閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する水生昆虫等の紹介、今日の1匹はマツモムシ。水路で稚魚捕りをしていると、ミズカマキリと一緒に捕れました。生息環境は、水草の多い水田周りの浅い水路でした。
<データ>
名前:
マツモムシ
分布:
滋賀県全域
体長:
10mm少々
棲息:
河川・水路の止水域、池沼・田圃・時には水溜り
特徴:
漢字で「松藻虫」と書く水生カメムシの仲間。舟底型の体に大きな1対の複眼を持ちます。背面は淡黄褐色で、黒色の斑紋が入るのが特徴。腹部末端から空気を取り入れ腹側に生えた毛の間に空気を蓄えるそうです。長く発達した後脚(遊泳脚)を使い活発的に泳ぎます。繁殖期は4~5月頃で、水草や落ち葉等に卵を産み付けます。餌は昆虫や小魚・オタマジャクシなどで、捕らえた獲物に針のような口吻を突き刺し体液を吸います。そのため、手で握ると口吻で刺され、痛い目に遭う(かもしれない)ので要注意!冬場は、成虫の姿で越冬するようです。類似種の『ミズムシ』は、体色がほぼ黒のみで、やや小振りでスリムな体をしています。英語では、背泳している様に見えるので”バックスイマー”(類似種ミズムシが”ボートマン”)と呼ばれているそうですね。
参考・引用文献
私見:
名前の割に、マツモで見た事が無いですね~
一番見掛ける水草からすると・・・個人的にはフサモムシ?
捕獲:
春から秋に掛けて、水草辺りを網でガサガサ。
飼育:
容器に水と一緒に水草等をいれます。砂利などを入れずにベアタンクにした方が、水の管理がし易いです。冬場は水温が低くならない様に心掛けて上げましょう(水温が低過ぎると冬眠します)。餌はメダカサイズの小魚を入れて上げましょう。蓋は必須アイテムでして、蓋を閉め忘れると逃げ出す事が有りますので注意してください。
動画:
小刻みに動く
画像:
顔のアップ。アブに近い顔をしていますね。
泳いでいる瞬間。この発達した遊泳脚を使い泳いでいます。
09.07.09追加画像。バックスイマーだけに普段はこんな姿。
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:
マツモムシ
分布:
滋賀県全域
体長:
10mm少々
棲息:
河川・水路の止水域、池沼・田圃・時には水溜り
特徴:
漢字で「松藻虫」と書く水生カメムシの仲間。舟底型の体に大きな1対の複眼を持ちます。背面は淡黄褐色で、黒色の斑紋が入るのが特徴。腹部末端から空気を取り入れ腹側に生えた毛の間に空気を蓄えるそうです。長く発達した後脚(遊泳脚)を使い活発的に泳ぎます。繁殖期は4~5月頃で、水草や落ち葉等に卵を産み付けます。餌は昆虫や小魚・オタマジャクシなどで、捕らえた獲物に針のような口吻を突き刺し体液を吸います。そのため、手で握ると口吻で刺され、痛い目に遭う(かもしれない)ので要注意!冬場は、成虫の姿で越冬するようです。類似種の『ミズムシ』は、体色がほぼ黒のみで、やや小振りでスリムな体をしています。英語では、背泳している様に見えるので”バックスイマー”(類似種ミズムシが”ボートマン”)と呼ばれているそうですね。
参考・引用文献
私見:
名前の割に、マツモで見た事が無いですね~
一番見掛ける水草からすると・・・個人的にはフサモムシ?
捕獲:
春から秋に掛けて、水草辺りを網でガサガサ。
飼育:
容器に水と一緒に水草等をいれます。砂利などを入れずにベアタンクにした方が、水の管理がし易いです。冬場は水温が低くならない様に心掛けて上げましょう(水温が低過ぎると冬眠します)。餌はメダカサイズの小魚を入れて上げましょう。蓋は必須アイテムでして、蓋を閉め忘れると逃げ出す事が有りますので注意してください。
動画:
小刻みに動く
画像:
顔のアップ。アブに近い顔をしていますね。
泳いでいる瞬間。この発達した遊泳脚を使い泳いでいます。
09.07.09追加画像。バックスイマーだけに普段はこんな姿。
よろしければこちらにもお越し下さい。
吸われた?(爆)
水棲昆虫はフィッシュイーターが多いですよね。
でも、灰色源五郎さんは赤棘くんにやられました。
タガメやゲンゴロウなど、他の水生昆虫も飼ってみたいと思っていました!
しかし、環境破壊の影響なのか近所では姿を見ることができません(>o<)
でも、マツモムシは見たことあるような・・・
カワゲラやトビケラなどは、わかりますが、細かく分類できるものを探しています。
本屋さんを3件くらい廻ったけどなかった?
これからの季節、各学校の総合学習で出向くことが多くなりそうです。
是非、お勧めの一冊を教えてください。
まだまだ勉強中なのです。
アカザは水生昆虫を主食にしていますから、小さなフィッシュイターでは餌食になりますね。しかし、メダカなどの水面を泳ぐ魚は、簡単にマツモムシの餌食になってしまいました。因みに、この時はマツモムシに刺されませんでしたが、アカザに爪の中を刺されて苦しみました・・・
私もまともに飼育したのは、タイコウチとミズカマキリにゲンゴロウくらいですね。野外で蓋無し飼育をしているので、勝手にいなくなることもあります。
ゲンゴロウやマツモムシ、ミズムシはガサする川よりも田圃などで見かける事がありますね。
済みません!私も見つけられていない一人です。
昆虫図鑑などに水生昆虫も掲載されていますが、専門書的なものは見ないですね。私も淡水貝の本を探していますが、こちらも中々見つかりません。
羽が出来上がる前は、そんな状態のようです。
私は、羽化したてと思われる白い羽のマツモムシを捕まえました。緑は、私がまだ見ぬ幼虫なのですかね?
私も初めて見たので、面白いものが取れたと博士に見せたところ、既に同じのを2匹捕まえていました。
羽が成虫よりも小さく不鮮明で、幼虫と判定していましたよ。
幼虫は、緑で羽が不明瞭なのですね。1つ勉強になりました、有難う御座います。