ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

三芳野神社夏越の大祓

2017年07月01日 | 神社仏閣
昨日夕方5時より、三芳野神社にて、夏越の大祓(なごしのおおはらえ)が行われました。



この茅の輪を8の字を描くようにぐりました。茅の輪(ちのわ)は、字のごとく茅(かや)で出来ているそうです。地元の方たちの手作り。

神社から参道を見て。





ウェキペディアによると、

「蘇民将来」(そみんしょうらい)とは日本各地に伝わる説話、およびそれを起源とする民間信仰である。こんにちでも「蘇民将来」と記した護符は、日本各地の国津神系の神(おもにスサノオ)を祀る神社で授与されており、災厄を払い、疫病を除いて、福を招く神として信仰される。

(ご参考:「民話の駅 蘇民

とあります。氷川神社同様、三芳野神社も、スサノヲノミコトをお祀りしています。後に、学問の神様とされる菅原道真も祀られるようになりました。

茅の輪くぐりをした後、修理工事中の神社の拝殿に上がらせていただきました。山田禎久宮司による祝詞の奏上を、心静かに拝聴し、体と心が清められていく感じがいたしました。お祓いも受けて、これからの半年、無事に過ごせるように思いました。

三芳野神社は、大同2年(807)に建立されたと伝わっています。今の建物は、寛永元年(1624)に、三代将軍家光の命により再興され、明暦2年(1656)に改修された建物です。

今行われている工事は、建物の修復工事です。外観は、まだ、見られませんが、拝殿の中は、朱塗りがきれいに施されていました。日光の職人さんの手によるものだそうです。漆の独特の香りがしました。完成するのには、来年一杯かかるとのこと。

神職に、「ご神体は何ですか?」とお伺いしてみましたが、「謎」だそうです。誰も、内陣の中には入れないとのこと。ミステリアスで、とても有り難いですね。

尚、この三芳野神社は、県指定文化財であるため、県と市からの補助金と氏子からの寄付金で、工事代金はまかなわれています。少しだけ寄付をしたら、私の名前も貼り出されていました。こんなことならもっと寄付すれば良かった・・・と、自治会長さんに言ったら、「まだまだ受け付けています」と。


ユラーナ

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お盆

2015年08月12日 | 神社仏閣
川越地方は、明日から15日までお盆です。先ほど、お墓のお掃除をしにお寺に行ってきました。すでにお墓には、お花がたくさん上がっていました。

いつもながらですが、一番暑いときに、汗を流しながら、お墓のお掃除をし、お花をお供えし、お線香を上げ、手を合わせると、ほっとし、心やすらきます。

今年も無事にお盆をお迎えできそうです。

3日間、心静かに過ごしたいと思っています。


ユラーナ
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お施餓鬼の講話の感想をいただいて

2015年08月10日 | 神社仏閣
昨日のお施餓鬼にご参会され、私の講話をお聞きいただいた方(私の存じ上げない方)から、このブログにメッセージをいただきました。

「歴史ドラマを地で行く様な展開で時間が経つのも忘れるほど聞き入ってしまいました」とありました。

とても嬉しいご感想でございます。お聞きいただいた皆さんがどのようなご感想を持たれたのか、気になるところでしたので、嬉しかったです。

「京都における写真術の祖」であった堀内信重。歴史から消えてしまったご先祖さまを、約10年前から発掘して参りました。まだまだ発掘作業の途中ですが、多くの方にその存在を知っていただくことによって、今後の研究が進むと考えております。

ご参考までに、信重が使ったレンズの写真を公開いたします。胴体には、Emil Busch, Rathenow, Preussen (エミール・ブッシュ、ラテノウ、プロイセン)と書いてあります。ウェキペディアによりますと、プロイセン王国は、18世紀から20世紀初頭にかけて栄えたヨーロッパの王国だということです。また、ラテノウは、19世紀に光学機器製造で有名な町。その町でEmil Buschというメーカーが写真レンズを製造していた模様です。



このレンズがどのようにして、京都の信重の手に届いたのかわかりませんが、当時としては、とても優秀なレンズだったのではないでしょうか。撮った写真を見ると、今でも、プロの写真家が学ぶことはとても多いそうです。

ユラーナ











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お施餓鬼を迎えて

2015年08月08日 | 神社仏閣
明日は、私の母の実家の菩提寺である蓮馨寺さんのお施餓鬼です。

蓮馨寺さんの大施餓鬼会御案内によりますと、お施餓鬼とは、「死期が迫ったお釈迦様の弟子、阿難尊者が、亡くなった方々に供養して自らも延命し、更には極楽浄土に往けなかった多くの先霊にお供物を施したところ、極楽浄土に生まれかわることが出来たという故事に基づいて行われる法要」とのことです。

蓮馨寺さんでは、「この日、祭壇に先亡諸霊の位牌を祀り、お供物をあげて供養し、更に有縁無縁三界万霊の回向が修されます」とのこと。

3年前に、お施餓鬼の際の講話をさせていただいたときに、目の前に聴衆ではなく、たくさんのお塔婆とお供物があり、回りにお檀家さんがいらっしゃる光景に、ちょっと、どぎまぎした私でした。(我が家の浄土真宗には、お施餓鬼という行事はありません)

今年もまた、呼んでいただきましたので、行って参ります。

母方の祖父の祖父である、京都における写真術の祖であった堀内信重についてお話しさせていただくつもりでおります。

ご先祖さまが喜んでくださることを念じております。


ユラーナ
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奈良・京都に行ってまいりました

2015年07月09日 | 神社仏閣
奈良と京都に行ってまいりました。

奈良は、薬師寺に行きました。久しぶりの薬師寺です。金堂の薬師三尊の月光菩薩は、奈良博に出展されるために、搬出作業が行われていました。



東塔は、修復のために囲いで覆われていたので、西塔内部を見学いたしました。東塔の完成は、平成31年とのこと。まだ数年かかります。



奈良のお寺は、京都に比べて、観光客がだいぶ少ないように思われました。

そして、薬師寺は、極楽浄土でした。




京都では、お墓参りした後、知人と会い、その後、臨済宗相国寺へ。

その翌日は、タクシーの運転手さんが、「龍安寺(りょうあんじ)の睡蓮がきれいですよ」と言ってくださったので、素直に龍安寺へ。龍安寺のお池(鏡容池)は、巨大で、睡蓮もさることながら、その清らかな空間に癒されました。








また、南禅寺に参りました。



こちらも、龍安寺同様、臨済宗のお寺。小堀遠州作の方丈庭園は、多くの外国人観光客を惹きつけていました。



南禅寺の天授庵では、桔梗が咲いていました。











今回の旅は、臨済宗という禅宗のお寺めぐりとなりました。どこに行っても極楽浄土でした。誠にありがたいことでございました。


ユラーナ

コメント (3)
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