ワールドカップ12大会取材のサッカージャーナリストのブログ
牛木素吉郎のビバ！スポーツ時評
| ◆ビバ！サッカー研究会・ＨＯＭＥ |
| http://www.vivasoccer.net/ |
| 2024年9月 | ||||||||
 |
||||||||
|
||||||||
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
|
||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ||
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | ||
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | ||
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | ||
| 29 | 30 | |||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
◆最新の投稿
◆最新のコメント
◆過去の記事
 |
 |
サッカー日誌 / 2012年03月19日
ＦＣ東京、目に余る遅延行為
Ｊ１第２節 ＦＣ東京 ３－２ 名古屋
(３月17日 味の素スタジアム)
★好カードも最後は興醒め
冷たい霧雨の降り続くなかＦＣ東京対名古屋を見に行った。好カードである。双方のサポーターにとってスリリングな展開で盛り上がった。
前半に名古屋が先制、後半にＦＣ東京が逆転して３対１とリード。後半41分に名古屋が１点差に詰め寄って猛反撃。そこまでは「はらはら、どきどき」である。
ところが、終了直前になって３対２とリードしていたＦＣ東京の極端な遅延行為がトラブルを起こし、最後はいささか興醒めした。
ＦＣ東京は１点差を守って逃げ切ろうと、あの手この手の遅延行為を繰り返した。
90分まで残り１分に、ＦＣ東京がハーフライン近くでフリーキックを得た。フィールドプレーヤーが蹴ろうとしてやめる。後方からゴールキーパーがゆっくりと出てきて蹴ろうとする。時間つぶしである。
★あの手この手の時間つぶし
そのタイミングで、ＦＣ東京が選手交代をしようとする。これも時間つぶし策のようにみえる。主審はすぐには交代を認めないでフリーキックを蹴るように促す。キックしようとしていたゴールキーパーは、交代出場しようとしている選手を指さして「交代があるよ」と主審の注意を喚起する。主審が交代に気が付いていることを知っていながらのアピールである。これも時間つぶしである。主審は「遅延行為」だとしてイエローカードを出す。
そのあとの交代も「のろのろ」である。
後半の追加時間は５分だった。遅延行為を帳消しにするために長くとったのだろう。
どちらも応援していたわけではないが、ＦＣ東京の目に余る遅延行為の繰り返しが嫌になった。「追加時間のうちに名古屋が得点して引き分けになればいい」という気持ちになった。
★遅延行為は、まともな戦術か？
追加時間に入ってから、ＦＣ東京の選手がタッチライン際で倒れた。立ち上がらないと、さらに時間が空費される。それを恐れた名古屋の外国人選手が２人がかりで倒れているＦＣ東京の選手を引き起こそうとした。そこで揉み合いになり、名古屋のダニエルソンがレッドカードで退場になった。
ＦＣ東京はそのあと、さらに選手交代をして時間を稼いだ。主審は追加時間をさらに２分近く延ばしたが、ＦＣ東京は１点差で逃げ切った。
イエローカード覚悟の上で勝ちを求めるのは競技規則の範囲内での行為で「遅延行為も一つの戦術だ」という考えだろう。
ぼくは、そういう考えには組みしない。見たいのはサッカーのプレーであって、こすからい「駆け引き」ではない。こういう考えは「古くさい」だろうか？
(３月17日 味の素スタジアム)
★好カードも最後は興醒め
冷たい霧雨の降り続くなかＦＣ東京対名古屋を見に行った。好カードである。双方のサポーターにとってスリリングな展開で盛り上がった。
前半に名古屋が先制、後半にＦＣ東京が逆転して３対１とリード。後半41分に名古屋が１点差に詰め寄って猛反撃。そこまでは「はらはら、どきどき」である。
ところが、終了直前になって３対２とリードしていたＦＣ東京の極端な遅延行為がトラブルを起こし、最後はいささか興醒めした。
ＦＣ東京は１点差を守って逃げ切ろうと、あの手この手の遅延行為を繰り返した。
90分まで残り１分に、ＦＣ東京がハーフライン近くでフリーキックを得た。フィールドプレーヤーが蹴ろうとしてやめる。後方からゴールキーパーがゆっくりと出てきて蹴ろうとする。時間つぶしである。
