冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

三都街道を歩く ① (高山~高船)

2006年09月25日 22時12分44秒 | ウォームス里山歩き


   昼食場所の笠上神社の展望 (木津川が流れる京田辺市と山城の山々)

9月21日ウォーキング娘18回目の例会。「三都街道物語 」で 奈良から
京都、大阪を通って、再び奈良へ戻るコースで三都街道里山歩きをして来ました。

奈良・高山神社より高船峠から極楽街道へ。お彼岸の中日に相応しいお寺巡りも
組み込まれ、その名も有難い高船と天王にある二つの極楽寺でした。


     

   9時20分近鉄富雄駅に集合だったので、いつも走りなれた富雄駅まで
   走って行きました。自宅から富雄までは9km55分ですが、今日は
   荷物を背負ってのランで1時間強かかりました。

   スタート地点の高山八幡宮へ移動、20人ほどで貸切バス状態。
   現地集合の6人ほども含めて大人数のウォーキングになりました。
   境内の並木道は楓の大木が植えられ、紅葉の名所でもあります。



絶好の秋日和、生駒市高山の集落を抜けて、野仏の馬頭観音や、本願寺の
十三佛石仏などを拝顔する。馬頭観音の馬たちは磨耗して判別不明でした。
本願寺の十三佛は室町時代といいますから、450年前とは年代物ですね。


   

  高山の集落を通り抜け、いよいよ高船峠越えの野道にはいる。
  ところどころで、稲刈りも始まっていた。
  のんびり歩きにぴったりの、のどかな風景です。

  

  路傍の所々で出会う野仏たち、いいお顔ですね。
  石窟の上に立派な苔に守られている石仏。

    

  峠道の途中で出会った野仏です。可哀相に上半身が埋まっています。
  でもお花やお水など供えられて、村人にしかりお守りされています。 



  高船峠までのふかふか落ち葉道です。

    
     
     まんまるい大きな栗が、たわわに実っています。
     なかなか立派な栗の実です。
     思わず歌も口ずさむ♪里の秋♪です。

         

      標高300mほどの高船峠を下ると、ここ高船は京田辺市です。
      里道を抜けると高台に高船の集落があります。



 本日、1番目の高船の極楽寺です。中日なので堂宇では彼岸会をされていた。
 最近立て替えられたのか新しい本堂の仏さんにお参りをする。

       

      極楽寺は高台にあるので、見晴らしもあり、吹く風も心地よかった。

     

     境内の一番大きな石仏です。赤い花がとても似合っていますね。



 極楽寺より5分ほどの所に笠上神社があります。
 極楽寺よりまだ高台にあるので、巻頭の写真のように見晴らし抜群です。
 瘡(かさ)神社とも呼ばれ、疱瘡の神様で地元の信仰も篤いとのことです。

     

 神社の境内でお昼をいただきます。
 目の前の展望は、木津川が流れる京田辺市と山城の山々です。
 境内に大きな金木犀の木があり、満開で酔いしれるほどの匂いに包まれる。

 でも薮蚊の大群で、おちおち食事ができません。
 そうそうに食事を済ませ、集合写真を撮り出発です。

 明日は後編。
   もうひとつの極楽寺から三国境を越えて、高山城址をお届けします。


本日の練習

夕方よりサイクルロード走。涼しく走りやすくなりスピード走も組み込む。
5往復 7.5km

本日の練習 7.5km 9月累計 138.5km 
         6~9月累計 665.0km


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2 コメント

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落ち葉の道 (のり)
2006-09-25 22:39:07
いい道ですね。

本当、道路じゃなくて、道って感じです。

晩秋になったら、もっとふかふかですね
返信する
里山歩き (竜馬16)
2006-09-25 23:25:33
ウォーキング娘の歩きは、比較的マイナーの里山や石仏巡りなのです。

そのため思わない出会いがあって、なかなか楽しい歩きを味あわせてもらいます。
返信する

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