近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

県外魚その1「トミヨ属雄物型」 県外始めました

2008年04月03日 08時24分12秒 | 日本淡水魚(県外)等
 今日から始まりました県外の日本淡水魚カテゴリー、最初の1匹はイバラトミヨ。幼少の頃には、祖母宅前に流れる素掘り水路で、大量に生息していたものですがね・・・今では・・・
<データ>
名前:
トミヨ属雄物型
名前:
 東北地方では確認
体長:
 50~60mm程度
生息:
 湧水池や湧水の流れ込む川、夏でも水温15℃以下の所。
特徴:
 漢字で「富魚属雄物型」と書くトゲウオの仲間。体形は笹葉型でして、尾柄の辺りはかなり細くなっています。体側面の胸部や尾柄に大きな鱗(鱗板)がありますね。それと背面には、棘(きょくと読む)と呼ばれるトゲトゲがあります。体色は光沢のある緑褐色(黄褐色)辺りでして、そのベースに暗色の斑模様が入っています。同じ旧イバラトミヨでも「淡水型」「汽水型」・「雄物型」に分けられているようでして、画像の個体は採取地から「雄物型」かと思われます。繁殖期の雄個体は体色が黒くなり、水草などを用いてゴルフボールほどの巣を作って子育するそうです。秋田県の一部では、県の天然記念物に指定されているようです。
参考・引用文献
私見:昔は祖母宅の目の前で捕れました。今は圃場整備で居なくなった・・・
   私のとっては思い出の魚ですねー
採取:
 網でバイカモをガサガサ。
飼育:
 飼育経験なし。夏場のクーラーは必須でしょうね。
動画:

画像:
        
        
上が♂、下が♀でしょかね?
        
     生息環境。湧水が流れ込む川で、バイカモが豊富でした。
 

よろしければこちらにもお越し下さい。
近江工舎

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
イヴァラトミヨ (うみへび)
2008-04-03 12:06:23
我が家にもイバラトミヨを昨年招き入れましたが
泳ぎ回らず、水中に静止しているのが
とてもとても可愛いです。
ハリヨも同じようなものでしょうか。

飼育はクーラーさえあれば大分楽な様子。
水槽導入時に一時白点が出ましたが、
それさえ突破すれば非常に丈夫で、
未だに一匹も落ちていません。

単種飼育すれば、繁殖も望めるのかもしれませんが
うちの水槽はにぎやかなのでちょっと難しそうです。


捕獲方法の記載がたまらない。
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Unknown (ドンコ将軍)
2008-04-03 17:02:34
お~新シリーズですね!
コイツはキレイですね~。
子供の頃、ハリヨかトミヨかイトヨ(どれだか忘れちゃいました。)を飼っていましたが白点病によくなっていた記憶があります。
日本制覇、楽しみです!
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Unknown (らっきーぽこ)
2008-04-03 17:10:31
ついに県外シリーズですね。
イバラトミヨは大昔飼育しましたが、夏の暑さにやられてしまいました。当時はクーラーめちゃくちゃ高価なものでした。
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飼育 (ryu-oumi)
2008-04-03 18:18:25
>うみへびさん
 イバラトミヨの方が飼育し易いのかな?ハリヨも婚姻色が出る前は飼い易いのですが、出始めると60cm水槽では日々バトル・・・死者もでます。

 >捕獲方法の記載がたまらない
私の捕った環境が良かったので、この方法で簡単に捕れました。
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制覇は・・・ (ryu-oumi)
2008-04-03 18:20:42
>ドンコ将軍さん
 子供が小さく、更にもう1匹誕生なので・・・県外遠征は難しいです。そのため、全国制覇の事業はうみへび氏にお任せしています。時間があれば色々行きたいのにな・・・
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いまなら! (ryu-oumi)
2008-04-03 18:22:06
>らっきーぽこさん
 ZRminを手にした今なら、飼育も可能なのでは?
トゲウオの巣作り観察面白いですよ・・・と煽ってみる?
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新シリーズ (きつね)
2008-04-03 22:15:14
おお。新シリーズ。
今後も楽しみですね。
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いいなぁ (懐畔泥鰌)
2008-04-03 22:24:17
トゲウオ系の魚って格好いいんですよね。
あ。
あぁぁ。
わ、忘れてた!
今年、ハリヨ様に逢ってない(大涙)
まだいるかな…。
行ってみます。
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Unknown (うっかりかさご)
2008-04-03 22:32:46
トゲウオの仲間は憧れますね~。

その内北海道とかで捕りたいもんです。

GWは信州方面に行く予定ですが、トゲウオはいないですね・・・・
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理由は (ryu-oumi)
2008-04-04 07:55:30
>きつねさん
 新カテゴリー、その理由は・・・・
きつねさんに県外の魚を頂いたから!
このまま画像に収めるだけでは勿体無いので、1匹づつ紹介してみることにしました。そこで、眠っていたイバラトミヨも復活です。
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