★あの手この手の時間つぶし
そのタイミングで、ＦＣ東京が選手交代をしようとする。これも時間つぶし策のようにみえる。主審はすぐには交代を認めないでフリーキックを蹴るように促す。キックしようとしていたゴールキーパーは、交代出場しようとしている選手を指さして「交代があるよ」と主審の注意を喚起する。主審が交代に気が付いていることを知っていながらのアピールである。これも時間つぶしである。主審は「遅延行為」だとしてイエローカードを出す。
そのあとの交代も「のろのろ」である。
後半の追加時間は５分だった。遅延行為を帳消しにするために長くとったのだろう。
どちらも応援していたわけではないが、ＦＣ東京の目に余る遅延行為の繰り返しが嫌になった。「追加時間のうちに名古屋が得点して引き分けになればいい」という気持ちになった。
★遅延行為は、まともな戦術か？
追加時間に入ってから、ＦＣ東京の選手がタッチライン際で倒れた。立ち上がらないと、さらに時間が空費される。それを恐れた名古屋の外国人選手が２人がかりで倒れているＦＣ東京の選手を引き起こそうとした。そこで揉み合いになり、名古屋のダニエルソンがレッドカードで退場になった。
ＦＣ東京はそのあと、さらに選手交代をして時間を稼いだ。主審は追加時間をさらに２分近く延ばしたが、ＦＣ東京は１点差で逃げ切った。
イエローカード覚悟の上で勝ちを求めるのは競技規則の範囲内での行為で「遅延行為も一つの戦術だ」という考えだろう。
ぼくは、そういう考えには組みしない。見たいのはサッカーのプレーであって、こすからい「駆け引き」ではない。こういう考えは「古くさい」だろうか？
コメント ( 32 ) | Trackback ( 0 )
| « Ｊリーグのさ... | 国立競技場改... » |
Copyright(C) 2007 US&Viva!Soccer.net All Rights Reserved. |
古臭いとかそういう問題ではなく、妄想です。
私は名古屋ファンですが、そもそも負けているのにあの乱闘行為にのっかかった名古屋選手に失望しています。
試合を見ていない方に誤解を与えるような文章は、本当にジャーナリズムに反します。
恣意的ではなく、客観的な論評を。
中世公平な、文章を。
今後の記事に期待します。
やはり、「全力で逃げ切る」というのは見苦しくとも戦術の一つ。Ｊの試合で出来ないことは、Ｗ杯の舞台で出来っこありません。準備・実践は必要では？
読売クラブの化石でいてください。
代表のゲームにも同様のコメントを
お願いしますね。
バルサの名誉会長以外の大多数はサッカーは結果が全てだと思っていると思います。
いくら正々堂々戦っても、最期に取りこぼしていれば何故逃げ切らなかったと非難の的になるでしょう。
２点リードされていた時点で死にものぐるいだった名古屋に４１分で追いつかれたとはいえ、よく逃げ切ったと思いますけどね。
バルサ相手にがっちり守るサッカーを「サッカーでは無い」と切り捨てるのも結構ですが、相手には相手の事情があるので否定する理由はどこにも無いと思います。
ましてジャーナリストを自認するのであれば尚の事。
逆に日本にマリーシアをする土壌が出来て来たを大きな目で見ることは出来ないものですかね？
ヴェルディと共に消えてください。
東京新聞と何かあったの？？
もし遅延行為がそんなに嫌ならFIFAに新しいルールでも提案すればいい
おそらく見ていないでしょう。
このフリーキックの2，3分ほど前、東京が名古屋側に攻めているとき、10番の梶山の交代ボードが掲げられていました。
審判はそれに気づかず、ゴールラインを割ったボールをそのままゴールキックに。一部の選手は戸惑いながらプレイを続行しました。そして名古屋の選手によるファウル。両選手、ようやく交代か、と各選手は足を止め東京のGKである権田もFKの場所までゆっくりボールを運んでいきました。しかし、村上氏は交代を認めませんでした。
あそこで、主審である村上氏がとっとと交代を認めれば、権田もすぐにFKの位置までボールを持って行ったでしょう。
むしろ、各選手が交代を速やかに行わなかった村上氏を信じられなかったから、ああした時間が生まれました。
後の乱闘も審判村上氏のミスジャッジや視野の狭さこそ原因かと思いますが、その点は言及されないのですか？
あなたは試合中の名古屋の選手（あえて特定はしませんが）の度重なる暴力行為（肘打ちや頭突きなど）や、キャプテン以外の抗議権の無い選手による執拗かつ不要な審判員に対する恫喝的抗議はご覧になられていませんでしたか？
