冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

夏遍路高知編 2 (7月19日)

2006年07月29日 05時05分01秒 | 歩き遍路・3順目高知編
   

 土日は千日山渉会の7月例会で大峰奥駈道を歩いてきます。
 メーンは鎖場の多い大普賢岳です。和佐又ヒュッテで一泊します。
 8月の夏合宿で穂高縦走の予行演習です。
 幸い天気がいいので、楽しい山行ができそうです。

 ブログ更新ができませんが、よろしくお願いします。
 電波が届くようでしたらモブログで発信いたします。
 ではでは、行ってきます。
    

    夏遍路高知編 2 (7月19日)


         1ヶ所に集められた種間寺のお地蔵さんたち

 今日のお遍路は自宅からの出発なので、天気予報をみながらグズグズする。
 1日中大雨の予報。だが、まだ小雨ていど。

 自宅からは歩いて15分ほどで、種崎の渡し場に着く。
 先日桂浜から帰りに船着場により、渡船時刻を確認した。
 8時半の渡し船に乗る。待合室ではお遍路さんが1人居られた。

     

 埼玉のお遍路さんは区切り打ちで、今回は23番より歩かれてきた。
 前回は足を痛められ、リタイヤされたので再挑戦とのことでした。
 前回の教訓をいかして、1日25km前後ゆっくり歩かれている。
 雪蹊寺までご一緒する。まだ小振りの雨なので、菅笠のみで歩く。

        

 雪蹊寺ではまだ朝が早かったのか、線香立ては綺麗に盛灰をされていた。
 お参りを始めようとすると、団体バスが2台も入ってきて賑やかなこと。
 団体さんが終わるのを待っている間床机に座ってモグログをする。

 門前の高知屋さんは改築中でまだ営業されていなかった。
 外装は出来上がっているので、秋のシーズンには開業されるのでしょうね。 

 雪蹊寺を出るときに、通し打ちのお遍路さん、群馬さんと掛け連れになる。
 群馬さんは龍馬ファンで、高知では2日ほどゆっくりし龍馬史跡など見て
 回ったとのこと。女性には珍しい龍馬ファンの方と意気投合し種間寺へ。

       

 紫陽花通りを歩いて種間寺へ。さすがにこの時期紫陽花は見られなかった。
 種間寺でお参りをしている途中から激しい雨。小ぶりになるのを待つが本降。
 清瀧寺へはボンチヨ着用して出発。群馬さんは簡易ビニールカッパを愛用。
 レインウェアは嵩張るからと、荷物も5kgとしっかり歩き遍路をされていた。

       


 長い仁淀川大橋を渡る頃は、いよいよ天気予報どおり猛烈な雨に。
 大型トラックが遠慮なく、水しぶきをあげながら疾走していく。
 水しぶきをもろにかぶる。菅笠は風にあおられるので抑えながら、
 泣きたくなる気分ですが、どんどん前を見ながら進むのみ。

 悪戦苦闘しながらやっと高岡の町に入る。
 高知自動車道ができたので、8年前に歩いた時とすっかり様変わりし
 以前の記憶が・・・、群馬さんが濡れながらも地図を開いてナビを。

      

        
 迷いながらもやっと清滝寺に到着。それにしてもひどい雨降りだった。
 清滝寺でゆっくり時間をとり、雨をやり過ごす。
 群馬さんは当初宇佐の汐浜荘まで(12km先)歩きたかったようでしたが、
 時間的にも3時を過ぎ、雨で体力的にも疲れがでていたので、高岡市内の
 ビジネスイン土佐に泊まられることになった。

 私はホテル前のバス停でお別れして、4時5分のバスにてはりまや橋に戻る。
 雨の大変な1日だったが、考えようによっては、炎天下遍路の苦しさはなく
 まずまずのお遍路でした。



 その後群馬さんは27日に無事足摺岬に到達し、38番金剛福寺を打たれたが、
 26日頃より足が腫れだして辛い歩きが続いているとのことでした。
 あまりひどいようでしたら、札掛の宿で連泊をして治療するように勧める。
 
  
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