今日は風もなく暖かい一日で桜も今週末くらいには大分咲いてくるだろう。
家の狭庭にも花が咲いてきた。細長い庭だが、これからが楽しみだ。今、ハナニラ
ムスカリ、黄水仙、パンジーなど咲いている。魚柳梅は時期が過ぎてきたのか、
刈れ初めている。
休日高速道路1000円走り放題と言っても、ガソリンも使い放題になり、
エコとは言えない。ガソリン代が高ければそんなに混む事もないのだろうが。
ところで、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所が昨年6月9日に
発表した08年の年鑑によると世界の軍事費支出は
1位=米国5470億ドル 2位=英国 597億ドル
3位=中国 538億ドル 4位=仏国 536億ドル
5位日本、6位ドイツ、7位ロシア。
アメリカが突出しているのは、イラクやアフガニスタンでの戦費が含まれて
いるからだ。しかし世界一の軍事大国である事には間違いない。中国の軍事費
は過去10年で実質3倍増と極めて高く、中国は仏を抜いて英国に肉薄している。
実際は公表額の2~3倍の額に上ると推定されているという。問題は中国の
軍事費が透明性を欠いていることである。英国のシンクタンク国際問題戦略研究
所の報告書「ミリタリーバランス」は「国防予算以外での支出を含む」中国の05
年軍事支出を世界第2位の1040億ドルと推定している。
最近中国は海軍の増強を強めており、空母の建設や艦船の増強を図っている。
そんな折米国の音響測定艦が公海上で調査中に中国艦船から妨害を受けたと中国
側に抗議した一件があったが、海南島の南に西沙諸島、南沙諸島があり、中国は
これらも周辺諸国と領有権を争っている。西沙諸島はベトナムに近く、南沙諸島
は更に南にあり、フィリピン、マレーシアに近い。これら諸島を「中国固有の領土」として、
中国政府は「中国漁船や船員の安全を守る為」として、漁業監視船を周辺海域に
派遣している。軍事力をもってこれら地域の覇権を握ろうとしている訳である。
中国はチベットなど広大な地域を飲み込んだだけでは足らず、さらにこれら
諸島を支配下に置き、周囲200海里をEEZ(排他的経済水域)として、漁業や
資源探査など目論んでいる。
西沙諸島はベトナムを支配していた仏時代、仏が領有していたが、ベトナムが
アメリカとの戦争中(ベトナム戦争)にどさくさに紛れ中国が占領したものだ。
人が住めない島であるが海洋資源が重視されている。日本が領有を主張している
尖閣諸島も中国は領有を主張しているが、米国ははっきりサンフランシスコ講和
条約の中に含まれるとして立場を鮮明にしている。
それでも、中国は尖閣諸島は中国領として、台湾、日本と領有を争っている。
これらを考えれば北方四島も日本の対応は甘いと言わざるを得ない。もうすぐ
北朝鮮がミサイルを発射しようとして、日本はそれに備え、制裁も検討中である。
もっと、中国やロシアにも北朝鮮と同じように国益に叶う対策なり、態度を表明
し対応すべきである。
家の狭庭にも花が咲いてきた。細長い庭だが、これからが楽しみだ。今、ハナニラ
ムスカリ、黄水仙、パンジーなど咲いている。魚柳梅は時期が過ぎてきたのか、
刈れ初めている。
休日高速道路1000円走り放題と言っても、ガソリンも使い放題になり、
エコとは言えない。ガソリン代が高ければそんなに混む事もないのだろうが。
ところで、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所が昨年6月9日に
発表した08年の年鑑によると世界の軍事費支出は
1位=米国5470億ドル 2位=英国 597億ドル
3位=中国 538億ドル 4位=仏国 536億ドル
5位日本、6位ドイツ、7位ロシア。
アメリカが突出しているのは、イラクやアフガニスタンでの戦費が含まれて
いるからだ。しかし世界一の軍事大国である事には間違いない。中国の軍事費
は過去10年で実質3倍増と極めて高く、中国は仏を抜いて英国に肉薄している。
実際は公表額の2~3倍の額に上ると推定されているという。問題は中国の
軍事費が透明性を欠いていることである。英国のシンクタンク国際問題戦略研究
所の報告書「ミリタリーバランス」は「国防予算以外での支出を含む」中国の05
年軍事支出を世界第2位の1040億ドルと推定している。
最近中国は海軍の増強を強めており、空母の建設や艦船の増強を図っている。
そんな折米国の音響測定艦が公海上で調査中に中国艦船から妨害を受けたと中国
側に抗議した一件があったが、海南島の南に西沙諸島、南沙諸島があり、中国は
これらも周辺諸国と領有権を争っている。西沙諸島はベトナムに近く、南沙諸島
は更に南にあり、フィリピン、マレーシアに近い。これら諸島を「中国固有の領土」として、
中国政府は「中国漁船や船員の安全を守る為」として、漁業監視船を周辺海域に
派遣している。軍事力をもってこれら地域の覇権を握ろうとしている訳である。
中国はチベットなど広大な地域を飲み込んだだけでは足らず、さらにこれら
諸島を支配下に置き、周囲200海里をEEZ(排他的経済水域)として、漁業や
資源探査など目論んでいる。
西沙諸島はベトナムを支配していた仏時代、仏が領有していたが、ベトナムが
アメリカとの戦争中(ベトナム戦争)にどさくさに紛れ中国が占領したものだ。
人が住めない島であるが海洋資源が重視されている。日本が領有を主張している
尖閣諸島も中国は領有を主張しているが、米国ははっきりサンフランシスコ講和
条約の中に含まれるとして立場を鮮明にしている。
それでも、中国は尖閣諸島は中国領として、台湾、日本と領有を争っている。
これらを考えれば北方四島も日本の対応は甘いと言わざるを得ない。もうすぐ
北朝鮮がミサイルを発射しようとして、日本はそれに備え、制裁も検討中である。
もっと、中国やロシアにも北朝鮮と同じように国益に叶う対策なり、態度を表明
し対応すべきである。