FC東京の選手交代がお気に召されていないようですが、一試合で3人までの交代はルールで認められており、開始1分で交代させようが、アディショナルタイムに交代させようが、それはチーム・監督の自由であってなんら非難できることではありません。
このような偏った記事を書かれるのは何故なのでしょうか？本当に現場で試合をご覧になった上でお書きになりましたか？
クールなケネディはさすがでしたが。
それ以前に同点にされるまで名古屋はずっとのんびりプレーしてましたよ。いちいち主審の判定に抗議しながら。
プレー時間よりも長かったんじゃないですかね。
しかし、そんな事にもイライラもせず、焦ることなくプレーし逆転した東京の選手は素晴らしいと思いました。
逆に逆転されて勝手にイライラして荒いプレーや、抗議に忙しかった方のチームは見苦しかったですね。
セットプレー狙いのすぐコロコロ転ぶ戦術も、試合終了まで時間を稼ぐのもすべて戦いの一部だと思います。
それに名古屋や他チームが常に被害者なのか？トゥーリオはよくやっていることをしらないのか？
ロスタイムを消費したのは勝手に騒ぎ立てた名古屋の選手ですよ？
しかもその際に、闘莉王が高橋に喉輪を仕掛けたシーンはしっかり映像にも残っています。
あのような蛮行をするチームの得点を望みますか。
余談ですが、名古屋の選手がバカ騒ぎしていた時間がちょうど２分近くです。
勝手に試合時間を浪費した愚か者に、施しをくれてやる必要などなかったと思いますがねぇ？
サッカージャーナリストという割には本当に試合を見ているのか疑問に思う内容です。
とりわけ特別な行為でもないのに一チームを吊るしあげるような言い方はどうかと思いますし、今後同じようなことをしているチームがあった際にはきちんと同じように批判してくださいね。
サッカーはもっと他に見るべきところがあると思いますが、このような了見の狭い意見をブログに発信するサッカージャーナリストがいることにビックリです。
東京が時間稼ぎをしてないとは言いませんが、タイトルが悪質ですね。権田の遅延の際、第四審判が、交代の態勢に入ってたこと。ダニルソンは太田へのプレーで退場になっていたこと。トゥーリオの高橋への暴力行為についてどう思われているのか聞きたいです。
サッカーなんだからあるでしょ。
日本代表がしてワールドカップ優勝したら良くやったってなるでしょ。
あなたライターのしかくない
おっさんは
私もオフプレーでの遅延行為は嫌いです。
おそらく多くの東京サポもそうだと思います。
それでは果たしてあの試合において、目に余る遅延行為はあったのか。あらためて見直してください。
http://www.youtube.com/watch?v=49T96Efy6xk&feature=youtu.be
GKの蹴り直しのシーンもその後の交代も本当に『目に余る遅延行為』でしょうか。
交代のシーンなどどこを「のろのろ」と言っているのでしょう。
貴方は試合のバックボーンなど知らないで書いているのでしょうが、交代した二人は1年、2年と怪我で離れていた選手の復帰戦です。
果たして貴方の言う通り「のろのろ」とした時間稼ぎだったでしょうか。
万感の思いをこめて帰ってきた選手に対して、大変失礼だと思います。
あの試合をNEWSなどでしか観ていない方が貴方の文章を読んだらどう思うのでしょうか。
卑しくもスポーツジャーナリストに身をおいた人間の書いた文章としていかがなものでしょうね。
まあ、どうせ他人のことは批判しても自分が批判されるのがは受け入れないでしょうから、このコメントが載ることもないでしょうがね。。。。
名古屋がファールで痛ませておいて、それを無理やり強引に引き起こしたのは由とされるのでしょうか？
また、のもみ合いの影で名古屋の闘莉王が主審の目を盗み東京の高橋に暴行を働いていたのは許さざる行為なのに、それには一切言及されていないのはなぜなのでしょうか？
まさか、都合の悪いところは見ていなかったと言い逃れをなさるおつもりでしょうか？
当該シーンはあまり見ずに批判するのであれば、ジャーナリストとして許されるものではありません。
問題の米本の交代について
第４の審判も交代準備をしており主審だけが気づかなかった。そのなかで蹴り出す権田が躊躇をし、主審は遅延行為のカードを提示。審判団のちぐはぐさが招いた結果であるのがみてとれる。
また、東京にとっては久しぶりの米本の出場というのは非常に感慨深いものであることなのに、それすら許されないのであろうか？
そもそも、交代カードが残っていたら終盤に選手交代するなというのはあまりに暴論。まともなサッカージャーナリストの言葉とは到底思えません。
