旅の記録

てくてくてく・・・今、どこ?

もう使えない「暑さ寒さも彼岸まで」(2546)

2007-09-30 15:09:29 | Weblog
 昨日、今日と二日続きの雨で、雨読となり歩数は上がらず。
 8月28日の真夏日から一転して、今日など20度にも届かず、
温度差は10度以上となり、寒さを感じる。
 今週中頃からまた夏日というか25度以上の日が続くらしい。
 8月1日に梅雨が明けて、約2か月夏が続いた事になる。
 「暑さ寒さも彼岸まで」は昔の言葉になった感である。

 専門家が指摘しているが、やはり地球は完全に温暖化している。
 温暖化によって、今までそれほど美味しいと言われる事のなかった
北海道産の米が新潟産と同じ程度の美味しい米になったり、今まで
栽培に適していなかった地域で新たな作物が栽培されるように
なったりと、良い影響を受ける所もあれば逆にサンゴが白化したり、
毎年取れる魚がいなくなったりと打撃を受ける所もある。
 しかし良い影響を受けると言っても、一地域の良い影響など全く
関係ないほどの悪影響が地球全体から見れば出てくる事になる。
 島が海に沈んだり、砂漠化が進行したりと、それによって生態系が
変わる事になる。2030年には日本は亜熱帯になるという。
 米国或いは中国、印度など発展途上国は京都議定書に参加していないが、
いつも思うが、先進国にCO2削減の義務を負わせても、地球規模の
温暖化の影響は、どこの国にも及んで来る訳で、その影響は発展途上国
ほど深刻に受ける事になる。逃れる資金がないからだ。 ここへ来て、
米国も真剣になりそうな感じであるが、遅きに失する事のないよう、
地球全体の問題として真剣に取り組んでほしい。

親方の指導力(19056)

2007-09-28 15:08:11 | Weblog
 今日は暑さの為、歩きは中止、休養に当てる。
 所で朝青龍問題の後の相撲界は、殺人(集団暴行、傷害致死)事件
である。
 殺意が無いので殺人は言い過ぎかもしれない。今回は外国人力士は
絡んでいないが、時津風部屋で起きた。時津風部屋といえば、立浪部屋、
出羽の海部屋、ニ所の関部屋など大相撲では名門の部屋である。
 「かわいがる」という事で、わずか入門して3ヶ月しか経っていない、
体の出来ていない力士を 親方が率先してビール瓶でなぐったり、
兄弟子が金属バットでなぐったりと、かわいがっていたらしい。要するに
部屋を挙げての集団暴行である。そして挙句の果ては、死亡が確認された
あと、力士のお父さんへ、火葬にして搬送していいかと、物でも送る
ような話し方だったという。暴行の痕を消したかったのだ。こういう
時津風親方に対して、単なる謝罪だけで済むのかと疑問を感じる。
 朝青龍の時も感じたが、北の湖理事長の考えがはっきりしない。
成り行きに任せるような感じで、協会としての考えが見えない。
 時津風親方は謝罪はしたものの、北の湖理事長は協会として独自の
調査はしないとの事。その理由が、協会の調査が警察の調査と違っても
いけないのでやらないとの事。?と感じる。相撲界の隅々まで分かって
いる協会が、独自の調査をしても一向に構わないと思うが、こんな事では
相撲に対する人気はがた落ちし、イメージを一層悪くするだけだ。
 親方の指導は絶対であり、その親方が横綱とは言え、朝青龍の自宅
まで出向いて、「説得に失敗した」などと高砂親方の朝青龍に対する
指導力が世間では驚きの目で見られているが、北の湖理事長の指導力も
果たして問題無きや。理事長も協会として亡くなった力士の実家へ時津風親方
と一緒に行き、協会として謝罪をし、補償や法に則り罪を償うなど指導力を
発揮してほしい。言い逃れなど許されない。
 北の湖理事長には指導力、朝青龍には引退、時津風親方には潔い廃業が
問われている。
 朝青龍に二場所の出場停止の処分を科した協会が、時津風親方に廃業など
の処分が科せない事はないだろう。事は力士の死亡であり、単なる我が儘
とは異なるからだ。



巾着田(21277)

