいですね。

おっと・・・長くなりました。

散歩

朝一番は、シメ


ダイサギの着地

実は、今日会った唯一のダイサギ・・・
サギの姿が見えないので、オオタカがいるかと思ったらいたんです。
残念ながら、撮れませんでした・・・m(_ _)m

ホオジロ


スイセン




菜の花

美味しくいただきました。

狙っていた梅が咲き出しました。










ハナモモ


コブシ

この辛夷、咲くまでにはまだまだですね・・・定点観測の対象です。

「かゝりゐし雲なくなりぬ辛夷の芽」 (清崎敏郎)

冬、重たい雲が空にあったのに、いつの間にか無くなって、辛夷の芽が来る春を待っているようだ・・・

前置きが長かったので、今日はこの辺で・・・今日の続きは、また明日(´ー`)/~~





















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