そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

僕の歩く道

2008年12月28日 | その他


■2006年 日本 テレビドラマ
■2008.12.23
■出演
  草なぎ剛(大竹輝明) 香里奈(松田都古)
  佐々木蔵之介(大竹秀治=兄)
  本仮屋ユイカ(大竹りな=妹)  
  MEGUMI(大石千晶)
  田中 圭(三浦広之)  
  加藤浩次(堀田丈二=精神科)
  森口瑤子(大竹真樹=兄嫁)
  葛山信吾(河原雅也) 須賀健太(大竹幸太郎=甥)
  浅野和之(亀田達彦) 小日向文世(古賀年雄)
  大杉 漣(久保良介=園長)  
  長山藍子(大竹里江=母)

 《story》

第1回「誰よりも純粋な男」 

第2回「教えて本当の気持ち」

第3回「約束と裏切り」

第4回「黄色い傘に降る涙」

第5回「結婚式の奇跡」

第6回「失踪!悲しき夕焼け」

第7回「はじめての反抗」

第8回「偽りの心と真実の愛」

第9回「再会!助けて、テル」

第10回「涙で、愛が見えない」

第11回「僕は歩き続ける。」


先天的な障害である自閉症の大竹輝明は、10才くらいの知能しかない。すでに31才になるが、人間関係がうまくいかず仕事が長続きしない。パニックになると、ツール・ド・フランスの歴代優勝者をつぶやく。毎日決まった行動をし、寝る前にま幼なじみの都古ちゃんに4行のハガキを書く。朝投函する。仕事をやめた輝明に、都古は自分が勤める動物園の飼育の仕事を紹介する。初めはなかなかうまくいかなかった仕事もしだいにこなしていき、同僚や家族とのコミニュケーションも課題を乗り越えながらも、理解と共感を得ていく。

教えられることが多い

やってあげているという気持ちなら、めんどくさいだけだろう。どうしてわかってくれないの、どうしてきちんとしてくれないの、と相手に求めてしまう。でも、その人のあるがままの姿を見たら、純粋に感じ生きている姿が見えてくる。それを見つけられたとき、自分がその人から教えられていることに気づく。感情が出せない、感情がわからないというのはつらいものだ。このドラマは、本から知った。書店で買った文庫本を読んで、ドラマを見たくなった。誰が出ているかではなく、内容が気に入るかどうかで判断しているつもりだ。でも、草なぎ剛さんの出ているドラマや映画は、優しさがいっぱいあふれている。そう言えば、SMAPのひとりひとりがけっこういい芝居をしている。おもしろいドラマや映画が多い。「僕シリーズ」を見ることに決定。DVDを借りて見ると、CMがないから集中して見られる。こんな見方もいいかな。映画からドラマに少し傾きそう。

 コミュニケーションを取ることが苦手な人だと、輝明を前にするとイライラして腹を立て投げ出してしまうだろうなあ。私もきっと同じ。こうすればいいと頭でわかっていても、見えない心に振り回される。「ちくってんじゃねーよ」きっとむかついてばかり。もうあんたとは口きかんって離れてしまうだろう。そしてコミュニケーションはたたれてしまう。あるがままを受け入れるって難しいよね。いいとか悪いとか、自分にとってどうだとかすぐに考えて顔色を変えてしまうよね。それはそれって、自分は自分って、割り切って人を見る。そしてつながれるところを見つける。相手もそうしていると思いこむと大きな失敗。相手は相手、自分は自分。そこに一線を置くこと。それは区別ではなく受け入れること。それができたらいいよね。


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