■2007年 日本 117分
■2007.7.4 wowow doram
■監督 瀧本智行
■出演
豊川悦司（巻島史彦） 石橋凌（曾根要介）
小澤征悦（植草壮一郎） 笹野高史（津田良仁）
片岡礼子（杉村未央子） 井川遥（早津名奈）
松田美由紀（巻島園子） 崔洋一（韮沢五郎） 石橋蓮司（迫田和範）
《story》かつて巻島が担当した児童誘拐事件。その両親には、「自分を信じてほしい」と自信を見せていた。しかし、犯人に思うように動かされ、少年は殺害され放置される。巻島は、記者会見で、「警察に落ち度はない」と言い切る。
６年後、地方に飛ばされた巻島が、県警本部に呼ばれる。「バッドマン」と名乗る少年誘拐連続殺人事件が起きていたのだ。巻島は、テレビに出演し、犯人に呼びかけるスタイルをとる。そしてその呼びかけに、バッドマンは手紙を送りつけてきた。県警に届いた真実と思われる２通の手紙。そして、巻島の自宅に届いたもう１通の手紙。事件の真相は・・・。
映画として・・・どうなのかな。劇場で見たらおもしろいのかな。私自身はあまり興味をもてない分野だったので、それほど楽しめなかった。典型的な日本的テレビドラマという感じがした。どこかでありそうな、真新しさのない平凡な感じがした。豊川悦司という俳優はあまりに個性が強すぎて、刑事には合わない。私自身は、いつも彼が出るとなんだかやすっぽく見えてしまう。まあ、「フラガール」くらいかな。違和感がなかったのは。
この「犯人に告ぐ」という心理作戦は、どこかで見たような・・・「身代金」だったかな。なんか見え見えでわくわく感がなかった。
