サッカー日誌 / 2014年09月01日


ブラジルW杯観戦旅行始末


ビバ!サッカー公開報告会
(8月29日 アットビジネスセンター渋谷)

★「自分たちのサッカー」に?
 ブラジル・ワールドカップ公開が終わって1ヵ月半後にビバ!サッカー研究会で報告会を開いた。
 現地に行って見た人、テレビで観戦した人が集まって、いろんなテーマについて考えを交換した。
 参加者の中にいろんな部門の専門家もいる。ほかの集まりでは聞けないような意見を聞くことが出来る。
 開幕試合の西村雄一主審のPK判定については、元日本サッカー協会審判委員長の浅見俊雄さんに意見を求めた。
「反則でシュートチャンスを止めるような行為を厳しくとるのはFIFAの方針だ」ということだった
 日本の敗退については、元日本代表選手で、東京ヴェルディ、柏レイソルの役員を務めた小見幸隆さんに発言してもらった。
 「自分たちのサッカーができなかったというような言い方はおかしい」という厳しい指摘があった。

★観戦旅行の経費
 興味深かったのは現地に観戦に行った人の話である。
 ワールドカップを見に現地に行くには三つの問題がある。
 第一は、ブラジル国内の移動費である。
 ブラジルは広大な国なので国内の移動は、ほとんど飛行機に頼ることになる。その国内航空運賃がかなりの負担だった。
 たとえば、サンパウロから試合会場の都市に行く国内航空運賃は片道5万円前後だった。
 日本の3試合を中心に大会前半に6試合を見て回った人の国内航空運賃は約37万円だったという報告があった。
 第二の問題は宿泊費である。
 ワールドカップ期間中のホテル代は、どの大会でも開幕3ヵ月くらい前までに予約しようとすると非常な高額である。その後は大会が近づくにつれて下がるのだが、多くの人は
 早めにホテルを確保するから1泊1万5千円から2万5千ほどかかったようである。
 
★決勝のチケットを当日入手
 第三の問題は試合チケットの入手である。
 今回は、チケットが確保できないのでブラジル行きを断念した人が多かったようだ。
 しかし、実際には現地に行けば、チケットを手に入れることは、そんなに難しくはなかった。
 報告会のあとの延長戦(懇談会)で聞いた話だが、大会の後半、準々決勝から決勝までを見に行った人がいた。その人は6試合の入場券を全部、定価で手に入れた。
 決勝戦の切符は持っていなかったのだが、当日、マラカナンの駅の近くで、ふつうの人から譲ってもらえた。
 スタジアム周辺は警備厳重で、入場券を持っていない人は近寄れなかったのだが、その外側ではダフ屋などが売買していたという。
 それも、ネット上に出ているようなべラボーな高額ではなかったらしい。


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