今日からGWが始まったが、一足先に、と言っても既に開通して10日程経つが新東名を三ケ日
まで走ってきた。24、25日の晴れ間を利用して。
今回のドライブは御殿場JCTから新東名に入り、清水JCTから東名へ移って帰りに三ケ日から
新東名を走るコースを取った。冬の富士が一番神々しく見えるがまだ雪を頂いている富士は山の
地肌を隠してやはり綺麗だ。
GWは相当混雑が予想されるがまだ高速道は空いており、早く目的地に着いたため、浜名湖を
1周する。途中浜松フラワーパークや隣接した浜松市の動物園で時間を潰し、5時過ぎホテルに到着。
温泉に入ったあと夕食はバイキング。シラスが不漁だというが鰻や刺身などがあり、少々食べ過ぎ。
翌朝部屋から見る日の出は好天気が予想されたが、走るに従い雲ゆきはだんだん怪しくなって
来た。
三ケ日ICから高速に入った。「東京」「名古屋」の標識があるが三ケ日ICから新東名に行くには
一旦名古屋方面へ戻り、三ケ日JCTから新東名を東京方面へ行かなければならない。初めての所
でもあり、名古屋へ行くのもおかしいと思ったが、「新東名」の張り紙がしてあったので、事無きを
得たが張り紙ではなく、はっきり見えるように上の方に掲示すべきと思った。新東名高速は車も少なく
すいすい走れたが、従来の高速道路のPAやSAは運転者の食事やトイレなど目的がはっきりした人達の為にあったが、NEOPASA浜松(New Parking area,Service Area)に着くとちょっとした人出で、
駐車場は「混雑」の表示。中は高齢の人がやはり多かった。フードコートや土産物屋それにトイレが
綺麗でいろんな所に新しさが見られた。ちょっと順序が前後するが、新しい高速道への配慮を紹介しよう。
今迄にはないドッグランや
表示板の電源を太陽光パネルから取っていたり、
室内の照明などの電源なども屋根の上にしっかりパネルが設置してある。
広いスペースのPA。これらのネオパーサは開通した162kmの中で上下線に7つあり、他の
PAエリアはすべて混雑無し(空有)の表示であった。
トイレが綺麗だけでなく、入る前から手すりがあったり、乳児用の小さな部屋が男性用
トイレにも設置されていたり、小児用の洋式シャワレットなどいろんな所に配慮が行き届い
ていた。
こんなコンシェルジュもあってサービス満点の感じで、GWには相当混雑すると思われる。
その他、トンネルは上下線とも別にして、対向車の光に目をしかめる事がなく、また
トンネルの中の照明も走る前方へ向いてまばゆくなく、明るい。遠くの車まで見える。
EV車の為の充電設備もあったり、
地域情報なども得られるようになっているNEOPASAもあった。
特にこの駿河湾沼津ネオパーサではテレビでも紹介されたため、女性用のトイレが非常に混雑し
一目見ようと用の無い人(もちろん女性)までもが並んでいる人の横を通って中へと入っていった。
今回の新東名では東海、東南海、南海などの地震対策も考慮し、ヘリポートや掲示板などが設置
してあった。
この新東名高速道路の御殿場から三ケ日までの間約162kmに25年の歳月と総工費2兆5710
億円が投下されたが、今後少子高齢化で運転人口の減少による交通量の激減が予想され、今後の採算性に懸念がもたれている。