お水取り

ここ２、３日ぐっと暖かくなり、コートを着ていると汗ばむほどだ。
古都奈良に春を呼ぶお水取りが始まっているので、仕事帰りに奈良にでる。
二月堂までは東大寺横の雰囲気のいい暗がりを、懐中電灯を照らしながら歩く。
お松明の行われる二月堂に６：４０頃行くと、 すでに正面ステージには
入り込む余地がなく、 右側の石段横・角地に何とか潜り込めた。
平日でもこの混みようなので、１２日本番は土曜日にあたるので、
大変混雑しそうである。



７時照明が消されていよいよ炎の祭典が始まる。
参籠する僧が宿所から二月堂へと上堂する際に足元照らす灯りなのですが、
これが欄干で振られると大きな火の粉が空中に飛び散り、流れる流星の如く
歓声とカメラのフラッシュで見事なものでした。
１本目の松明が燃え尽きるころ、２本目が登場、光と炎の祭典は１０本目で終了。
１２日本番のみ１１本の大松明が掲げられる。１４日でお水取り行事が終る。

関西ではお水取り、大相撲春場所、選抜高校野球と春の訪れは続いてくる。