冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

「雨でも歩く町石道 3」宿坊編

2006年05月18日 22時51分20秒 | 高野への道


        三宝院の花シャガ 楽しみにしていたのですがまだ2分咲きでした。

          

         三宝院に6時到着。にこやかな笑顔のお坊さんの出迎えを受ける。
         2日間お世話になる担当の石井さんでした。
         私たちの泥まみれの靴をみて、汚れも厭わず直ぐに新聞紙を詰めて
         そして綺麗に靴を拭いてくださった。感謝感謝です。  合掌。

         遅く到着したのだが、食事前にお風呂に入れていただくことになり、
         食事は7時から月岡さんが泊まらる離れの特別室の隣の部屋に
         用意をしてくださった。とにかく冷えた体を温めるべく大浴場に。
         今晩のお客さんは私たちを含めて5人。お風呂は時間も遅かったので
         広い浴場は貸切状態。ゆっくり、たっぷりはいらさせてもらった。

  

本膳と二の膳写真を写した後、揚げ豆腐と味噌汁、デザートがでた。

一般のお客さんは普通宿坊の2階に泊まるのだが、離れの庭園のある
特別室は3部屋しかなく、今晩は月岡さんがゲストとして泊まられる。
食事はライトアップした素敵な庭園を見ながらの一緒にを頂きました。

食事を頂きながら、雨のなか歩いた町石道の話をする。月岡さんは

「雨の日にしか出会えない、幽玄な風景に出会えそれはそれでなかなか
得がたい経験をした。」

「最近ほとんど歩いていないので、少し心配だったが20kmの山道を
ゆっくりだが歩けてとても満足した。」

「明日のコンサートのトークで、歩いた町石道のことなど話していきたい」

といろいろなことを話してくれた。

明日スケジュールの確認をした後退室する。

早朝勤行にでたあと、奥の院にお参りをして11時まで音あわせに三宝院に戻る。
私はその後高野山一の石楠花の庭園「三昧院」に行き、コンサート開演30分前に
戻ってくる。 ことになった。


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