そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

篤姫

2008年12月25日 | その他


■2008年 NHK 大河ドラマ
■出演
  宮崎あおい(篤姫=於一=天璋院)
  瑛太(肝付尚五郎=小松帯刀)
  小澤征悦(西郷吉之助=隆盛)
  原田泰造(大久保正助=利通)
  長塚京三(島津忠剛)  
  樋口可南子(お幸)
  岡田義徳(島津忠敬)  
  佐々木すみ江(菊本)
  春風亭小朝(近衛忠熙)  沢村一樹(小松清猷)  ともさかりえ(お近)  
  榎木孝明(肝付兼善)  的場浩司(有馬新七)  勝地涼(ジョン万次郎)
  真野響子(大久保フク)  山口祐一郎(島津久光)
  長門裕之(島津斉興)  涼風真世(お由羅)
  板谷由夏(広川)  平幹二朗(調所広郷)
  高橋英樹(島津斉彬)  堺雅人(徳川家定=家祥)  堀北真希(和宮)
  松田翔太(徳川家茂=慶福)  松坂慶子(幾島)  稲森いずみ(滝山)
  鶴田真由(お志賀)  高畑淳子(本寿院)  高橋由美子(唐橋)
  東儀秀樹(孝明天皇)  星由里子(村岡)  若村麻由美(観行院)
  中村メイコ(庭田嗣子) 余貴美子(英姫)  佐藤藍子(小の島)
  平岳大(徳川慶喜)  草刈正雄(阿部正弘)  辰巳琢郎(堀田正睦)
  中村梅雀(井伊直弼)  玉木宏(坂本龍馬)  市川実日子(お龍)
  江守徹(徳川斉昭)  北大路欣也(勝海舟)

 《story》

第1話「天命の子」

第2話「桜島の誓い」

第3話「薩摩分裂」

第4話「名君怒る」

第5話「日本一の男」

第6話「女の道」

第7話「父の涙」

第8話「お姫様教育」

第9話「篤姫誕生」

第10話「御台所への決心」

第11話「七夕の再会」

第12話「さらば桜島」

第13話「江戸の母君」

第14話「父の願い」

第15話「姫、出陣」

第16話「波乱の花見」

第17話「予期せぬ縁組み」

第18話「斉彬の密命」

第19話「大奥入城」

第20話「婚礼の夜」

第21話「妻の戦」

第22話「将軍の秘密」

第23話「器くらべ」

第24話「許すまじ、篤姫」

第25話「母の愛憎」

第26話「嵐の建白書」

第27話「徳川の妻」

第28話「ふたつの遺言」

第29話「天璋院篤姫」

第30話「将軍の母」

第31話「さらば幾島」

第32話「桜田門外の変」

第33話「皇女和宮」

第34話「公家と武家」

第35話「疑惑の懐剣」

第36話「薩摩か徳川か」

第37話「友情と決別」

第38話「姑の心嫁の心」

第39話「薩摩燃ゆ」

第40話「息子の出陣」

第41話「薩長同盟」

第42話「息子の死」

第43話「嫁の決心」

第44話「龍馬死すとも」

第45話「母からの文」

第46話「慶喜救出」

第47話「大奥の使者」

第48話「無血開城」

第49話「明治前夜の再会」

第50話「一本の道」


薩摩島津家の分家に生まれながら、第13代将軍家定の正室となった女性、篤姫。病弱だった家定は1年と半年で亡くなり、天璋院となる。その後も、第14代将軍家茂の母として将軍を支える。また、江戸に逃げ帰った第14代将軍慶喜を守り、江戸責めを阻止し、江戸城無血開場を成し遂げる。

 毎回絶対に忘れない50回

見応えのある大河ドラマだった。これで7年連続だ。その前は大河ドラマに興味がなかった。初めて見ようと思ったのは、「MUSASI武蔵」だった。1年という長い連続ドラマは途中でやめてしまうだろうと思っていたのに、欠かさず見てしまった。旅行先でも忘れずに見た。次が「新撰組」、「義経」「功名ヶ辻」「風林火山」・・・きっとこの次も見ることだろう。1年間飽きさせずに見ることができるような作り方をしているから。篤姫を演じた宮崎あおいも良かったが、将軍家定を演じた堺雅人など、演技を深く考えているところが好感を持てる。どの映画もドラマもそうなんだけど、ただここで見ているかぎりでは軽くない。重すぎない。内容は綺麗過ぎるのかもしれないけど、ドラマだからそれでもいいのではないだろうか。慶喜を中心にしたら、慶喜はいい人になるし、井伊直弼だって、坂本竜馬を暗殺した人だって、中心になったらみんないい人になってしまう。篤姫の江戸城無血開城は、だれが何と言ったって、戦争を回避し、多くの命と財産と文化を守ることができた事実なのだから。日本人同士が争って何になる。いつか、地球人同士が争って何になる。という時代を夢見る、1つの時代の流れを垣間見ることができた。

 メリークリスマス。今日はイエスキリストが生まれた日。みんなでお祝いだ。なんて誰も思っていないよね。教会の人たちくらいかな。お寺、神社、教会。私はどこにでも行くし、どの神様も信じていない。お寺は仏様。極楽浄土も幸せなところには思えない。神社は天皇とつながらなければ一番日本的な神様だと思うのだけど。山の神、石の神、木の神、沼の神・・・・さまざまな自然に神を見た日本人は偉いと思う。でも、その裏に権力を見せつける人間の姿がちらちらとしていることがいやだ。教会もそうだ。愛することが原点だと思う。身近な牧師さんはきっと純粋な愛を持とうとしている。でも、ずーっと上の方に権力や煌びやかな人が、人を見下す人達がいっぱい。なんて、わがままなことを言っているのだろうか。初詣はきっといくつかの神社に行って、お賽銭(5円)を投げて、いいことがありますようにと拝むのだ。信じ切れないことへの不安がある。もっと素直になってみればいいのに。



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