小江戸川越観光協会の英文のHPに掲載中のLong-long-ago in Kawagoeの25号がアップとなりました。
今回は、幕末に来航した黒船に乗り込んで、アメリカ人と身振り手振りで会話した川越藩の武士、内池武者右衛門について書きました。
ペリーの黒船がやって来たのは、嘉永6年(1853)。それより、7年も前に、アメリカからコロンブス号とヴィンセンス号がやって来ました。川越藩は、相模領に分領を有していたために沿岸警備の命を受けていました。内池武者右衛門は、そのヴィンセンス号の鎖をよじ登り、船首に黒船一番乗りの御船印を立てた人物です。
川越市立中央図書館には「先登禄」と題する紙数25枚の写本があります。筆者は、内池武者右衛門です。「異人」とのやり取りが、とてもユーモラスに描かれています。
開国前に、前線であった川越藩士とアメリカ人との間でのやり取り。貴重な史料です。
弘化三年相州野比沖渡来軍艦図(川越市立博物館蔵)
ユラーナ
今回は、幕末に来航した黒船に乗り込んで、アメリカ人と身振り手振りで会話した川越藩の武士、内池武者右衛門について書きました。
ペリーの黒船がやって来たのは、嘉永6年(1853)。それより、7年も前に、アメリカからコロンブス号とヴィンセンス号がやって来ました。川越藩は、相模領に分領を有していたために沿岸警備の命を受けていました。内池武者右衛門は、そのヴィンセンス号の鎖をよじ登り、船首に黒船一番乗りの御船印を立てた人物です。
川越市立中央図書館には「先登禄」と題する紙数25枚の写本があります。筆者は、内池武者右衛門です。「異人」とのやり取りが、とてもユーモラスに描かれています。
開国前に、前線であった川越藩士とアメリカ人との間でのやり取り。貴重な史料です。
弘化三年相州野比沖渡来軍艦図(川越市立博物館蔵)
ユラーナ