2007-09-26 17:01:06 | Weblog
 最近の陽気は北(秋)の高気圧と南(夏)の高気圧のせめぎ合い
で、日本全体が翻弄されている感じで、特に関東地方では真夏から
秋へ気温が急に下がったり、かと思うと、また急に夏になったりと
変化が激しく、追いついて行くのが大変だ。そんな中昨日は彼岸花
で有名な高麗(こま)の巾着田に行って来た。
 例によって家を早目に出た為、渋滞に会うことも無く、雨上がりの
しっとりとした彼岸花を見ることが出来た。7時半ごろ着いたが、
既に百台以上の車が止まっていた。園内はカメラを担いだ中高年の
おじさん、おばさんが沢山シャッターを切っていた。昨日の雨で
露を抱いているような綺麗な真紅の色は鮮やかであった。
 巾着田は高麗川の岸辺に、長さ約600m幅50mの規模で全国的
にも最大級といわれている。種をつけず、球根で増える彼岸花は、
上流から流されて来た球根が自生して群落をなしたとの事。洪水の
度に流出して今の群生地を作った由。
 巾着田の由来は、丁度川が巾着のように蛇行し、巾着の入り口部分が
くっついていない格好になっており、巾着の中に相当する部分に田が
あるのでその名が付いたと思われる。
 この周辺は秋の彼岸になる頃、周囲一帯が真紅の色で染められ、
ニセアカシアの林の緑と高麗川の清流とが相まって美しさを一層
引き立たせてくれる。
 帰る頃(午後1時)は、多くの人で溢れかえっていた。観光バスも
到着していた。彼岸花は朝の鮮やかさが日中の太陽光で、渇ききった
感じで、何処となく鮮やかさが無くなっていた感じであった。

ルール改正は?(37749)

2007-09-24 17:32:11 | Weblog
 大相撲も白鵬の優勝で終った。それにしても、序の口から幕内
最高優勝まで、日本人は三段目の土佐豊だけで、モンゴルが3人、
それにエストニア、韓国が各一人。日本人のハングリー精神が
無くなってきたのか、新弟子検査にも、殆んど入門希望者が
いないらしい。朝青龍が好き勝手にやって出場停止になった。
 柔道はもっと国際化が進み、世界のあちこちで柔道をやっている人が
増えて、オリンピックや世界選手権が行われている。しかし、国際化が
進み、勝負の判定、体重別制、柔道着の色まで変わってきて、「柔よく剛を
制す」日本本来の柔道から大きく変わって来た。
 国際柔連から山下理事が落選となり、理事は一人もおらず、上村技術委員
が残るのみ。
 ブラジルで開かれた選手権では、おかしな判定の前に涙を飲んだのは、
井上康生、鈴木桂次の2選手である。
 かつてはスキーのノルデイック複合競技で、ジャンプの得意な日本人選手
がジャンプで得点を稼ぎ、距離をそこそこのレベルで走り、優勝を重ねた
のは記憶に新しい。
 そこで、本場の北欧ではルールを改正してスキー板を短くし、ジャンプで
日本人選手の得点稼ぎ封じに成功。その後複合競技での日本人選手の活躍は
断たれた感がある。
 相撲もルール改正とまでは行かないだろうが、せいぜい入門者の人数制限
位で、これ以上ルール改正は出来ないだろう。しかし、横綱への昇進は
朝青龍の時も、品格について、条件がついていたらしいが、後でやっぱり
昇進を見送れば良かったという事にならないようもっと厳しくするべきだろう。
品の悪い賞金稼ぎが入門してトップに躍り出て来るかも知れない。内舘横審
委員は既に朝青龍に引退すべきと言っている。土俵外の力士をダメだししたり、
睨みつけたり、マゲを引張って反則負けになったりと(横綱では初めて)、
強ければ良いだろうと勝手に休場届を出して、巡業に参加せず無断で
モンゴルに帰ったりと品格に欠ける良い例だ。


五輪は大丈夫か(23314)

2007-09-22 19:00:54 | Weblog
 今日は、国営武蔵丘陵森林公園へ行ってきた。この公園には年に
3~4回位行く所で、四季折々の花などが見られ、木も多く、歩いて
いて気持ちよい所だ。お気に入りの所である。今日も学生や家族連れ
などたくさんの人達が来ていた。葉っぱが綺麗なコリウスが100万枚
あると書いてあったが、まだ時季が早く、それ程綺麗なものではなかった。
 公園で見られたのは、萩、女郎花、男郎花、藤袴、吾亦紅、千日紅、
百日紅、現の証拠、藪蘭、イヌサフランなど色々な草花が見られた。
 秋の気配は感じられるのは勿論だが、まだ結構蝉が時雨れていた。

