連休明けから天候不順・・・ようやく晴れです。
田植えが終わった田んぼが増えていました。
ネギ坊主
富士山・・・霞んでいて、かろうじて見えます。
代掻き前の田んぼ・・・ダイサギが獲物探し
遠くてはっきりしませんが、ドジョウでしょうかね。
代掻きで色々土中から出てくるんでしょうね・・・カラスが後を追います。
アカミミガメ・・・これほどの大きさになるのは何年ぐらいなんでしょうね。
日本の在来種は甲羅の上の模様が年輪のようになっているので、その数で年齢が分かるようなんですが・・・
アカミミガメは年輪が薄いうえに脱皮もするので4,5歳以上になると分からないようですね。
蓮池の様子を見に寄りました。
去年は降雹被害などで花を見ることができませんでしたが・・・今年はどうなりますか。
隣の調整池にダイサギ・・・こちらも獲物探しです。
バンもいました。
今日10日から14日までは七十二候の蚯蚓出(みみずいづる)です。
気温が上がり冬眠していた蚯蚓(ミミズ)が土の中から出てくる頃です。
暦通り昨日の寒さから一転、気持ちの良い晴れになりました。
このミミズ、春に孵化し、夏に活動期を迎えます。
腐葉土を食べ、窒素やリンを含んだ栄養豊富な糞を排出し、その糞を微生物たちにより、さらに分解されて、肥沃な土を作ります。
ミミズが土を耕すことは古くから知られていたようで、日本では「自然の鍬(くわ)」といわれてきました。
英語名もearthworm。「地球の虫」です。
ミミズの語源は種々あるようですが・・・
大言海ではミミズのミミは鳴く声を 表し、ズはカラス、キリギリス、モズ、カケスなどの語尾につく「ス」や「ズ」と同じ意味で、
ミミと鳴く虫からの命名とあります。
本当にミミズは鳴くのでしょうかね・・・
実は鳴いているのはケラ(オケラ)、鳴き声を昔の人はミミズが鳴いていると思ったようです。
どちらも土中にいるので間違えられたのかもしれませんね。
「みみず鳴く引きこむやうな地の暗さ」 (井本農一)
ところでこの鳴き声・・・今では「ジー・ジー」と書かれているのがほとんどです・・・
例えば、犬の鳴き声をワンワンと書く擬音語は国や時代で大きく違います。
英語ではBowwow(バウワウ)ですし、豚に至ってはブーブーがoink (オインク)です。
時代によっても変わります。平安時代末期の「今昔物語」の中では狐 の鳴 き声はコンコンではなくコウコウと表現しています。
ミミズの鳴き声も昔の人にはミミ―と聞こえていたのでしょうが・・・現在のようにジージーと聞こえていたら、
「ジジズ」となっていたかもしれませんね。
ミミズが鳴く民話が柳田国男の著書に紹介されています。
「・・・むかし蚯蚓には目が有って声が出ず、蛇は目が無くて歌が上手であった。目は無くてもよいから美しい声をと思って、蛇に所望して其声と我目を交易したとといふのである」こうして蚯蚓は歌うようになったという。
「蚯蚓鳴くなんぞ人泣くをとがむるや」 (山口青邨)
長くなりましたm(__)m
では、今日の続きは、また明日(^^)/~~~