10年ほど前に33面の三角縁神獣鏡が、大量に発掘されて卑弥呼の里かと
話題になった黒塚古墳に行ってまいりました。
柳本町にある展示館へ今日も自転車トレを兼ねて、サイクリングロードを
走っているときに、出遭った小さな梅林には梅が満開でした。
やっとぽかぽか陽気になり、一気に春本番が感じれるほどでした。
黒塚古墳です。パンプレッとによると
古墳の大きさは全長約130m、後円部径約72m、後円部高さ約11m、
前方部高さ約6mの前方後円墳。3世紀後半から4世紀前半の古墳時代前期
前半頃の築造と考えられている。
大量の鉄製刀剣類や、U字形の鉄製品とともに、34枚の鏡(三角縁神獣鏡
33面、画文帯神獣鏡1面)が出土した。
これほどの大量の三角縁神獣鏡がでたと思えない、こじんまりした古墳です。
天理黒塚古墳展示館です。この中に石室のレプリカ(1階)、三角縁神獣鏡の
レプリカ、資料(2階)などが展示されています。
黒塚古墳の周囲は公園化されていて、古墳の頂上までは遊歩道階段で上れます。
古墳の頂上は広場になっていて、中央に石室があった場所に石組みがされていて
その上に石室の状態が描かれているのですが、残念ながら消えかかっていた。
この石組みの下、2mのところから、石室が発掘され大量の鏡が発見された。
広場からは竜王山や、三輪山が見渡せられました。
石室レプリカが1階のほとんどを使って展示されている。
この石室は吹き抜けになっていて、2階からも見学できるようになっている。
説明によると、石室は幅約 1.3~0.9m、高さ約1.7m、長さ約8.3m
で古墳の規模から比べて大きな石室と言える。
石室の大きさ、副葬品の内容と数から推測できる被埋葬者は、当時この辺りで
権力の中枢か、それに近い地位にいた人物人だと考えられる。
石室のまわりには、33面の三角縁神獣鏡の様子も再現されている。
二階の鏡展示室には三角縁神獣鏡(レプリカ)がずらり収められている。
そのひとつ24号鏡三角縁唐草文帯四神四獣鏡です。
画文帯神獣鏡1面
三角縁神獣鏡とは、縁の断面が三角形で、背中側に神仙思想に基づく神像と
霊獣の文様を持つ銅鏡のことである。
石室の前に手で触れる三角縁神獣鏡のレプリカが置かれている。
鏡はいずれもほぼ完形で、直径22~24.5cm。重さは約1kgほどで
手に持つとずっしりとした手ごたえを感じました。
三角縁神獣鏡の実物は現在ここにはなく、橿原考古学研究所のほうに保管され
ているそうです。
ドラマ「鹿男あおによし」の謎の“サンカク”と呼ばれる神宝“目”とは?
とはこの縁の断面がぎざぎざの三角形で、中央の突起物が目を表している
三角縁神獣鏡のことでした。先日の第8話のロケでは黒塚古墳展示館が重要な
舞台として、使われていました。
ドラマもテンポよく運んで、大詰めをむかえ面白くなってきました。
その展示館に行かれたのですね。
先週の「鹿男あをによし」で出ていたので、とても興味がありました。
春の陽気の中を、梅を見ながらいらした場所、いつか行ってみたいです。
足の方は、だいぶ良くなってきましたか。
今日は、寝過ごしてしまって、1日が短くなったようで、外の
を見ながら、家篭りしてしまいそうです。
午後のマラソンを楽しむことが出来そうです。
資料館もドラマで見られたように、回廊式になっていてゆっくり拝見できますが、レプリカばかりなので少し寂しいですね。
女子マラソン、サバイバルレースになり見ごたえがありましたね。
初マラソン組が1,2位になり、予想をくつがえしましたね。
若いランナーの登場で日本の女子の層の厚さを見ました。