近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

「ヒメコウホネ」 西日本型?

2008年04月02日 08時09分02秒 | 滋賀県の水草・苔等紹介
 閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する水草等の紹介、今日の1株はヒメコウホネ。昨年の夏に、湖西の小川の溜まりで睡蓮の様な葉を見つけました(画像を放置していた・・・)。葉が小さいのでヒメコウホネではないかと思います。(根拠なし)
<データ>
名前:
ヒメコウホネ
分布:
 滋賀県東部、滋賀県西部で確認
体長:
 葉長50~200mmほど、葉幅50~100mmほど 
生息:
 池沼・溜池・湿地・河川の浅瀬などの緩流域から止水域 
特徴:
 漢字で「姫川骨」と書く日本固有種。形状は浮葉性の多年草で、根茎は泥の中を横走します。①西日本型と②東海型に分けられているようです(今のところ同一植物とされていますが、分類は疑問視されているらしい)。葉の色は鮮やかな緑色で根茎は白色系です。夏頃には30~50mm程度の黄色い花を咲かせます。冬場には、種子または根茎で越冬しています。生息環境の減少に伴い著しく数を減らす希少な水草です。
参考・引用文献
私見:
 見た目の割に”骨”なんていう、インパクトのある漢字が当てられていますね~
採取:
 根から捕るのか?採取経験無し。
育成:
 育成経験無し。水槽よりも野外のビオトープ環境が向いているような?
動画:

画像:
         
         
          
       ヒメコウホネの水中葉及び黄色い花。
         
       ヒメコウホネの黄色い蕾です。 

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近江工舎

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8 コメント

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Unknown (ドンコ将軍)
2008-04-02 18:29:50
姫川骨と書くとなんとなく怪談話チックな感じですね。
コウホネの名の由来が気になります。
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これ (懐畔泥鰌)
2008-04-02 22:22:04
良く見かけます。
今度良く観察してみますね。

漢方に「川骨」「河骨」を「コウホネ」「センコツ」という読みで生薬があります。
止血剤だったかな?
他に打ち身とか…。(←うる覚え)
たぶん、この植物だったかと…。
違ってたら済みません。
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川の骨 (ryu-oumi)
2008-04-03 08:02:20
>ドンコ将軍さん
 根茎が骨のように見えるから、川の骨→川骨になったようです。でも実際に根っこを見たこと無いので、どれだけ骨に似ているのか不明。
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生薬 (ryu-oumi)
2008-04-03 08:04:46
>懐畔泥鰌さん
 確かに生薬にありますね!しかも、打撲に効くようです。知りませんでした、有難う御座いますね。
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にむふぁ (KOH)
2008-04-06 10:10:34
株ごと採取でもいいのですが、うちは実生にしました。
晩夏に種を採ってきて、プランターの泥に捨てておくと、翌春には苗ができます。
コウホネならおすすめのwebページがありますよ。
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/shiga/

コウホネとヒメコウホネの簡単な見分け方について、とても面白い記述があります。
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/shiga/Nuphar2/hime.htm
ようするに「やる気があるかないか」だそうです(笑)。
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情報 (ryu-oumi)
2008-04-07 07:53:25
>KOHさん
 何時も情報をありがとうございます。
確かにこれを見ていると、どいつもこいつもやる気がありませんね(あるのは1つ)・・・私の見つけた葉っぱも、「やる気なし」の部類になるのかな。
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にむふぁ・にふぁ (KOH)
2008-04-07 23:54:52
はい。まったくもってやる気なしです。
水上葉が水面から立ち上がり、やる気満々なのがコウホネ、やる気がないのがヒメコウホネです。
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やる気 (ryu-oumi)
2008-04-08 07:56:33
>>KOHさん
 >やる気がないのがヒメコウホネ
何か面白いような可愛そうな分類方法ですねー、このやる気分類は。
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