冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

二月堂界隈でちょっと目にした・・・!

2007年12月18日 22時39分30秒 | 奈良のいろいろ


 春日若宮おん祭のお渡り式を見終わってから、春日大社にお参りをする。
 そのあと例によって、二月堂から大仏殿コースを散策しました。
 上の写真は11月30日の水谷茶屋の紅葉風景です。

 その後2週間ほど経った水谷茶屋です。



 あれだけ賑わっていた水谷茶屋付近にはまったく人影がない。
 茅葺の屋根や茶屋付近の道には紅葉の名残が見受けられる。
 この静寂な風景もいいもんです。



 手向山八幡宮の本殿です。祭殿に何か見られぬ物体が・・



 近づいて見ると、見事な鮭がお供えされていました。
 社務所でお話を聞くと、春日大社よりおん祭のお祝いにお供えされたようです。
 三宝に乗せられて奉納さている魚などは見たことがありますが、このように
 吊るされて奉納された姿を目にしたのは初めてです。



 三月堂の入口の芝生にのんびり休んでいる鹿です。
 でも・・・よく見ると何かへんです。雄鹿の首には、極彩色の首輪が
 今まで奈良公園でたくさんの鹿をみたのですが、このような体験は初めてです。
 何か機械の様な物を付けているので、きっと生態調査をしているのかな



 二月堂にお参りして、大仏殿に向かう。(二月堂のことは明日アップします)
 東大寺講堂跡に向かうと、いつもは広い広場に人影を見るのが少ないのですが
 今日は異様に多く、あちらこちらで固まり何かをしている様子。
 どうも映画かTVのロケのようです。スタッフを捕まえて尋ねると、来年1月
 から始まるTVドラマ「鹿男あをによし」だそうです。
 
 スッタフの傍に一匹の鹿が蹲っていたのだが、よく見るとフェイクの鹿でした。
 その鹿は本物のような動きをし、口をぱくぱく動かしているのをカメラがじっと
 追い続けて撮影しています。小説では「喋る鹿」として重要な役まわりです。

 画面の左のロケバスの所でも撮影がされていた。
 今売り出しの俳優の玉木宏が演技をしていた。写真を撮ろうとすると、
 スタッフから注意されましたので、残念ながらアップできません。

 奈良公園を舞台にした連ドラなので、是非見てみたいもんです。
 その前に原作を読みたいので、さっそく図書館でネット予約をする。

 今日もなかなか話題豊富な奈良散策でした。

 

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2 コメント

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秋と冬の風情 (anikobe)
2007-12-19 10:29:51
茶屋の2枚がとても良いですね。
冬のわびしい水谷茶屋も画像の趣があってとても良いものですね。
竜馬さんの後を追っての、テーマ別の東大寺周辺、ボツボツ長々とUP していきたいと思っています。
ドラマの撮影に付いての情報、よくお調べで、分かりました。
撮影現場の真ん中を堂々と歩いていったのは、後で思うと滑稽ですね。

今日は、会議で高田まで行きますので、早朝ウォーキングでした。
返信する
anikobeさんへ (竜馬16)
2007-12-19 20:10:13
師走のこの時期、春日山界隈ものんびり歩いていても結構色々な珍しい出来事に遭遇しましたね。
一足お先に駆け足でアップしました。
来年のこのドラマは奈良好きはまた色々な発見があるかも知れませんね。
楽しみに待ちましょう。
返信する

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