 所で、ネットに「なでしこジャパン」が中国、杭州でドイツとサッカー
試合を行ったが、残念ながら日本は0-2で敗れた。最後に日本の選手が
横断幕に「ARIGATO、謝謝 CHINA」と書いて、観客に挨拶をしたが、
これを巡って、論争が巻き起こっているとの事。
 話題は全国に飛び火して、主要サイトには「最大の敗者は日本選手ではなく
(マナーの悪い)観客だ」(中国網)と反省を促す書き込みがあった。
しかし「日本に手心を加えるな」「ブーイングは当然」との反論も相次ぎ、
一部ではネット上でののしり合いも起きているという。
 我々日本人はいつまで続くか分からないこの中国の日本バッシングを
いつまで我慢すれば良いのか。
 江沢民は未来永劫にわたって、日本を糾弾すれば良いと、求心力の維持に
努めてきたのは有名であるが、オリンピックや万博と国際的なビッグイベント
が控えているが、だから、お行儀良くしなさいと、過去の罪から逃れる訳
ではないにしても、衣食足って礼節を知るという言葉もある。やはり、
負けても、きっちりと挨拶を潔いと見るか、日本に手心を加えるなと見る
のが、良いのか、もういい加減にして欲しいと考えるのは日本人の身勝手さ
だろうか。
 いっそのこと、横断幕など掲げずに負けたらそのまま、帰った方が良かった
のかも知れない。横断幕など掲げようと考えた理由を知りたい。
 教育は本当に恐ろしい。見に来ている観客は殆んど若者だっただろうと
思うとなお更だ。

暑い ! (24195)

2007-09-20 16:13:57 | Weblog
 今日は彼岸の入り。「暑さ寒さも彼岸まで」というが今日の
暑さは真夏日の一日となった。
 10年以上観測を続けている全国の観測地点のうち、実に
101箇所の観測所で今までの最高気温を観測したとのこと。
 お陰でというか、電力の8月の販売も638億Kwと今までの
最高の634億Kwを4億Kw増えて過去最高となった由。
 地震による原発停止と暑さで、今夏の東電は他の電力会社から
買い集めたりしてなんとか凌いだが、電力供給は大変だったらしい。
 中部や関西の周波数は60Hz。これを50Hzに変える変換所の
能力が問題になった。この設備も常時使う訳ではないのに1000億円
程の投資が必要とのこと。完璧を期すというのも金が掛かる。
 この暑さも関東地方では今週一杯は続くらしい。
 
 昨日は例によって神明神社まで、今日は春野の図書館まで歩く。
 まだ蝉が鳴いている。やはりいつもの年に比べて今年は異常に
暑い。時々歩くときに膝が痛くなるので、サポーターを巻いて歩く
が、汗がたまっていたのか、膝の部分が汗疹状になって痒く、慌てて
洗濯をした。やはりきっちりメインテナンスをしておかないと駄目だ。
 暑い日が続いているが、今年は秋らしい秋が無くて秋が終ってしまう
との観測もあり、遍路本番の10月後半と11月始め頃は、まだ暑さと
いうか、気温が例年より高いのではないかと思うがこれも修行の一つと
いう事か。

 書に倦めば幽かに聞こゆ秋の蝉
 

スプロール化現象(24359)

2007-09-18 16:41:04 | Weblog
 今日は凌ぎやすい一日で、七里総合公園まで歩く。往復約16Km。
 蝉はまだ鳴いていた。用水沿いの土手には曼殊沙華が咲いていた。
 今週は暑さがぶり返し夏が戻って来るとの予報であったが、今日は
真夏日までの温度には上がらず、秋らしい一日であった。
 
今まで、歩きながらあちこちに宅地の造成であったり、家が新築されて
いたりしている事を書いてきたが、家から歩いて5~6分の郵便局の
近くに大きな駐車場があったが、そこにアパートが建てられていた。
 例のレオパレス21のアパートで全戸数が50戸を越える大きなもの
で、独身者向けだけでなく、2Kの間取りなどの部屋もありで、こんなに
建てて住む人がいるのかと思うが、需給の関係で入居する人がいるから
建てるのだろう。
 それにしても、近辺は我々が引っ越して来た15年前は生産緑化地区
という緑の土地が結構あったが、それらがどんどん宅地化され、家が
建って行く。
 東京に通勤している人達はまだまだ、東大宮より北の(要するに遠い)
所から東京に通勤している人々が多くいる。新幹線で宇都宮あたりから
東京に通う人がいるらしい。地方は過疎化が進み、東京などの大きな都市
には人が集まるのは政治のせいだけではないような気がする。
 今のままでは地方の活性化ー人が集まり、病院があったり、買物に不便を
感じないーが出来るとは思えない。
 もっと、農業や林業、漁業などをはじめ第一次産業全体を考えないと駄目だ。
高齢化が進み後を継ぐ人がいない。みんな都会へ出て行って、田舎は寂れる
ばかりだ。今度は、民主党も参院で野党第一党となったが、大企業中心から
この辺の、地方と都市の格差を真剣に議論して貰わないと、日本はおかしく
成っていくだけだ。
 自民党一党独裁は良くない。時には替わって良くしていくのが政治の役割だ。

秋の遍路(39075)

