冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

やるでないで!「とくしまマラソン」 後半

2008年04月30日 23時32分05秒 | マラソン汗走記

         

 西条大橋からのラン風景です。ここから1km先が折り返し地点がある。
 変則の折り返しなので地図を付けました。
 折り返し地点はある意味では区切りなので,はやく折り返点に到達したいと
 思う気持ちがあるので,この1kmは長く感じられた。



 西条大橋からの吉野川の河原です。悠々と流れる吉野川に感動しました。



 南岸に渡り堤防の下を走ります。
 25km地点辺りで、ぼつぼつ歩きだすランナーも目立ちます。
 25kmまでは5km毎のキロ表示でしたが、25km以降から1km毎に
 距離表示の看板が登場したので、少しペースもつかめだしペースを上げる。


      

 石井町に入り,沿道にはずらりと藤の苗木が気分を和ませてくれます。
 指人形の応援お姉さんの説明によると,藤は石井町の町花だそうです。
 マラソン大会にはたくさん出場しているのですが,このような鉢植えの応援は
 初めてでした。藤の花を誇りに思う町民の意気込みが伝わりました。



 マラソンでは珍しいそば米汁の接待所です。
 お腹も減りだしたので一杯いただきましたが、あまり美味しくはなかった。
 26km地点でスポンジサービスがあったので、塩を噴出した顔や手を拭えて
 やっとすっきりする。
 それ以後スポンジを片手に、給水所で水を含ませ首筋など濡らしながら走る。
 暑さ対策のマラソンには、スポンジは必需品でした。



 吉野川に現存する8橋の潜水橋のひとつ、高瀬橋です。
 橋長522mとのこと。結構な長さですね。走って渡りたい気分です。
 四万十川ウルトラマラソンでは、潜水橋上を走れるので楽しいですが・・
 



 楽しみにしていた休憩ポイント「お遍路さんの接待所」です。
 この接待所でボランティアで活動されているお遍路さんは、「とくしまマラソン
 支援へ お接待チーム徳大開放実践センター受講生」の皆さんで徳島大学
 お遍路講座で、4年間をかけて歩き遍路を経験された方です。
 写真でも分かるように皆さん素敵な笑顔で、ランナーにお接待をされています。
 私もレモンと、ひとくちオニギリをいただきました。ありがとうございました。
 最下段の写真にあるように「結願完走」シールをゼッケンに貼ってくれました。
 


 30km手前の堤防の上で、踊り子の声援を受ける。
 「阿波おどりの国で 走る阿呆になろう!」

 のとくしまマラソンのキャッチフレーズのように、沿道のいたるところで阿波
 踊りの踊り、音楽の声援はランナーにとっても力をいただいた。 



 30km地点で蟹のキャップを被った「ひがたを大切に」のエコロジーな女性
 ランナーとであう。「抜いたらあかんでよ」Tシャツも微笑ましいです。
 30km 3時間20分。ここに来て少しずつタイムアップしだす。



 吉野川を鯉のぼりが、強い横風に煽られるように泳いでいる。



 35km地点、スタート前は故障していた膝、脹脛のことが心配だったが、
 順調に走れているので、なんとかゴールが見えてきだしたので一安心だ。
 見えだした橋は名田橋(PC橋)で800mある。


 ちいさな潜水橋を渡る。正面に眉山が近くに見え出した。

         

         40km地点 ゴールは近い、あと一息 



 ゴール地点の徳島市陸上競技場に帰って来ました。
 阿波踊り踊り子隊のお囃子と、華やかな踊りに迎えられる演出してもらい、
 嬉しいゴールをさせてもらった。またこの競技場のトラックは一般的によく
 あるオレンジのアンツーカーでなく、青色のアンツーカーなので何か心落ち
 着く感じでゴールできました。青色のアンツーカーは初めての体験でした。
 
        

       バンザイ三唱隊の皆さんに囲まれて、完走を祝って頂く。
       「とくしまマラソン支援へ お接待チーム徳大開放実践センター
        受講生」のボランティアの皆さんだそうです。

 

  やるでないで!うちわ(参加賞)    結願完走シールと参加賞Tシャツ

 ウルトラマラソンでは写真を撮りながら楽しくいつも走っているのですが、
 フルではこのようにいっぱい写真を撮りながらのランは初めての経験です。
 今回は故障明けで練習もできていなかったので、少し心配だったので兎に角
 キロ7分台のゆっくりランで走ろうと決めていたので、ほぼ予定通りでゴール
 することができました。このようなマラソンも楽しいものだと再認識しました。

 四国遍路の出発の地「徳島」ならではの「お接待」精神ボランティアの皆さん
 にも行き渡っていて、第一回のマラソン大会にしては素晴らしい大会でした。
 大塚製薬の御膝元だけあり各給水所ではアミノバリューが、ふんだんに振る
 舞われ、エネルギー切れを起こすことなく、体調の回復も早かった。


  とくしまマラソンの結果がランネットで配信されました。
         完走者 3052人中 1555位
         タイム: グロス 4:46:27
             ネット 4:45:31 
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2 コメント

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徳島マラソン (anikobe)
2008-05-01 18:18:13
昨日に引き続き、青空の下素晴らしい景色と、それに輪をかけたような徳島の皆さんの微笑ましいいろんな応援、心温まるお接待精神の浸透した、ランナーの方のお出迎えに、感激しながら拝見しました。

昨日も書きましたが、よくまぁ、42.195キロを走りながらの写真を撮られましたね。
凄い記録だと思います。

完走天晴れ!
記録撮影天晴れ!

竜馬さんならではの記事となりましたね。
返信する
anikobeさんへ (竜馬16)
2008-05-02 22:30:32
徳島はお四国1番札所があるので、四県のうちではお接待精神が一番かもしれませんね。
マラソンへの応援にも布施(無償の精神)の心が満ちあふれていました。

42.195キロの長丁場にお付き合いいただきありがとうございました。
返信する

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