名古屋がファールで痛ませておいて、それを無理やり強引に引き起こしたのは由とされるのでしょうか？
また、のもみ合いの影で名古屋の闘莉王が主審の目を盗み東京の高橋に暴行を働いていたのは許さざる行為なのに、それには一切言及されていないのはなぜなのでしょうか？
まさか、都合の悪いところは見ていなかったと言い逃れをなさるおつもりでしょうか？
当該シーンはあまり見ずに批判するのであれば、ジャーナリストとして許されるものではありません。
問題の米本の交代について
第４の審判も交代準備をしており主審だけが気づかなかった。そのなかで蹴り出す権田が躊躇をし、主審は遅延行為のカードを提示。審判団のちぐはぐさが招いた結果であるのがみてとれる。
また、東京にとっては久しぶりの米本の出場というのは非常に感慨深いものであることなのに、それすら許されないのであろうか？
そもそも、交代カードが残っていたら終盤に選手交代するなというのはあまりに暴論。まともなサッカージャーナリストの言葉とは到底思えません。
悪意を持ったジャーナリズムの成れの果てとして受け止めさせていただきます。
年老いても、きちんとした意見をされる方はいます。そういった人達とからすれば、あなたと一緒にされたことを大変不快に思うことでしょう。
気分がすっきりしました。
ベルディーベッタリの方だったんですね。
その真緑に彩られた緑内障にかりにかかりまくった視点からの記事だとは・・・。
気づくのが遅かった私が大変悪うございました。
そうか、カテゴリーが違うからあんなところはもう縁もないかとおもいきや、こういう因縁の付け方をしてくる人もいるのか。
老後の趣味は東京に僻み妬みジャーナリストの立場を利用しネガティブキャンペーンとは、なんともご立派にお年をお召しあそばされてますな。
名古屋ばっかりがキツいファールしていた訳ではないよ。
FC東京も梶山とか肘うち何度もしていたし、
高橋とかもイエローになってもおかしくないプレーもあった。
名古屋だけ言われているのは多分東京のファンだろうけど
ちょっとフェアじゃないかな？
ロスタイムはそれまでの中断を含めてのもので、別に審判の「懲罰行為」ではありません。サッカーのルールを知っていますか？
カードが出なかったものの、負けているのに、あるいは負けていて苛立っているからなのか、乱暴狼藉で時間を空費してしまった名古屋こそ、責められるべきです。
記事を再読してから「ワールドカップ11大会取材のサッカージャーナリスト」というブログタイトルを見て、苦笑してしまいました。一体何を見ていたんですか？ 「観光旅行」の間違いでは？
ジャーナリストが公平中立であるべきだなんて私は思っていません。「どちらも応援していたわけではない」とか「古くさい」といった言葉で逃げずに、堂々と立場を鮮明にしたら如何ですか？
目の前にあったものの全体を意図的・恣意的に「見なかった」ことにして、そのごく一部だけを取り出してモノを書けばいいのなら、わざわざスタジアムに「取材」に出掛ける必要もありません。
今後は、録画した試合を早送りして、嫌いなチームのファウルのところだけを繰り返し見て、記事を書けばよろしいかと思います。日本初のアームチェア・ディテクティブならぬアームチェア・（自称）ジャーナリストでも名乗られたら如何ですか？
筆者が問うているのは「遅延行為」の良し悪しであって、闘莉王が殴ったかどうかは別の話。
（ここは試合の論評ではなく、「遅延行為」に絞った話）
ましてや筆者の経歴は何の関係が・・・？
名古屋だったかもしれないし、東京だったのかもしれない。
とにかく、ダニルソンよりも、問題は闘莉王選手。
なぜ、数々の暴力行為が黙認されているんだ。
許せない。Ｊの有名審判のほとんどが試合をコントロール出来ていない。そこが問題。
お前さぁ、Jリーグを、というかサッカーを普段から見てる？勝ってるチームが試合終了直前に選手交代で時間使ってることなんてザラだ。むしろ「常識」「常套手段」といってもいいわ。
お前あれだろ？クソ犬飼のベストメンバー規定に諸手を挙げて賛成したクチだろ？
お前みたいな輩がサッカー界のご意見番みたいな口叩いてる限りは、日本はいつまでもサッカー後進国のままだよ。消えな！
他の遅延行為と何か違いましたでしょうか？
私には悪意があるとしか思えません。
これを書いた人は名古屋ファンかアンチ東京なのかもしれませんが、こういう人には消えて頂きたい。
リード中、主審のジャッジにいちいち文句をつける名古屋の４番は？
プロが聞いて呆れる内容の文章ですね。
全体を把握せず、印象の強い試合終了間際にのみフォーカスしてしまう。
必死に働いてお金を稼いでいる方に対し失礼な存在ですよ、あなた。