2007-09-16 16:48:48 | Weblog
 今日も真夏日を越えた気温で、この後1週間程、30度を越える
暑さが続くという。台風9号が去ったあと少し涼しい時期があったが
また暑さがぶり返し、夏が戻って来た。秋雨前線が停滞し、気温も
少し低い日が続くと予想されていたが、残念ながら暑さは癒えない。
 昨日は、来月末に迫った遍路に向けて久し振りにバラ公園まで
歩いた。実りを迎えた田を見ながら公園まで歩いた。あちこちで
稲刈が進み、農家の人にとっては正に実りの秋で、心の弾む季節
(とき)であろう。サラリーマンで言えば、給料日、いやボーナスの
季節であろうか。畦に一仕事終えた夫婦が腰を下ろし、話しあっている
姿は、収穫の喜びに満ちているように見えた。ただ、台風や地震など
自然災害に見舞われた地域の人にとっては、言葉では言い表せない気持ち
であるのは想像に難くない。
 今日はいつもの神明神社まで歩いたが、家内は暑い、足が痛いのと
歩かなかったが、本番の遍路では皆に迷惑の掛からないよう今から鍛えて
おかなくてはと思うが、歩かなかった。昨日も足首が痛いと冷やしていたが
本番の遍路は一体どうするのか気になる所だ。幸い、女性は一人ではなく
他にも参加者がいるので、一緒に歩いていけると思うが、ちょっと心配だ。
  
  畦に座し刈田を見やる農二人  刈田=刈り終わった後の田

 次の句は子が孫を連れてお盆に帰省した後、二人きりになった時の句

  帰省子の声甦る夕餉時

三世から二世へ(22963)

2007-09-14 17:01:26 | Weblog
 今日の天気予報もはずれ。9時まで降るはずの雨が朝から降らず、曇り
の予報の午後も晴れ。室内の温度計は30度になっている。蝉はまだ
鳴いており、天気は秋雨前線の影響でぐづつく。暑さもまだ続くらしい。
 本格的な秋はまだ先のようだ。
 
 自民党の総裁選も結局、福田さんと麻生さんの一騎打ちになりそうだ。
 昨日まで色んな人の名が上がっていたが、結局、麻生さんも参院選の
惨敗にも拘らず、安部さんに続投を勧めた責任もあってか、反発もあり
今は福田さんが有利に進めている。第2派閥の津島派の額賀財務相も
立候補を辞退した。
 この権力争いも傍から見ていると、勝ち目があれば辞退はしない
だろうが、勝ち目がないとなるや勝ち馬に乗って大臣になりたいという
風に見えてしょうがない。議員心理としてそういうものだろうけれども、
派閥の政治が復活という気がしてならない。派閥は小泉さんが壊した
はずだが、まだ残っている。今度は身体検査をしっかりして、安部さんの
二の舞にならないよう気をつけて欲しい。辞任などやっている暇は無いのだ。
 
 しかし、議員経験の浅い52歳の安部さんを首相にした結果がこういう
事態になった訳であるが、首相としての適確性もある。人気だけで選んでは
駄目だという事だ。僕ちゃん(福島社民党党首)と揶揄される安部さんを
首相にした自民党の責任は重い。人気のある総裁のもとで、選挙を戦いたい
ということだろうが、人気だけでは国民は付いていけない。
 福田さんはアジア外交をしっかりやって行きたいそうだが、中国だけには
媚を売らないで欲しい。しっかりと主張すべき所は主張して欲しい。
  

2大政党制(28512)

2007-09-12 17:30:57 | Weblog
 先週の台風が去った後も天気は降ったり、雲ったりと芳しくない
日が続いているが、今日も朝は雨。午後雨は上がり、日差しも
出てきたので、例によって神明神社まで歩く。
 蝉の声はまだ聞こえて来ている。台風の時に木を倒し、小枝もあちこちに
吹き飛ばしていった強い風にも吹き飛ばされず、よく隠れていたと感心する。
 
 所で、話は変わるが、安部さんが首相を辞めるとのニュースには驚いた。
 政治とカネの問題、年金の不祥事、テロ対策特措法の延長問題等々、
一体どうするのか本当に放り出した感じの辞任劇で、いよいよ小沢さんも
政権への意欲を強く感じ始めたに違いない。
 社保庁のいい加減さ、天下り問題や官製談合等の官僚の腐敗、政治とカネの
問題、政治の不作為(拉致問題-小泉さんの前)、その他格差の問題、教育問題、
医療の問題等々今までの自民党政治の行き詰まった部分が政権が変われば、
良くなるか。まさに戦後レジームからの脱却が必要だ。
 やはりアメリカやイギリスのように2大政党制に変われば、国民も今度は
民主にやらせてみようとの選択も出来る。民主がだめなら、自民に戻すと
いう事も出来る。自民にしがみつく事は要らない。