1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

環境改善の方法と環境条件の保持 その8

2018-01-17 13:30:00 | 日記
(2) 化学的要因

3.粉じん障害
じん肺は、古くから知られている代表的な職業性の病気であるにも関わらず、
近年においてもじん肺およびじん肺合併症の業務上の病気の患者数は依然として多い状態である。
このような粉じんによる障害を防止する対策としては、
第1に、粉じん発散と拡散を低減させ、呼吸用保護具を使用することなどで粉じんへのばく露を低減させるための対策。
第2に、粉じん作業従事労働者に対する健康管理が重要である。これらの対策は、それぞれ「粉じん障害防止規則」と「じん肺法」に規定されている。
粉じんが発生する職場では、まず、発散を軽減し、作業者へばく露を低減することが必要となる。



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環境改善の方法と環境条件の保持 その7

2018-01-17 10:03:59 | 日記
(2) 化学的要因

2.酸素欠乏症

酸素欠乏症(酸素濃度が18%未満の空気を吸入することにより生じる病状)、一酸化炭素中毒、有機溶剤中毒のように死亡災害に直結する急性疾病対策は、
職長にとって最優先課題なのである。
急性疾病対策の基本は、労働安全衛生法令に定める守るべきルールを確実に守らなければ防ぐことはできない。
下図に示している6項目について、作業時に必ず実施することが必要であり、特に作業主任者による酸素濃度の測定と換気が最も重要になる。
また、これらの6項目を実施するための仕組みを職場内に整備しておくことが必要となる。





特に酸素欠乏症では、下図に示す特殊な作業における防止対策が必要となる。



上の図以外にも酸素欠乏症等防止規則には多くの具体的な特殊作業が定められている。
また、密閉されたピットやマンホール内は、まず酸欠空気に満たされているものと考えて、内部に入るような場合は、
事前に測定と置換を必ず行い、見張りを立てて作業をする。
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