2013年8月29日(木)(5歳4か月)
毎週木曜日の、ヒッポの和泉中央ファミリー。
アメリカホームステイから帰って来て最初の和泉中央
ファミリーということもあって、やっぱり、りえがホーム
ステイの報告をしていた。
近くで聞いている春奈にも影響しているようで、近頃
英語を話してみたいという気になっているようだ。
今日も自己紹介タイム(と言っても顔ぶれはいつもの
メンバーなのだけど)で英語で自己紹介をする。
「my name is HARUNA, please call me HARUNA」
みんなが、「ハルナ~」と返してくれると、
「センキュー」
ファミリーの帰りの車の中で、
「サンキューやなくてセンキューなんは、いつわかったん?」
と、訊くと、
「だんだんと」
と、春奈が答えた。
少し感心した。
これは幼児だから耳がいい、というようなことじゃない。
Thank youという言葉と日本人が普段の会話の中で使う
「サンキュー」を、意味が同じでも違う音としてとらえられて
いることだからだ。
ひとつ例を挙げると、adultという言葉。日本人の大半が
「アダルト」と発音する。それは、アダルトという言葉がいろ
いろな場面で使われ耳にしているからだ。
英語の発音はカタカナで書くけど「アドウツ」である。
つまりは、日本語化されてしまった英単語をふだん耳に
しているがために、英語の発音もそれでいいと思い込んで
しまっているわけだ。
春奈は日本語化されたサンキューと英語のthank youが
別の音である、意味は一緒でも日本語と英語では異なる音だ
ということに気づいていたのである。
こういう音の識別ができる、というところに人間のすごさが
あると思う。
だからこそ、人間は言葉を使いこなすことができるわけだ。