旅の記録

てくてくてく・・・今、どこ?

ニューヨークの街

2009-06-24 05:24:01 | Weblog
 今日はニューヨークの街について書いてみたい。
3~4日の限られた滞在中見て、感じた事を自分なりに記録しておきたいという事
であくまでも個人的な記録なので大したことは書けないが。 

 滞在は6月3日から7日までの実質4日間であった。滞在中天気が良くない日が
多く、今(6月23日)ニューヨーク郊外で開かれている全米オープンも雨でタイガー
・ウッズが苦戦していると新聞に出ていたが、この所天気が良くない日が続いている。
そんな時期なのか。
 ニューヨークの地下鉄は地上に出てくる階段部分に屋根がない。雨が降ると階段
から雨が流れて中に入り込んで来る。集中豪雨的な雨でなかったので、水溜りが出来
た程度で済んだが、あれがもうちょっと長く多くの雨が降ると大変な事になるのでは
ないかと思った。しかしニューヨーク市民は地上に出る階段部分に屋根が無い事に
慣れているのか特に苦情など出て居ないのであろう。こちらは水溜まりを除けるのに
往生した。

 地下鉄と言えば、黒人がボンゴを担いで地下鉄車内を周り、演奏してお客からお金を
貰う光景を目にした。ラッシュアワーほどの混雑ではなかったが、席の前を通り、ドア
前の広いスペースで演奏し帽子を手に、周りを回っていたので1ドルを入れた。隣に
いた黒人の女性は慣れているのか、無視したような素振りであったが、隣の人が入れたん
だからと言って、その女性に帽子を出すと苦笑いしながらお金を入れていた。日本の
地下鉄では到底許されない行為であろう。寛容と言うか貧しい人の行為には目を瞑るので
あろう。ボンゴではないが、駅構内(改札を出た所)では本格的に4人ほどが楽器を演奏して
いた。やはり黒人が中心であったが、中に白人も一人混じっていたが陽に焼けていて
褐色になっていたのか、風呂に入っていない為に黒く見えたのか分からない。
 
 地下鉄は100年の歴史があり、古い。急行があると書いたが、車線が4本位ある所が
あり、横に広い穴が掘られたのだろう。駅の対向のホームが非常に遠い駅があった。
各駅が止まっている横を急行列車(?)が過ぎて行く。しかし急ぐ人には急行は便利で
慣れれば急行があった方が良いのではないだろうか。ただ我々旅行者には次の駅が何
駅かが分からない車両があった。日本の地下鉄のように行先、次の駅がどこかの表示が
ない。新しい車両に出会ったのか一両の車両の中間横(内側)に長い一本の線が書いて
あり、駅名が書いてある。どこを走るかが分かる車両もあった。
料金はマンハッタンの最南端からヤンキースの球場がある161番街(この先は行って
いないので断定的な事は言えないが)片道2ドル。急行も鈍行も同じである。鈍行で行け
ば40~50分いやもっと掛るだろう。それが2ドルである。
乗る前に駅で切符を買うが、英語の他にスペイン語かがあった。言語を選択して
から指示に従って買う。
出る時は誰もいない。ただ回転式のバーを腰で押して出る仕組みである。
また例のマリリン・モンローが地下鉄から吹き出てくる排気風でスカートを吹き上げられ、
押さえる映画のシーンがあったが、何本も列車が走ればそれだけ排気が出て来る訳で、
その鋼鉄製の排気孔が結構道を歩いていると見られる。そして大きな音がして列車の
走る音が聞こえる。
 
 街は多くの人種が行き交う。道は予算が足りないのか、至る所デコボコ道が多く、
旅行社の人も道の悪さには閉口しているらしい。それにやたらサイレンを鳴らしたパトカー
や消防車が行き交っていた。サイレンを聞かない日は無かった。
またいろんな人種がいるせいか、誰一人信号を守らない。赤(ニューヨークでは手の形を
した絵に変わる)でも車が来なければ平気で渡る。銀座では見かけない光景である。信号
を守っていれば、他人に先を越されるという事なのか。背広を着た人もTシャツを着た人も
守らない。これがニューヨークなのである。とにかく忙しい。
 
 しかし夜のネオンは綺麗というか規模が違う。タイムズ・スクエアなどにいると目がおか
しくなりそうである。やはり何か引き付けるものがあるのだろう。雨でセントラル・パークに
行きたかったが、公園で家族や恋人同士が沢山寛いでいるところをテレビなどで
みるが、ビールなど飲めないらしい。本当はビールでも飲んでゆったりした時間をすごし
たかったのだが。しかし魅力的な街である事は間違いない。

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